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無用の人ここにあり

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2023年06月06日
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さて、民事での処分は終わったけれど
1年間は無違反を続けないと、また免停に逆戻りなので
安全運転を心がけねばならない😓
僕には交通違反と言えど前歴が付いているのだから。
※前歴については、交通違反と一般犯罪とでは扱いが違うらしい....

7月某日、検察局での事情聴取の為、遂に出頭命令が来た。
罰金の金額は、ここで決まると言っていいらしい💦
いよいよ刑事での最終局面だけど、僕のヘソクリもいよいよ
残り少ないので、可能な限り色々とネットで調べた。
服装と言葉遣い、そして検事の質問に、どう答えるか....

その日は暑かったので、スーツは辛いからカッターシャツに
ネクタイをキチンと締めて、指定時刻の5分前には福岡市の
赤坂にある検察局の受付の前に立った。



受付で指示された担当の検事の部屋のドアをノックする。
キンチョーするゥ....「どうぞ」意外にもドアの向こうの声は
優しいので、少しホッとして「失礼します」と言って
ドアを開けると、僕は検事さんに一礼して部屋に入った。

まっすぐ目を検事に向けると、検事は向かいのイスを指して
「どうぞ、お座り下さい」と言ったので「失礼します」と
頭を下げて、イスに座った。

名前と生年月日と現住所(本籍も聞かれたかな?)を答えて
免停になった日時と場所、簡単な状況を聞かれて
調書に間違いがないか確認される。スピード違反の理由も
ツベコベ言わずに、急いで会社に向かっていましたと
述べたうえで、反省しておりますと付け加えた。
兎に角、まるで高校生の就職試験の面接と同じ様に
ハキハキと礼儀正しく答える事が大事なのだ✨

検事さんも丁寧な言葉遣いで応対してくれたので良かった。
「では、調書に間違いないですね?」と聞かれ
「はい、間違いありません」と素直に認めた。

認めなかったら、どうなるか? まぁ延々と検察局通いを
続ける事になるんだろうが、検事や裁判長の心象を悪くして時間もおカネも浪費してしまうワケで、警察の取り締まりに対して、抗議も含めて徹底的に戦うなんて大義も決意も
ないのだから、そう考えると認めないことが、この場合
なんの得にもならんと判断したのである。

そして裁判は、裁判所に出廷する簡易裁判か、出廷せずに
裁判長に委ねる略式裁判にするか聞かれたので
略式裁判でとお願いすると、ここで最大のターニングポイントが訪れる。

検察官が、やや慎重気味に聞いてくる。
「では、私から裁判長にお伝えすることはありますか?」
キターっ と心の中で叫ぶ。一呼吸して「はい」と答えた。

「はい」と答えたら「どうお伝えしますか?」と
聞かれるので、キチンと反省と決意を述べるのが正しい。
「とんでもない違反をしてしまい大変反省しております,
二度と違反になる様な運転はせずに常に安全運転を心掛けて
この様に皆様や裁判長にご迷惑をお掛けしないことを
誓います。この様にお手数をお掛け致しますが、裁判長に
お伝え下さい。」
これくらいのことは最低は言わないとダメなのだ。

僕は、生来ふざけたところがあって、ついつい真面目に
なればなるほど笑ってしまう人間なのだけど
今この瞬間は大真面目でないとダメなのだ。
仰々しいとか、照れたりしている場合では無いのである。

例えばだけど、殺されるかも知れない時に、
死にたくなければ必死に命乞いをするだろう。
僕は自分に、そう言い聞かせて、事にあたったのである。

勿論、検事に言ったことも「本気」である。
つまり、誠意があるかないかだ。どう言えばいいか事前に
調べて来たにしろ、キチンと向き合おうと言う誠意があると
伝われば良いと思う。検察官はその道のプロだ。
ちゃんと聞いてるし、ウソや立て前だけで言っているか
そんなことくらい見抜いているに違いない 💦 

罰金が10万円とか来たら困るのだ、ホントにこれは
僕と検事との真剣勝負なのだと言うことなのだ。
反省文を書いて提出すると、もっと良いとも思ったが
そこまでの余裕が、この時は無かったのが残念だ....

「わかりました。○○さんのお気持ちを裁判長に、しっかり
お伝えします。では、今日はコレで結構です」と言われて
僕は、席を立って、一礼して部屋を出る際も
「ありがとうございました。失礼致します」と言って
頭を下げて、ドアを閉める。 受付にも一礼して検察局を
出れば、ほー😯とひと息ついた。

やることはやった。あとは裁判の結果を待つだけ、つまり
罰金がいくらになるかだ😳
ネクタイをほどき、首すじの汗をハンカチで拭いつつ
駐車場まで歩いた。
因みに、検察局には駐車場なんてないので、公共機関を
使うか、車ならコインパーキングしかない💦

ところで...裁判長にお伝えすることはありますか?
と聞かれて「いいえ」や「ありません」は不正解だ。
この段階で 罰金刑最高の10万円が確定すると思って良い😵

つまり、「何もありません」はこの場合、判決を素直に
受け入れますと言う様な、そんな殊勝な意味には取られず
「反省も何もしていません」と言っているのと同じ意味に
なるという事だ。 裁判長は、コリャ駄目だと判断して
一番重い罰金を科す判決を下す様だ💦

で、結局どうなったか? 僕の知る限りだが
こうした必死の努力が実を結んで、一発免停としては
最低の4万円の罰金刑で済んだのである😅

最後に書いておくが、けして自慢していい話ではないし
例え交通違反でも前科として一生残るものだから、自分から
公表しない方が良いに決まっていることも十分に解っていて
記事にしている。
違反自体は悪質であるが、一庶民が悪意を持って暴走行為を
働いたワケではないのに、四角四面な取り締まりで捕まって
何も知らないママに、罰金10万円はなかろうと思う。
そう言うことで困っている人の為に、どうすれば良いのかを
一例として、今回は敢えて記事した。

いずれにしても、安全運転を常日頃から心掛けていれば
こんなことにはならないのだ。車を運転すると言うことは
常に危険な物を扱っているのだと、強く自覚するべきだ。
それを忘れてはイケないと、僕自身も改めて思う次第だ。





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最終更新日  2024年09月15日 18時01分08秒
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