カテゴリ:ヒラカワの日常
本日、ラジオデイズにて
大瀧詠一×東京ファイティングキッズの『ご機嫌鼎談』発売です。 出演者大爆笑ですが、果たしてこれは・・・ (本日掲載の朝日新聞夕刊『風雅月記』にも、写真入りでこのときの ことをを書きました。) 28日仕事納め。 お昼から納会である。メンバー全員が集まって、ビール、ワイン、大福。 昨夜は、楽しみにしていた真打昇進が決まっている春風亭栄助さんの落語会。 いつ聞いてもいい味である。 出し物は、『誘拐家族』と『素人義太夫』(『寝床』の前半ね)。 古典をやるとは思わなかった。 相変わらず、とぼけたいい味の芸である。 この日のゲストが、凄い。 楠美津香。 おんなひとりコントの女王。 ここのところは、ずっとひとりシェイクスピアで観客の度肝を抜く。 いやぁ、俺も抜かれた。 颯爽としてカッコいい姐さんである。類例なきべらぼうな芸風である。 いっぺんで大ファンになってしまった。 今年アゲイン店主から教わったふたりの衝撃的人物が、 上野茂都と楠美津香であった。 楠美津香さんは、なんどか雑誌などで、お顔は拝見していたのであるが、 実際にお会いすると雰囲気のある美人であった。 舞台を見るのは始めてということで、期待が膨らんだ。 『マクベス』『ハムレット』『ヘンリー八世』などなどを一人で一気にまくし立て 動き回り、解説を入れ、笑わせる。 この日の衣装は、黒い作務衣と鉢巻。鉢巻に振りかかる前髪をなびかせて 獅子吼するロミオ。 アッパラパーのジュリエット。 楠美津香以外には、誰も考えなかったし、誰も出来ない超絶一人芝居である。 打ち上げで、 初顔合わせという栄助さんが、 「姐さん、かねてよりご尊敬申し上げておりました。できれば、張りぼてをつけた姐さんにお尻を掘られたい」と挨拶。 これが、初対面のご挨拶ですか。栄助さん。さらに、 「姐さん、これまで人を殺めたことはおありなんでしょうか」と聞いていた。 栄助さん、なんか、よく分かるよ、俺。 さて、どんだけ凄いか。 美津香姐さんに『ラジオの街で逢いましょう』のご出演を依頼して、快諾をいただいた。 来年の4月ごろには、その凄さの一端をお聞かせできると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.28 19:28:57
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