カテゴリ:08ワラビーズ
バーバリアンズ戦(以下、バーバに略)の雑感です。
....〆(・ω・` )カキカキ 何気にこの試合は、今季の欧州遠征で、一番楽しみにしておりました。 理由は、『勝つことだけを目的とせず、オープン・ラグビーをエンジョイするのがモットー♪』のバーバに対し、今季のキック主体のワラビーズが、どれほど展開を出来るのか?? キック抜きなんて無理とは解っていながらも、怖いもの見たさで楽しみにしておりました・・・ (つω・` ) チラッ (『』引用:『世界ラグビー基礎知識』byシンロクローさん) 今春に行われました「アイルランドvバーバ戦」では、あのアイルランドがパントを封印し、ひたすらオープン攻撃。 バーバ/SO・ラーカムも、自陣からの展開ラグビーで、パスを回す回す・・・ メンバーのレベルに差があったので、アイルランドの完勝でしたが、息つく暇も無いほどに、あっと言う間の80分間でした。 そして、この試合は・・・ (外れはしたものの)バーバ・SO/ステインが、スター・バックスに脇目も振らずにDGを連打!! (゚Д゚≡゚д゚)エッ!? 方やワラビーズのSO/クウェイド・クーパーも、再三のキックやパントで応戦・・・ ( ゚д゚)ポカーン 『バーバリアンズ』というよりも、『世界選抜』の名称が良かったかもしれない程に、キックとFW戦が続いて驚きました・・・ ((( ;゚Д゚))そりゃマズイだろ!? やはしラグビーは、ハンドリング・ゲームぞなもし!! (`・ω・´)シャキーン <キックオフ前セレモニー> ところで、今までは気にしたこともなかったのですが・・・ バーバは、「国家斉唱で何の曲を歌うのか??」に興味があったのですが、イングランドのアンセムでした。 いつも、歌ってましたかね?? そして、アン王女が登場。 エディンバラ以外で見たのは、ひさびさです。 <FW戦> バーバのFW陣は、今まで見たことがないぐらいに強かったです。 メンバーを落としたとはいえ、最近はヤル気が出てきたワラビーズのFWを、弾き飛ばしながらの前進につぐ前進。 とくに、バーガーとコリンズは一人では倒せず、2~3人が飛び掛らんばかりのタックルでやっと止まる状況。 ようやく止めたと思ったら、今度はボタやスミットが現れ、またまた前進・・・ やろうと思えば、ピック&ゴーだけで100mは前進できるぐらいの凄さでした。 あっ、それと・・・ 私的・注目選手のコリンズについてです。 ここ数年間のブレディスロー杯の大半は、コリンズひとりにしてやられた印象が個人的には強かったもので、NZを去ってしまった今季は、その活躍が見られず寂しいような、ワラヲタとしては嬉しいようなだったのですが・・ いやはや、今もって凄い選手ですね。 身体能力はもとより、ここぞという時に発揮されるラグビー・センスは、世界でも有数の名選手というような気がしてます。 この試合で、バーバ唯一のトライとなったシーンでも、コリンズが一人だけ違うところでパスを待っていた結果のトライだったのが、非常に印象的でした。 (まさか、サボリじゃ・・・) <BK戦> よく分からないキックの応酬が飛び交ったものの・・・ 総じて、バーバはチーム練習の時間が少なかったからか、コンビネーション・ミスやノックオン、突破しきった後に孤立しての反則等が何度もあり。 ワラビーズとしては、救われました。 とはいえ、フェイズが続くとハバナがポジションを代えて、センター周辺に顔を出し、隙間をぬうような走りでゲインを切る。 そして、密集にワラビーズ守備陣を集めた後に飛び出す大外展開では、シェーンの快走が何度も見られ、ワラビーズは両WTBが守備の良いイオアネ、トゥキリだったので、何とかギリギリのところで止めれました。 他に、ワラビーズでは、アシュリー・クーパーとクロスの両CTBの守備が良かったです。 攻撃では、終盤に登場しタナーのトライを演出したドリューのランニング。 最近のドリューを見ると、ランニング・スキルとパント対応の2点だけは、ワラビーズで一・二位を争うレベルにあるものの、これにA.クーパーなみの守備があれば、間違いなくレギュラー確定なのですが・・・ 来季の課題ですかね。 <スクラム> 後半より「ロッジラ」が登場してからのバーバのスクラムは、「リメンバー・トゥィッケナム2005」以上の衝撃でした・・・ ダニングとケプ(胸の筋肉が裂けたそうです)の両PRが同時に負傷した、ワラビーズ陣・ゴール前5mスクラムでは、バーバFWが本気の押しをみせ。 ワラビーズのフロントロー陣が、宙に浮きながらパックが分解していったように見えました。 (映像がないので確認できませんが。多分、見間違いじゃないと思う・・・) 先のフランス戦でのスクラム・トライが、おちゃめに見えるぐらい、本当に凄まじかったです。 !(;`・ω・´)。。。 今回のFWは、8名中7名が2軍(よそなら3~4軍)のメンバーでしたが、レベルの落ちた選手だけでスクラムを組むのは、やはり危険ですね・・・ それと、ワラビーズは、ロッジラが抜けたのが非常に大きいです。 フランスのバイヨンヌに移籍し、TOP14の大型FW陣に鍛えられたのか、今までよりもパワーアップしておりました。 豪州協会は、W杯の前年までに払うものを払って、エルサムとロッジラには戻ってきてもらわないと、キビシイかと思います。 <小僧っ子の蹉跌> この試合、初キャップ同然のワラビーズFB・オコーナー。 18歳でワラビーズ入りとは驚きですが、飛び出した珍プレーはもっと驚きでした。 (/∀\) コリンズのトライを生んだシーン。 ハバナ(だったか?)の快走でワラビーズ陣22mに入り、そこからステインが、ライン裏へのチップ・キック。 不意を突かれたオコーナーは、相当パニくったからなのか・・・ ボールを拾うとグラウンド中央に走り出し、無理な体勢で蹴ってしまい、「飛距離20mのゴロ・パント」のようなミス・キックからの失トライ。 アチャー(ノ∀`;) 空振りしないだけ良かったですが、周りが逃げる方向やタッチ・ダウンの声をかけてあげればなぁと。 それに、ああいう場面ではタッチ・ラインの近い方向へ向かって走るのが、セオリーなのでつかね・・・ まぁ、それ以外のプレーは概ね合格圏なので、楽しみな選手が、また一人生まれた気がします。 <ダニング重傷!!> 試合を見ていたところでは、いつもの仮病っぽく見えたのですが・・・ アキレス腱断裂のようで、週明けに手術をし、全治6~9ヵ月の診断だそうです。 本人は、「俺は治るのが早いから、4~6ヵ月で帰ってくるぜ」と言っておりますが・・・ 世界のラグビー・シーンを震撼させ続ける、あの笑撃的なプレーとは、しばしのお別れです。 ・゚・(ノω;`)・゚・ これで、来季のワラタスは、ダニングとケプの両PR、留学したヴィッカーマン、アイルランド移籍のエルサムの4名が抜けることになりました。 昨年のように、レッズと最下位争いをしそうな勢いで、ちょいと心配です・・ ツボだった1枚です。 左から、ミューラー(ボクス)、バッキース・ボタ(ボクス)、クリス・ジャック(ABs)のLO陣。 この試合、『史上最強・LO陣』の下働きぶりは、まさに小動物のようなワラビーズの休まぬタックルと共に感心しました。 今回のバーバリアンズのようなメンバー編成は、プロ化以降の何かと規制の多いラグビー界にあっては、2度と見られないのかと思うと、非常に残念です。 4年に一度、W杯の中間年にでも、南北・選抜チームの定期戦でもあればなぁと、思ってしまいました・・・ (*´ω`*) 画像引用:zimbio.com お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.06 17:03:57
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