♪祝 音楽生活60年♪
純子さんから江草啓介さんのピアノコンサートへの招待チケットが届きました。聞けば、大庭照子さんの発案、出資による江草さんの音楽生活60年を祝う招待コンサートだとか。会場の古賀政男音楽博物館にあるけやきホールはいつも千代田線から小田急線に乗り換えでホームにしか降りたことのない代々木上原にありました。出演奏者は去年4月のかぶりつきライブの時のトリオ構成でした。純子さんのライブでは、ほとんどお話などなさらない江草さんが自ら司会もこなし、一緒に演奏する、和田弘志さん(ベース)、近藤和紀さん(ドラム)を紹介し、曲目紹介やエピソードなど楽しいトークも入れつつ、素敵な曲が次々演奏され、思いがけない驚きと喜びも沢山あるコンサートでした。江草さんは作曲もなさってカラオケにも10曲くらい入っているそうですが、先月27日の深夜ラジオ番組に出演した時、流した曲「残照」は、視聴者から沢山の問い合わせが寄せられたほどだったとか。私も3年前の恵比寿でのライブで「残照」を初めて聞いた時のことを思いだしました。三人の演奏者のそれぞれのソロ曲もあって盛り上がりましたが、前から華麗なバチさばきに魅せられていた近藤さんがドラムをたたきながらスワンダフル(Rod StewartのS' Wonderful you tube動画)を歌われたのには、びっくりするやら、嬉しいやら。(テレビでお見かけしていた近藤珠美さんが奥様であることも、この日初めて知って、びっくり)江草さんの味わいある癒し系トークにも驚きました。まるで何度も練習して暗唱したかのように無駄な言葉がないのに自然で聞きやすく、笑いのある楽しい内容でお人柄が表れた穏やかな語り口に引き込まれました。江草さんはご子息もピアニスト、お孫さんは歌手だそうで、音楽的な素質と言うのは環境と遺伝が大きく作用するんでしょうね。もうひとつの驚きと喜びはコンサートの発案&スポンサーである大庭照子さんです。はじめと終わりに登場、はじめてお姿拝見、お話も伺いましたが、溌溂としてエネルギッシュな明るい雰囲気で78歳と聞き、びっくりでした。元気を戴けるお話も伺え、エンディングで江草さん作曲の「母なる川よ さがみ川 」を歌われましたが、貫禄ある素晴らしい歌唱力にさすがと感心させられました。(こちらにアップされています。)そして最後にもうひとつ驚きと喜びが。なんとコンサート終了のあいさつのあと森山良子さんがいらしていることがわかり、帰りかけた客席の人々も戻ってきて「歌って~」の声が上がり、それに答えて、何の打ち合わせもなしに江草さんの伴奏で一曲歌って下さいました。(二枚とも純子さんから送ってもらった画像です。)実は私、休憩時になにげなく後方を見まわした時、「森山良子さんに似ている人がいるな」って思ったのですが、やっぱり森山さんだったわけです。(エンディングと森山さんの飛び入り場面がこちらにもうアップされていました)先月27日深夜のラジオ番組に出演なさった江草さんのトーク内容がこちらに紹介されていました。純子さん驚きと喜びがいっぱいの素敵なコンサート、ありがとにゃ~ん。