[免停になったら、ここ読んで！]の記事一覧 | 無用の人ここにあり

一発免停狂騒曲(4) 真剣勝負が分かれ道

さて、民事での処分は終わったけれど1年間は無違反を続けないと、また免停に逆戻りなので安全運転を心がけねばならない😓僕には交通違反と言えど前歴が付いているのだから。※前歴については、交通違反と一般犯罪とでは扱いが違うらしい....7月某日、検察局での事情聴取の為、遂に出頭命令が来た。罰金の金額は、ここで決まると言っていいらしい💦いよいよ刑事での最終局面だけど、僕のヘソクリもいよいよ残り少ないので、可能な限り色々とネットで調べた。服装と言葉遣い、そして検事の質問に、どう答えるか....その日は暑かったので、スーツは辛いからカッターシャツにネクタイをキチンと締めて、指定時刻の5分前には福岡市の赤坂にある検察局の受付の前に立った。受付で指示された担当の検事の部屋のドアをノックする。キンチョーするゥ....「どうぞ」意外にもドアの向こうの声は優しいので、少しホッとして「失礼します」と言ってドアを開けると、僕は検事さんに一礼して部屋に入った。まっすぐ目を検事に向けると、検事は向かいのイスを指して「どうぞ、お座り下さい」と言ったので「失礼します」と頭を下げて、イスに座った。名前と生年月日と現住所(本籍も聞かれたかな？)を答えて免停になった日時と場所、簡単な状況を聞かれて調書に間違いがないか確認される。スピード違反の理由もツベコベ言わずに、急いで会社に向かっていましたと述べたうえで、反省しておりますと付け加えた。兎に角、まるで高校生の就職試験の面接と同じ様にハキハキと礼儀正しく答える事が大事なのだ✨検事さんも丁寧な言葉遣いで応対してくれたので良かった。「では、調書に間違いないですね?」と聞かれ「はい、間違いありません」と素直に認めた。認めなかったら、どうなるか？まぁ延々と検察局通いを続ける事になるんだろうが、検事や裁判長の心象を悪くして時間もおカネも浪費してしまうワケで、警察の取り締まりに対して、抗議も含めて徹底的に戦うなんて大義も決意もないのだから、そう考えると認めないことが、この場合なんの得にもならんと判断したのである。そして裁判は、裁判所に出廷する簡易裁判か、出廷せずに裁判長に委ねる略式裁判にするか聞かれたので略式裁判でとお願いすると、ここで最大のターニングポイントが訪れる。検察官が、やや慎重気味に聞いてくる。「では、私から裁判長にお伝えすることはありますか？」キターっと心の中で叫ぶ。一呼吸して「はい」と答えた。「はい」と答えたら「どうお伝えしますか？」と聞かれるので、キチンと反省と決意を述べるのが正しい。「とんでもない違反をしてしまい大変反省しております,二度と違反になる様な運転はせずに常に安全運転を心掛けてこの様に皆様や裁判長にご迷惑をお掛けしないことを誓います。この様にお手数をお掛け致しますが、裁判長にお伝え下さい。」これくらいのことは最低は言わないとダメなのだ。僕は、生来ふざけたところがあって、ついつい真面目になればなるほど笑ってしまう人間なのだけど今この瞬間は大真面目でないとダメなのだ。仰々しいとか、照れたりしている場合では無いのである。例えばだけど、殺されるかも知れない時に、死にたくなければ必死に命乞いをするだろう。僕は自分に、そう言い聞かせて、事にあたったのである。勿論、検事に言ったことも「本気」である。つまり、誠意があるかないかだ。どう言えばいいか事前に調べて来たにしろ、キチンと向き合おうと言う誠意があると伝われば良いと思う。検察官はその道のプロだ。ちゃんと聞いてるし、ウソや立て前だけで言っているかそんなことくらい見抜いているに違いない 💦 罰金が10万円とか来たら困るのだ、ホントにこれは僕と検事との真剣勝負なのだと言うことなのだ。反省文を書いて提出すると、もっと良いとも思ったがそこまでの余裕が、この時は無かったのが残念だ....「わかりました。○○さんのお気持ちを裁判長に、しっかりお伝えします。では、今日はコレで結構です」と言われて僕は、席を立って、一礼して部屋を出る際も「ありがとうございました。失礼致します」と言って頭を下げて、ドアを閉める。受付にも一礼して検察局を出れば、ほー😯とひと息ついた。やることはやった。あとは裁判の結果を待つだけ、つまり罰金がいくらになるかだ😳 ネクタイをほどき、首すじの汗をハンカチで拭いつつ駐車場まで歩いた。因みに、検察局には駐車場なんてないので、公共機関を使うか、車ならコインパーキングしかない💦ところで...裁判長にお伝えすることはありますか？と聞かれて「いいえ」や「ありません」は不正解だ。この段階で罰金刑最高の10万円が確定すると思って良い😵つまり、「何もありません」はこの場合、判決を素直に受け入れますと言う様な、そんな殊勝な意味には取られず「反省も何もしていません」と言っているのと同じ意味になるという事だ。裁判長は、コリャ駄目だと判断して一番重い罰金を科す判決を下す様だ💦で、結局どうなったか？僕の知る限りだがこうした必死の努力が実を結んで、一発免停としては最低の4万円の罰金刑で済んだのである😅最後に書いておくが、けして自慢していい話ではないし例え交通違反でも前科として一生残るものだから、自分から公表しない方が良いに決まっていることも十分に解っていて記事にしている。違反自体は悪質であるが、一庶民が悪意を持って暴走行為を働いたワケではないのに、四角四面な取り締まりで捕まって何も知らないママに、罰金10万円はなかろうと思う。そう言うことで困っている人の為に、どうすれば良いのかを一例として、今回は敢えて記事した。いずれにしても、安全運転を常日頃から心掛けていればこんなことにはならないのだ。車を運転すると言うことは常に危険な物を扱っているのだと、強く自覚するべきだ。それを忘れてはイケないと、僕自身も改めて思う次第だ。

一発免停狂騒曲(3) 消されたライセンス

チャリンコの前カゴに挟まったツバメのことは置いといて試験場でトイレに行って、お腹の調子をやや取り戻したが受付で免許証を一時的であるが返納(剥奪)させられた。そのあとで、免停29日短縮の免停講習を受けるか聞かれる。(今は電話で事前予約らしい？) 勿論、受けますと答えて講習手数料1万4000円を印紙に替えて用紙に貼り付けて提出すると、試験場の指定された講習室に行った。ほぼ満席で老若男女、皆さん何気に不貞腐れ顔で座ってる。そう感じたのは、オイラの気のせいなのか (´･ω･`)？そう言うオイラも不貞腐れてる？反省してますって😓元警官？と言う感じの、おジジ教官が部屋に入って来て早速、おジジ教官の説教話で、免停講習がスタートだ....「あー。皆さんは今日、なんでココに来たか....」とそこで、受刑者じゃなく受講者の誰かの携帯電話が鳴った。まぁ、普通こう言う時は、架かって来た電話は切るモンだ。ところが、ケーワイなオイちゃんも普通に電話に出て架けてきた相手と話を始めた😅 ヤバいんじゃね💦イヤーな空気が？イッキに緊張が部屋にみなぎり始めた。刹那、おジジ教官の怒声が響いた。「なんで電話してんの💢 あなた解ってる？」するとケーワイオイちゃんも、「仕事の話してんスよ」と負けずに言い返した！！「だから、あんた、ここに違反して来てるんだって解ってるのって聞いてるの💢」重大な違反して呼び出されてる自分らの立場を強調する様に怒鳴リ声で言われて、改めてワレは犯罪者ナリ (°_°)と自覚....ケーワイオイちゃんから火に油を注がれた、おジジ教官にクドクドと怒られて、何種類か動画見せられたっけ。まぁ、当たり前でしょ...みたいな、ごもっとも....みたいななんでオレが、こんな動画見なイカンのかと思うがやはり、なにかがおかしくなって、ココにいるのだからなにか意味があるんだろうね(ʘᯅ̈ʘ)試験場内のコースを自動車学校みたいに、後部座席には他の受講者が乗って、助手席に別のおジジ教官を乗せて教習車を運転。踏切で一旦停止して、窓を開けようとしたら「おー、ちゃんと覚えてるねぇ。開けるフリで良いよ」と感心されて「安全運転やし、なんで捕まったの❓」みたいなことを言われたので、ついつい言ってしまった💦「ねぇ....。運が悪かったんス」そう言った瞬間怒られる?と思ったら、おジジ教官は笑い出して、後ろの受講者もつられて笑っていた😅さて、なんか色んな物陰から人や自転車が飛び出して来てちゃんとブレーキ踏めるかな？みたいな体感ゲーム機で試験をされて、それもクリアできたみたいだが、コレって結構、飛び出してくるキャラにムカつくので注意💢また怒られる様に説教されて、免許証も返ってきて今日の23:59までは運転しちゃダメよと言われて漸く放免。既に夕方である。疲れたなぁ😵‍💫チャリンコを停めてる駅まで戻る電車の中で「アレはやっぱ....ツバメが刺さったのって、幻だよな」😓と自分に言い聞かていたが、駐輪場で前カゴを確かめるとカゴの骨組みが縦と横に重なる部分にツバメの小さいながら羽毛らしいのが残っていて、それが夕陽に照らされて風で小刻みに震えているのを見つけた。「この世には理解し難い出来事が起きるのだな..,,」😮‍💨࿔ と僕は深〜い、ため息を着いて家路へとチャリをこぎ出した。講習代1万4000円は痛い😣 嫁に隠れて貯めたヘソクリがズンズン消えていく。しかも、罰金は10万以下と言っても幅があるよなぁ😖💦

一発免停狂騒曲(2) ツバメには気をつけろ

ゴールド免許だったのに、たった1回のスピード違反で30日免停になってしまった。交通機動隊の兄ちゃんの言った通り、ハガキが届いた。ハガキには6月某日に自動車運転試験場へ来てねと書いてある。もちろん免停なんで車で来たらアウトだとか...免許証の一時返納と29日に免停を短縮して欲しい人は停止者講習を任意で受けることが出来るが、有料で1万円以上もおカネも払わないといけない😭因みにこのおカネは罰金ではない。あくまで講習代だ。一発免停は、民事(行政)と刑事で取り扱われるワケで悲しいかな、オイラは罪人である。裁判所で裁かれて最終的に禁固もしくは10万円以下の罰金刑が待っている😱そして6月、免停初日に免停を1日で勘弁してもらうために自動車運転試験場で「停止者講習」を受けに行く。会社は仕事の谷間で、上手いこと有休を取れた。試験場までは電車とバスで行く。家から駅までは、嫁はんの幼児2人同時乗せ自転車しかない😭ひっさしぶりのチャリンコにヒーコら言いながら駅へ繋がるシャッター街を通り抜けているその時、事件は起きた‼️立ち漕ぎでチャリを走らせる僕の視界に右から左へ二羽のツバメが急降下して来た。まさか当たったりはしないよな…そう思った刹那、一羽は僕の前をかすめる様に通り過ぎたが二羽目のツバメは.....自転車の前カゴの側面に、ビぃぃぃンと命中して刺さったママ硬直😓 イヤイヤ、ありえんて！！小動物はビックリすると固まるらしいんだけど、ツバメはカゴに刺さったままピクリともしない。僕も電車に乗り遅れそうだから、自転車を停められない。狼狽えながら、片手で固まったツバメをハタキ落とした💦なおも走りながら振り返ると、ツバメは足を空に向けたまま相も変わらず固まって道の真ん中に転がっている(º 🔺º )商店街を歩く人たちも、目をパチクリして見てる.....が戻る訳にはイカないのだ💦 なんて日なんだ😭免停講習を受けに行っているのに、今度はチャリでツバメと接触事故である💦 なんか頭がおかしくなりそうだ😵´-自動車試験場にはなんとか間に合ったが、ツバメのことが気になって、あれからどうなったのか❓まさかノラ犬に食べられたりしてないよな？とか、まことに気の小さい僕はお腹が痛くなって、試験場に着いた途端、便所に直行😓

一発免停狂騒曲プレリュード

あまり良い話ではない。今から16年ほど昔のこと。GW明けの最初の水曜日、今にも雨が降りそうな朝だった。休みボケと言われれば、そうだったかもだが通勤途中に、会社の人間から携帯に電話が架かって来てそれがGW中に設置工事をした件で、お客から問い合わせのメールが来ていると言う。緊急性が高いのか？と聞くとそう思ったので電話したと言うが、結局のところ会社に行かないと調べられないので、取り敢えず電話を切った。とにかく会社へ急ごうという気持ちと、どう言うことだ？と客のメールの内容を頭の中でアレコレ考えながら車を走らせていた。いつもなら、少しは警戒する様な開けた田んぼの直線道路。しかもキレイに舗装された広めの道路....ココを走る人は皆、なかなかの速度で走り抜けるのだが...この日は違った😵突如、道の端からオイちゃんが飛び出して来た！！そして赤い旗を振って道路の真ん中に突っ立っている😳❕オイちゃんかと思ったらお巡りさんだっ‼️「アイチャー、捕まったぞ」(ó﹏ò｡)💦💦空地に誘導されて車を降りると、仮設テントに連行された。交通機動隊員が目も合わせず、ごく事務的に免許証出してと言い、僕に速度計測機で印刷された紙切れを見せた。はァ？71kmで、31km超過！? ここって50kmでしょう？「いえ、標識見てください！ 40kmですよ」と隊員...🫢31kmオーバーってどうなるんです💢と逆ギレ気味に聞くと「免停です」冷たく言うではないか😭いやいや💦おかしいでしょう？他にも激走してるやつがいっぱいいるのに、こんな善良な庶民を捕まえるなんて‼️もう1回、来た方向から来るから測り直してよ❓イヤイヤ、無理ですから。イヤそう言われても困る😫 だいたい通勤時間に取り締まりとかやるなよ～😡どうにもならない言葉の応酬に疲れて、いずれハガキがお宅に届きますから、指定された日時に試験場へ行く様にと言われ解放。悪いのはオイラだけど釈然としない ( ･᷄ὢ･᷅ )因みに、捕まった道路は、当時は制限速度40kmだったがそれから1年もしない内に50kmになっていた...🤪ホントにおかしな話だ。スピード違反で捕まったのは自分が悪いから仕方がないけど、50kmになぜ変えるのか？変えるなら免停も取り消して欲しい。法律は残酷だよな😭せっかくのゴールド免許もこれで終わりである....😖💦そして1つの不幸な物語の始まったのだ....