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カテゴリ:勉強
危険物甲種取扱者試験の難易度を紹介します。
・問題の難易度 問題自体の難しさとして、問題が難しいということはあまり感じないと思います。 特に、乙種を取得した後に甲種にステップアップする場合が多いかと思いますが、その際、乙種と甲種の問題自体の難易度の差はほとんどないと思います。 物理・化学が少し難易度が高くなりますが、高校の基礎範囲内なので、それほど大きな問題ではないかと思います。 ・合格に必要な勉強時間 必要な勉強時間の多さとしては、受験資格があり、甲種から挑戦する場合は、そもそも「物理・化学」を習得済なので、「法令」に50時間、「物理・化学」に10時間、「性質」に60時間、計120時間程度必要になります。 ほとんどの人は乙種からのステップアップだと思いますが、その場合でも、「法令」に40時間、「物理・化学」に20時間、「性質」に20時間、計80時間程度になりす。 乙種を4種類以上取得しているので、その分だけ「性質」の勉強時間は少なくて済むという前提ですが、他の乙種を取得後に時間が空いてしまった場合では、やはり60時間程度見ておいた方が無難ですので、その場合だと120時間程度は必要になります。 ・試験の難易度 合格率は30%程度で、絶対評価の試験でマークシートのみです。 試験時間は2時間30分ですが、試験時間は余ると思います。 よって、特に時間を図っての勉強も不要です。 ・暗記量について 覚えることは多いです。 マークシートなので、それほど高い精度で覚えなくても大丈夫ですが、全ての危険物の性質を覚えるのが大変てます。 法令も15問出題され、幅広く出題されるから、それなりの暗記量があります。 ・受験資格 各都道府県で年に4~6回程度行われていて、仕事の合間でも受けやすいです。 ただ、受験資格が必要で、理工系の大学で所定の単位を取得している人は問題ありませんが、それ以外だと、乙種を1or6、2or4、3、5の4種類取得する必要があります。 ・理系知識のバックグラウンドの必要性 「性質」も多少は関係しますが、覚えればいいのでそれほど問題にならないのですが、「物理・化学」は高校・大学で勉強していないと一気に難しくなります。 そもそも、甲種の受験者は、過去に学校で学んだ人か乙種をクリアした人しか受験できないので、大丈夫だと思います。 ただ、完全に文系の人で、乙種から甲種に進んだ人は、「物理・化学」で苦戦する人が多いと思います。 その為、「物理・化学」に自信がない人は、十分に勉強時間を確保する必要がありそうです。 ・市販テキストの充実度 市販の書籍は、乙種と比べると少ないですが、それなりにそろっています。 「過去問をまとめた問題集1冊」を繰り返し解くのがベストだと思います。 私は次の問題集を3回解いて合格できました。 甲種危険物取扱者試験 令和5年版 [ 公論出版 ] 化学知識のバックグラウンドがある人は上記のみで十分ですが、バックグラウンドがない人は、下記のテキストも用意することをおすすめします。 わかりやすい!甲種危険物取扱者試験 [ 工藤 政孝 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年10月26日 21時01分55秒
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