テーマ:オーディオ(193)
カテゴリ:オーディオのはなし
子供の頃は、AMラジオとFMラジオって (日本の場合) 何だか線引きみたいなのがあった気がする。 俗な話だが、AMって音質は悪いし、曲はフルで流さないし パーソナリティーは喋ってばっかりで、エアチェックには まったく不向きなんだけど、昭和のFMは上品な感じで 音楽メインだったので、好きなアーティストの新曲なんか FMレコパルの番組表から情報を掴んで録音していた。 FM福岡では「カホ オーディオ チェックタイム」ってのが 番組放送の合間にあって「右のチャンネルから1kHz 0VU の信号を。。」みたいな感じで音を右、左、左右両方と言う 具合に音を出してくれてカセットデッキやオープンデッキの 録音レベルの調整や確認ができたものである。 何より曲が流される時間が概ね把握出来るのも 当時のFMラジオならではだったから、オーディオタイマーも 重要なアイテムだった。 朝出掛ける前に、曲が流れる時間にあたりをつけて タイマーをセットしてカセットデッキのタイマーモードを RECにしてガッコウに行っていた。 考えて見れば高校時代から使って今も現役で僕の部屋で 時計として機能している(勿論タイマーも動く)のだから 昔の日本の技術はすごいと言うか、小さい会社でも誠実さ があると言うのか、昭和の製造メーカーは素晴らしい✨ FMを受信するには、実家があるエリアだと5素子以上の 八木アンテナが必要だと、FMレコパルを読んで知ったので 近所のホームセンターで買ってきて、友達に手伝って貰って 実家の屋根に登ってTVアンテナの支柱に取り付けた。 アンテナの向きは、2つの放送局がある北の方角に向けた。 当時はNHK FMとFM福岡しかなかったけど、ちょうど FM中九州が出来たのも、アンテナをつけた矢先のことで また友達に手伝って貰ってアンテナの方向を変えることに。 中九州は福岡とは方角が違うので、屋根の上と自分の部屋を 何度も往復して、アンテナの向きをチューナーの感度レベルが 最大になる様に向きを探るのだけど、中九州が綺麗にステレオで入れば 今度は、福岡が入らない。。。 福岡も中九州も両方と言うのは、調整に手こずって 最終的には諦めて元に戻して福岡に合わせた様に思う😅 因みにだが、アンテナの方向をモーターで変える機器も 当時はあったけど、今もあるのかなσ(∵`)? このブログでは、カセットテープばかり聴いてた様に 書いているが、あの頃はいつも部屋で過ごしている時って FMラジオを流していたんだと、今更だが思い出した。 スペースシャトルのチャレンジャー号の打ち上げが 延期になった挙句、爆発したことや チェルノブイリの事故も、そしてソ連の崩壊も そのニュースは、いつもFMラジオで知ったのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月10日 15時35分06秒
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