▼大腸内視鏡検査体験談▼
それほど忙しいわけでも(ひまひま印ですからね)、UPできない状態でもなかったのに、気が付けば1ケ月もほったらかしでした。はっきり言うと、ネタが自分の病院通いしかなかったからなんですけどね。にゃははもう、今はそれも心配のいらない状態になったので、同じような体験をした方もいらっしゃるでしょうし、体験談は誰かの役にたつまでいかなくても、ちょっとした慰めとか元気づけにはなるかもしれないし、なによりここに書いておかないと、自分が忘れやすいお年頃なので、そろそろ記録しておこうかと・・・。にゃはまずは大腸内視鏡検査の体験談を。3月ブログ口からor鼻からで書いたように、去年1年肺がんのために癌研オンリーになっていたけど、もともとは別のことで警察病院に通っていたので、大好きな鳥山先生の診察も再開しようと警察病院に再来し、早速胃カメラをはじめとして、あっちこっち検査をしていただいたのですが、生まれて初めて大腸内視鏡検査を受けたのが3月22日でした。経験した方はよくご存知でしょうけど、検査をするためには腸内をスッカラカンにしなければならないわけで、そのための下剤と腸内洗浄剤の大量(2リットル)摂取が一番シンドイと言う人が多いですよね。病院に行って2リットル飲むところから開始する方法と自宅ですべてすませて、すぐに検査を受けられる状態になってから病院に行く方法があるようで、トイレにひんぱんに通うことになるから、後者の方がお勧めだと先生に聞いて、私もその方を選択しました。病院からもらった指示書通り、検査2日前から煮込みうどんとか御粥をたべて、前日の夜8時から絶食、下剤を飲み、検査当日朝から指定の2リットルを2時間ほどで飲み切り、家でもう何もでないという状態になってから病院に行ったのですが、私はその工程はそれほど大変とは感じませんでした。むしろ、「たまにはこうして、いっぺん腸内をきれいにするべきかもね。」なんて、やっていることを楽しんでいたようにゃ。まっ、たしかにあの2リットルの液体は決して美味しくはないのですが、かと言って、ものすごく飲みにくいというほどのものではないような気がします。さて、いよいよ病院では専用下着&検査着に着替え、ベッドに横たわります。(勿論横向きにゃ。)専用の不織布製下着は勿論、バックオープンな作りになっているわけで、この態勢が恥ずかしいからと何年か検査を逃げ回っていた私なのですが・・・。今回は覚悟を決めてはいましたが、それでも先生が女性だったらいいな、なんてことをちらっとまだ思っていたので、男性医師の登場でいよいよ観念しました。なんちゃって、そんなこと言ってる場合じゃありませんにゃ。にゃはは胃カメラみたいに辛くはありませんが、空気も送りこまれるためか、膨満感のような苦しさはあります。ガスは我慢しないで出すようにと先生はフランクに言って下さいますが、だからといって、そう簡単にはね。にゃはそんなこんなで、検査が進んでいくのですが、自分の腸内を映し出す画像をしっかり見ることができ、見ながら説明を受けました。ほとんどがピンク色で「あら、私の腸内って結構きれいじゃない。」なんて思ったとたん、癌がクローズアップ、出血している様子がはっきりわかりました。「検査してよかったですね。私が手術します。」というわけで即、手術が決まりました。警察病院は内視鏡検査の担当医が内科の日と外科の日があるそうで、私の時はたまたま外科の先生だったようで、カメラを操作してみつけて下さった先生が手術担当となり、より話が早かったとあとから聞きました。手術のための検査をこの後5つくらい立て続けに受け、この日帰宅したのはもう6時を過ぎていました。空腹は通り過ぎ、さすがに疲れましたが、「早期発見の部類ですから、切ってしまえば大丈夫ですよ。」と言われたので、去年の肺がんと同じで私ってなんてラッキーなんだろう!と、思いつつ入院の準備に入ったのがちょうど1ケ月前のことでした。中野通りの桜並木やプリンセス雅と出会ったのも、病院通いの産物だったわけです。大腸内視鏡検査、恥ずかしいとか2リットル飲むのシンドイとか言ってないで、是非受けましょう。やってみれば、それほどのことはなく、もしも何か変なものが見つかったら切ればいいんですから。 つづく