ぴろぴろ日記

私は、人生の半分を国外で過ごしていたためか、あるいは、成長過程を海外で過ごしていたためか、日常生活で人を人種あるいは民族として観察する事がある。

マナーに関して、アジアの安宿利用者と比較して、日本人のマナーは良い様に思う。こんな宿を利用している日本人は、断定はできないが日本社会では、比較的底辺に近い存在だと言えなくもない。

そして、この宿は原則、日本語ができない外人お断りなのだから、ほとんどが日本人と思われる。

洗面所を使用した後、ペーパータオルで周囲の水滴を拭いている者、風呂場の椅子や洗面器を使用後に洗う者、果たしてこんな人々が普通、中国の安宿にいるだろうか？欧州では階級や身分がしっかりしているので、まず、この様な安宿を道徳心を持った者は若者以外は利用しないだろう。

中国のプログで良く書かれている事だが、日本人の道徳心は驚異的なものがある。明治の英国外交官「アーネスト・サトウ｣の書籍をもう一度読みたくなった。３０年以上前、日本帰国前に読んで、感動した書籍だ。英国の外交官ではあるが、サトウと言う名前からロシア系か他のスラブ系と思われる。良く日本や日本人を観察していた様に記憶している。日本語の翻訳本も日本で入手できるだろう。

感動した安宿宿泊体験であった。