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テーマ:DVD映画鑑賞(14213)
カテゴリ:映画・読書☆趣味の話
ブラックホーク・ダウン コレクターズ・ボックス(DVD) ◆20%OFF! 大好きです 何がって、全体的に。 コレクターズボックスのDVDも買ってるしもう10回は見たかな。 リドリー・スコット監督の作品は好きだ。 『グラディエーター』が今までぴか一だったが、 最近は『ブラックホークダウン』になった。 内容は限りなく暗いし、起伏がないドラマだけど、いい。 戦争映画はあんまり好きではないんだけど、男らしい考えの兵士が いっぱい出てきてほっほー、と関心する。 きっと私にはできない事をできない考え方で生きている人間の断片が 見えた気がして面白いんだろうね。 共感できなのが逆に面白い。 登場人物と自分に全く接点がないのが面白い。 ソマリア? アフリカの東の先っぽみたいな国だっけ? という記憶しかなかったし、紛争があったのは知っていても まだフツ族とツチ族のルワンダとかコンゴあたりはCNNのニュースで 大学生の時に良くみていたけど、ソマリアは知らなかった。 93年っていえば・・・高校生だったなあ(年齢ばればれね) 90年前後って高校生ながらとても国際ニュースから目が離せなかった。 ベルリンの壁崩壊から始まってソビエト解体。 そしてクウェート侵攻まで実に世界が変わった。 多感な時期に高校生をしていたもんだ。 90年前後って本当に世界が変わった時期だったよなー。 そういや最近エリツィンさんも死んだって言ってたっけ。 私からしたらエリツィンって、時代の立役者のように映ってたけどね。 クリントンと並んで好きだったなあ(好きっていうか・・・なんていったら いいんだろう?今の福田首相みたいな人にはなくって、その時代の世界を 変える時期にたまたまでもいいから権力をもった人への畏敬の念かな??) 話は映画に戻って、 中に出てくる架空の人物のデルタ隊員の「フート」役がいい! エリック・バナ最高~ 最初から最後までかっこよかった (結局は男か・・・) 役の彼は決して崩れない。 どんなに戦況が地獄のようでも逃げないし、多くも求めないし、 やるべきことを確実に文句を言わずにやっているだけの人。 それが格好いい。 男らしいじゃないか。 デルタって、イギリスのSASみたいなエリートだそうで、 レンジャー部隊もエリートなんだろうけど更にその先鋭なんで デルタ隊員のフートはちょっと変わっていて面白い。 同じように揺ぎ無い感じのマクナイト中佐も好き。 トム・サイズモアがいい感じで演じていた。 弾丸が飛び交う中平気で的確な指示を出すし、最前線の現場主義なのが 非エリートっぽくて少しだけ共感できる。 大前提のルールの下、できる限りのぎりぎりで反抗している様子が良かった。 しかもこちらも逃げない。 覚悟を決めた男の姿って見ていてもすかっとするのかも。 自分が揺れまくりの逃げまくりだからかな。 保身とか出世とか現場(戦場)では一切ないのが潔くていい。 実際はものすごいルールだらけだったり、意味分からないコードだらけ なんだろうけど、それを受け入れている人たちは潔い。 究極の縦社会の軍隊は少しだけサラリーマン社会に通じるものがあるね。 兵士たちは 「なんで自分が?」 とか思わないのだろうか? 私はそれが知りたい。 自分は毎日「なんで自分が?」と職場で思うからかな。 しかもアフリカの しかもソマリアで。 人道主義でジェノサイドから民衆を守る為に自分の命を犠牲にできる のか? 迷いはあるんだろうなあ。 でも訓練で感じなくなるんだろうなあ、と特典映像の方をみて思った。 誇りを持って仕事ができる人たちって幸せだよね。 私も誇りを持って仕事ができるようになりたい。 覚悟っていつ決めれるようになるんでしょうか? 最後の方のシーンでフートが主役に言う台詞もいい。 「今日は月曜日だ。新しい週のはじまりだ」(みたいな) かっちょええ~ そういってまた修羅場に戻っていく姿は本当 「あなたについていきます」 と思ってしまった(すみません、単純なんで)。 2時間半くらいの長さがあるけど中だるみとかはしなかった。 お約束のハンス・ジマーの音楽もいいし、 淡々とした映像運びも好き。 今好きな映画の三本には入ると思います。 しっかし、男の人ってほんと仲間意識を持たせたらぴか一やね。 スポーツの大概がそうだと思うし。 小さい頃からそうやってゲームとかスポーツとかケンカの中で社会の ルールを学んでいってるもんね。 ままごと遊びや人形遊びをしていては身につかない感覚ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月04日 23時01分44秒
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