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ひねもす日記

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2009.01.05
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カテゴリ:ひねもす・毒
【続きから】


姑はダンマリをきめこんでいる。
その無言の中に、姑の希望「いっしょに我慢してくれる人がほしい」という気持ちを
小姑1も感じたのか、こんな事を言い出した。


「お母さんはいつもそうやねん。
 なんにも決めへん。 そうして逃げる。

 お母さんは私を守ってくれへんかった。
 ◯子(小姑2)も、お父さんも私にストレスぶつけるし、仕事から
 帰ってきたら皆がわたしにぶつかってくる。
 それで私が泣いても、お母さんは我慢しいって私にばっかり言う。
 ◯子(小姑2)も私も同じ子どもやのに。
 私、この家に帰ってくるだけでほんま言うたら気分悪くなる。
 PTSDみたいなもんやわ。

 体もあの頃、ガタガタでもう限界やった。
 あのまま家に居たら私が入院してたかもしれへん。
 ううん、たぶん入院してた。
 今、私が戻ってきたらお母さんはええかもしれへんけど、私は
 無理や。
 お父さんを外に預けたくない、◯子を家に受け入れる、それで
 また私がお母さんの愚痴を聞いてって。
 そんなん無理や。」



薄々は想定していたことだけども、彼女がこんな風に自分の気持ちを話すのを
初めて聞いたのでわたしはビックリした。

そして、同情した。

わたしの弟は障害というほどではなかったけども、問題行動も多かった。
うちの母はそれでも男の子を大事にする風習の中で育った人で、弟を
優先にして、そんな弟だから庇うようにとわたしや妹に我慢をさせることが
多かったから、同じではないけども、小姑1の気持ちが近く感じた。




きょうだいだから、障害を持った妹のことを理解してあげて。

そういう親の気持ちも、自分は親になったので痛いほど解る。
きょうだいで仲良くしてほしい、助け合ってほしいと思う。

けど、それは親のエゴじゃないか、とわたしはずっと思ってきた。

気に入らないからといって攻撃してくるきょうだいに、ひたすら我慢しろと
言われる理不尽さ。
きょうだいだからね、という言葉は不条理でしかなくて、自分だって
普通なら仲良くできるのに、そうでないのは自分のせいではないのに。
きょうだいが最初っから憎かったわけじゃないけども、憎まずにいられない。


いろんな家があって、いろんな家族の形があるのでわたしの想いが正しいわけ
じゃないのは重々わかっているつもり。
それでも、小姑1の言いたい事はそういう事だったと思う。

小姑1が望んでいたのは、守ってくれるお母さんであって、一緒に我慢する
お母さんじゃない。

一緒に暮らしていた頃は、それでもお母さんだけが、自分と愚痴が言い合えたから
それが当たり前だと思っていた。

実際、親子というよりも一緒に我慢する、自分たちだけが理解しあえる仲間みたいな
人たちだった。
けど、確実に小姑1は体に変調をきたしていたし、それを姑は見ても気づかないのか
あえて目を向けなかったのか。


姑はこれだけ言われても、ずっと黙ったままだった。

理解できているのかどうか解らない。

小姑1は、絶対に義実家に戻るのは嫌だと言う。

舅の事ももちろんだけど、姑への不信感が根っこにある。
「絶対また◯子(小姑2)は帰ってくるわ。
 それでお母さんはまたしょうがないって言うて、◯子を家に入れるねん。
 愚痴は言うけど、どうにかしようとはしてくれへん。
 私がまた攻撃されてもお母さんは何にもしてくれへんやろ。
 もうそんなん考えただけで、震えがくるわ!」




姑は小姑1の我慢を当然だと思っていたんだろうか。
自分が我慢しすぎて、人もそれくらい当たり前だと思っていたんだろうか。

姑もつらかったんだと思う。
逃場を上手く作ることができなくて、小姑1と肩を寄せあうことで自分も
支えられてるし、こどももそれで充分だと思っていたんじゃないだろうか。

でも本当は、自分だけの逃場を作っておくべきだったとわたしは思う。
自分の友人や時間。 それはわがままなんかじゃない。
そうして小姑1も逃がして上げるべきだった。
娘も息子も可愛いのなら、手元におく事に執着してはいけなかったと思う。



そんな風に思うわたしは、まだ自分の子ども時代にとらわれすぎているのかも
しれないけど。
守ってほしい人に、守ってもらえなかった想いは何かに、誰かに変えられない。

だから、我慢していい事と、我慢してはいけない事ってあると思うんだけどな。


【続きます】





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最終更新日  2009.01.05 10:47:26
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