|
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日、Yシャツとネクタイを置いていったチューヤン。
どうやら本当に、仕事後わが家に来る気らしい。 チューヤンの方が先にわが家の最寄り駅に着いたので、夕飯の買い物を頼んだ。 なんか。 こういうの新鮮。 この日のメニューは。 やきそばとブロッコリーのスープ。 スピード優先で選択されたメニューです。 料理って、本当にその人の性格が表れると思う。 私は本当に男の料理で、多少切り方がそろってなかろうが、味が大雑把になろうが、早くできてそこそこおいしければいい、っていうのが基本で。 反して、チューヤンはとても丁寧に、見た目や火の通り具合をしっかりチェックする。 この間わが家で料理をしていたときも「計量スプーン買おうかな」なんて言ってたし。 そんなの使ったことないんだけど!! スープを作ってて、ブロッコリーを全部切って鍋に入れた(このときチューヤンは助手)。 チ「え?全部入れるの?多くない?」 私「多くない。あまったら明日食べるし。基本的に食材は使い切るの」 ちょこっと残しておいても、たいてい使わないままになってしまうことも多いし。 ラップして保存するのが面倒くさい。 そんな私のおおざっばさに、チューヤンはどう思うのかな?と思っていると。 チ「そうだよね。けっこう使い切ってるよね。フイと結婚する人は大変だ」 ボソッと言われて。 「まただ!」と思った。 私、これまで過去「お前とだけは結婚したくない」と、「結婚したくないナンバー1」の座に輝いたことが2回ある。 ついに3回目を獲得した!? 私「きたよ!三人目だよ!いままでも『お前とは絶対結婚したくない』って二人くらいに言われたことあるんだよね」 チ「別に結婚したくないなんて言ってねーだろ!勝手に翻訳すんなよ」 私「いいのいいの。よくわかってるから」 チ「なんだよー、根に持つなよ。ただエンゲル係数が高いって言いたかっただけじゃないか・・・」 エンゲル係数が高いかー。 確かにそれも否めない。 焼きそばを作ったとき。 豚肉を半分残して調理した。 私「豚肉は半分残ったよ」 ちょっとは節約できるところを見せようと思ったんだけど。 チ「え!?それは使い切るだろうって、わざわざ一番少ないの選んで買ったのに」 私「え、そうなん?半分しか入れてないよ」 チ「なにー!?」 お肉少な目の焼きそばになってしまった。 私「ダメだ。とことん噛み合わないね、うちら」 チ「ほんとだな」 コミュニケーション力不足、っていうか、相手の真意を読み間違えると言うか。 こんなんで私、転職活動の面接通るのか!?(←別の心配) と、さすがに子供ではないので、こんなことではケンカしません。 ご飯食べ終わって。 私はコンビニに用があったので、出かけて。 そのついでにほくそえみ(=大学時代の友人)に用があったので、携帯に電話をかける。 しばらく用件を話して。 ほ「ねえねえ、チューヤンいるの?」 私「(なんでわかったのかちょっと疑問だった)いま私コンビニに買い物に来てるんだけど、家にはいるよ」 ほ「えー、私チューヤンと話したい」 ということで、そのまましゃべり続け、家についてからチューヤンに携帯を渡した。 私「私の大学時代の友達でほくそえみっていうんだけど、チューヤンと話したいって」 チ「え!?」 と驚いているチューヤンに、携帯電話を押し付けた。 チ「はじめまして」 とかなんとか、普通に話すチューヤン。 私は携帯の音量、最大限にして話しているから、かなり音が漏れ聞こえる。 ほ「(フイとはどうですか)」 チ「うーん、まあまあですね」 昨日、おととい、別れるデッドラインまでケンカしたので「まあまあ」なのでしょうか。 ほ「(フイは本当にいい子ですから。絶対いい子ですから)」 と、電話の向こうでほくそえみがチューヤンに私を売り込んでくれているのがわかった。 ・・・・ほそえみ・・・・(涙) お前って言う奴は、本当に・・・・。 チューヤンも「はぁ」とかなんとか言っている。 後は聞くともなしに、チューハイを飲みながらテレビを見ていたのであんまり聞いてかったけど。 私、忘れてた。 ほくそえみが天然だっていうこと。 次に漏れ聞こえた声にビックリした。 ほ「(チューヤン!別にフイにちょっとくらいだったら手を出していいんだからね!)」 チ「はぁ・・・」 一体何を話してんの!? ほ「(ほんとに!ちょっとくらいだったら絶対手を出していいんだから!がんばってね、チューヤン!)」 チ「はぁ・・・・」 ・・・・・・ほくそえみ・・・・(涙) お前って言う奴は、本当に・・・・。 「今度みんなでお茶でも飲みましょう」と言って、電話を切った。 一体何を言い出してくれるんだ、ほくそえみ!! チ「『フイにちょっとくらいなら手を出してもいいよ』って言われちゃったよ」 私「すでにめっちゃ出されてるんですけど」 チ「めっちゃ出してますね・・・ってか、お前またしゃべっただろ~」 きゃーー! またもピンチ! 私「しゃべってないよ」 チ「うー、もうやめてくれよ~。『キスするときにキスしていい?って聞いちゃだめだよ』って言われるし、俺」 だいぶトラウマらしい。 私「言ってないって。それはマショーたんにしか言ってないよ(←ウソ)」 チ「絶対しゃべってるよ」 しゃべってるんじゃないよ! 書いているんだよ! とも、言えないか。 私「ほくそえみには数ヶ月前に会ったきりだから、ほくそえみの中でチューヤン情報が更新されてなかったんだよ。だから何かほくそえみは勘違いをしているんだよ」 うー、ピンチピンチ。 でもピンチをチャンスに変えるのが、人生の鉄則って言うじゃない。 私「そもそも、友達がそういう風に私のことを言うってことは、私がそれだけ清純派ってことなんだよ」 チ「えええ~!?」 私「思わず『ちょっとなら手を出していいんだよ?』ってアドバイスしたくなるくらい、手を出し難い存在なんだって。マショーたんも言ってたでしょ?『フイに変なことしちゃだめ』って」 チ「うーーーーーーん」 私「つまり、それだけ私が清純派だってこと。いちゃいちゃなんかしてないもーーん」 チ「うーーーーーーん」 うまーく、丸め込めたかな? 無理か(笑)。 「納得させた」と思っても、後でいきなり爆発するし、この人は。 撤去し忘れた地雷みたいで、難しいわー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|