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『殿、ご決断を!!』
連日の現地報道で、去就が注目される、マット・ロジャース。 事の発端は、SOロジャース、CTBラーカムで臨んだ、対ウェールズ戦の引き分けと、グダグダな試合で勝つには勝った対イタリア戦。 この2試合、いつもの布陣で普通にやれば連勝してたと、私は思ってるのですが、そうは思っていなかった奴が一人・・。 その名は、元リーグ・ラグビーの星「マット・ロジャース(31才)」。 相変わらずのノータッチ・キックと、ループのサインプレーでCTBラーカムとぶつかる高校生以下の前代未聞の珍プレー。。。 「タッチキックの下手さ」と、「走るコースの悪さ」は、昨年秋のSO抜擢より何度と無く指摘してきましたが、それでも懲りてないらしく、本人は今後ともSOでの出場に燃えているようで。。。 ラーカムをSOに戻し、ロジャースをCTBにしてからも、マスコミにはSOでの出場希望をアピールし続けている模様・・。 マスコミも、好い加減に教えてあげれば良いものを、面白いからでしょうが、このワガママに、より油を注ぎ続けている状況。。。 来年秋のW杯以降に、古巣のリーグ・ラグビーへの復帰が決まっており、それまではユニオンに専念するとの契約だったロジャース。 同じくリーグ出身のトゥキリは、W杯以降も国の代表ワラビーズとして必要な選手だとの協会の判断で4年間4億円とも言われる高額の契約でユニオン残留が決定。 ロジャースのリーグとの契約は、年数千万円程度と言われているだけに、彼のプライドに火が点いてしまったのか、何かと規制がうるさく思い通りにさせてくれないユニオンに嫌気がさしたからなのか、「SOをやらしてくれないと、すぐにでもリーグに行く。」と、言ったとか言わないとか・・。 相次ぐスター選手のユニオン側からの引き抜きに、怒り心頭のリーグ側がこれに呼応し、ロジャースのスーパー14開幕前のリーグ復帰を願っている模様。。。 そんなこんなで、またまた藤島さんを引用・・・。 ジーコが悪い。ジーコがしくじったから負けた。 なぜか。チャンピオンシップのスポーツにおいて敗北の責任は、絶対にコーチにあるからだ。 「コーチ」とは、この場合、監督であり、指導の責任者を示す。シュートの不得手なFWを選んで、緻密な戦法抜きの荒野に放り出して、シュートを外したと選んだコーチが非難したらアンフェアだ。 中田英寿がチームで孤立していた。そんな報道がある。現地で代表をカバーしたジャーナリストに確かめたら、やはり事実のようだ。これもジーコのせいだ。 なるほど中田英寿という個性が周囲とのあつれきを生じさせるのかもしれない。 あるいは若い選手に覇気が足りず、仲良しグループの幼稚性を示したのかもしれない。 キャプテンの宮本恒靖のリーダーシップが欠如していた可能性も否定できない。 そうであっても、それを解決するのがコーチである。 人間関係のもつれ、気まずさは、コーチングにおいてはチャンスのひとつでもあるのだから。 (中略) 場合によってはコーチとも衝突する。 しかし、それこそがチームづくりの核心なのだ。 どこで喧嘩をするか、させるかは腕の発揮しどころである。 W杯本大会から逆算して、目標の試合のキックオフにはチームが最高の強度で団結できるように、どこかで喧嘩をすませておく。 怒りや悔しさといった感情を克服することはチーム強化そのものなのである。 引用:スズキスポーツコラム 第45回「ジーコのせいだ」 オフェンスコーチのスコットと(暫定?)主将モートロックとの不和や、コミュニケーションの為に門限を破ってバーで二人語り明かしたとか何とか・・。 (普通に考えて、門限破らなくても、ホテルの自室で話し合えば良い様な・・。) それより遅く帰って来た、スミスへの罰則は、どうなるんや?? 就任以来、ポジションとチームの和を無駄に掻き回している様にしか思えない、コノリー監督の手腕やいかに?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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