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ひねもす日記

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2008.08.09
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カテゴリ:ひねもす過去
さてもさても。

今朝、Bの情けなーい声で目が覚める。 理由はおねしょ。

今日は相方の布団で寝ていたので、掛け敷き布団が被害に。
濡れたシャツパンツを脱がして、シャワーで流して、着替えさせたあと
シーツをはがして、布団を持ってきて被害部分を水で圧し洗い。

本当は、業者に出すか、打ち直しをしたいとこだなあ。
でも、そんなに良い布団じゃないから買いなおした方が安かったりするんだよね。
と、思いつつ、まあ子たちがおねしょする間は誤摩化して、もう少し
大きくなったら買い直しかなあとか考えながら、姑の昔話を思い出した。



うちにきて、少し長い時間を過ごすとあれこれ昔話をしだす。
その時は何がきっかけだったか、「布団の打ち直し」の話になった。

姑の実家は几帳面、潔癖なお家で、布団の打ち直しも自分の家でやっていたとか。
年に1~2度だったらしいけど、こどもが5人と夫婦の家庭だし、少なくとも
7組の布団をするのだからそれは大変な作業になる。

他のきょうだいたちは嫌がるのだけど、自分は手伝うのが好きで、今でも
布団の打ち直しをよく覚えているという。
綿だらけになって、母親に褒められて、出来上がった布団は本当に気持ちがよくて。

その他にも、軍人であった姑の父親は一緒にお風呂に入ると足の指のあいだまで
洗ってくれるような人で、出張に出るとそれぞれに服をお土産に買って
きてくれるような人だったとか。
それも、いつ計ったのか皆ちゃんと体によく合った服であったとか。

もう亡くなってしまったけど、姑の弟の話もよく聞いた。
デザインを生業にして、自分で事務所を持ち、歯が丈夫で、身長が高いので
鴨居に頭をよくぶつけたのだとか。



良い思い出が多いのだなあ、と思うけども。
そこに見え隠れする義実家や舅との比較は悲しい。
同居で、古い時代の人だし、あからさまに口に出したこともなく、我慢してきた。
でも、そうして我慢しながらずっと心中で、実家を至上にしてきたんだろうなと思うと
切ないことだ。

大姑が亡くなって、親族とのつき合いも薄れ、舅がボケて、ようやく何年か前の
正月から
「うちの実家では正月飾りはこうしてたの」と言って、飾りを変えた。

それで満足出来るならいいと思う。



けども、しあわせだった記憶を、なぞる事でしかしあわせが得られないのは
わたしには不幸に見える。

昔に布団を打ち直した時間は、確かに大切で良い思い出だと思うけど、今同じように
打ち直してもしあわせな時間は戻って来ないんだよねえ。
姑が追い求めているものって、そういうことなんだろうな。

老いるってそういうことなのかなあ。



どっとはらい。





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最終更新日  2008.08.09 11:48:11



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