テーマ:ミステリはお好き?(1496)
カテゴリ:本棚
登場人物が、舞台である「レイクサイド・ハウス」に集まってくる場面と
事件が終わって、次々に去っていく場面は、 アガサ・クリスティのミステリ映画を見ているような気がする描写でした。 加えて作者の石持さんは、その後の人物達の動向まで、 ていねいに描いています。 事件はアイルランドの複雑な政治事情が背景にあるので 開かれているのだけれど、閉ざされている状況を生みだしています。 アイルランドの不幸な歴史が少し解説されていたので その複雑さが少しわかりました。 読み終えてみると、背景はいろいろあるにしろ、 動機はありふれた(といってはなんですが)ところにあるのだなあと思いました。 ハッピーエンド?なのかなあ。 興味を持たれた方は ↓こちらにもクリックをよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.13 14:49:56
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