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場末の映画番長

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2005年01月03日
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カテゴリ:映画感想
久しぶりに昔のハリウッド映画っぽい映画をみた。
その映画とは「ターミナル」。
僕が夢中になってみた80年代のアメリカ映画は、
こんな感じの映画が多かった気がする。
ニューシネマもそうだけれど、
この頃のアメリカ映画やアメリカンニューシネマの時代の映画と触れ合っていなかったら僕は映画の仕事はやっていなかったろうなと思う。

主演ははまりにはまった、トムハンクス。
トム・ハンクスはこの映画の為にかなり体重を増やしたのではないだろうか。しかも彼以外にこの役を出来る人間はいないんじゃなかろうか、と思わせられるところがすごい。

今の日本映画界では、役作りの為に準備する時間がないから
うらやましいの一言。
昔は一本の映画を創るのに一年位平気でかけられたから
映画の舞台の村や町をつくって撮影の為に実際に
住んで生活感を出した、なんて話も聞く。

お隣の韓国でも
短くても3ヶ月はかけて撮影するという・・・。

今の日本の映画の制作期間は、通常長くて三ヶ月~半年位なもんだ。2週間から一ヶ月で創ることが当たり前の世界。

ドラマは二時間もので2週間かければいい方だ。
その製作費は3~4千万円位。

もちろん、中には怪物作品というものがあって、
昨日書いた「北の国から」なんて7億円、三年間かけて(撮影は2シーズンは最低入れている)制作しているというから
この開きというのはあまりに大きなことだ。

ターミナルに話しを戻そう。
とにかく笑った、泣いた。
単純におもろかったと思う。
大宮のワーナーマイカルは大行列でどの映画もチケット完売の大賑わいだった。僕は予定もなく観に行ったもんだから、
チケットは最前列しか開いていなかった。
もちろん正月だからなんだけど、
映画って、なんだ人気あるじゃんと思った。

ほんとに久々にみる最前列での大スクリーン。
舞台はほぼ空港のみだったが、スケールは大きかった。
ひとつひとつのカットは、
どれをとってみても今の自分らの体制では撮れない魅惑の映像。

いつも、思う・・・。
創り手は何かしら「制限」なしには何も作品は生み出せないという性質をもっている。その制限のなかにこそ、とびっきりのアイデアと意欲がわいてくるというもの。

しかし、それにも限度ってもんがある。
その最低限のハードルをこえた上で、
いつか思い切り映画というものを創ってみたいと思う。

その為に今がある。
何も「待っている」だけでは何も改善されないから、
その理想像にむかってひとつづつこなしていこう。

いや、こなすんじゃないな。
しっかりとしたゴールのイメージだけはいつも持ちつつ、
現状との刷り合わせをする。
そんな精神面でのレベルアップをしたい。

慣れてしまうことだけは、さけたい。
6年くらいまえに、このままでは
自分の人間性や作家性の牙が抜け落ちていくんじゃないかと
恐怖を感じたイメージ。

いつもソレを確認しながら、
今何が出来るのか、
先々の理想に向かってならまだまだ全力で走れる。

試されることに抵抗を感じてきた過去から今年、
一歩前進、二歩前進だ!









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最終更新日  2005年01月05日 15時27分33秒
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