カテゴリ:農業,園芸
天高く馬肥ゆるの候といった季節は10月~これからかな? それにしても馬は全然見かけません。テレビで見るだけですね。
大陸方面からの高気圧が張り出してやや強い北東の風が爽やかで快晴の毎日ですね。 一部の品種を除き(日本晴)殆ど稲刈りが終了したようです。 彼岸の中日で行楽日和でしたが我が家では籾摺りをしました。 「自宅消費の米は自宅栽培の米を食べる」というこだわりがあるもので・・・・・ ※近年はJA経営のカントリー利用が主体となりました。生脱穀したモミをカントリーまで運搬してそれ以降は乾燥から出荷販売までJA任せ(請負なのです) 保有米は搬入した中から持ち帰りという訳にはいきません。 各農家から持ち込まれた大量の米の中から自分が持込んだ現物の一部を抽出することは困難です。 したがって保有米は栽培地がわらない米を持ち帰る事になります。 困った事に、地域の土壌にはそれぞれ長所、欠点があって品種が同じでも「美味い、不味い」が発生します。 このシステムが嫌いだから「自家消費米は自宅の米で」ということになります。 長期間、我が家は自家設備を利用した自場出荷をしていたもので、設備は古いですがまだ健在ですのでこれを使用して「籾摺り」しました。 自家消費、縁故米、贈答米他 約20アール分の籾摺りでした。所要時間は2時間程度で終わりましたが準備、後片付けにその2倍を要しました。 出来具合は8.5俵で平年作よりやや不良でした。種まきから生育期間を経て刈取りまでを振り返ってみるにさほど不作の原因は見つかりませんが、近所の話題でも我が家と同じでした。 平均気温の上昇、化学肥料に頼り過ぎ、出穂から成熟までの猛暑、病害虫の発生、農薬の使用制限等 複合的に影響していると思われますが本当の事は誰も分りますまい! それだけ自然相手の産業は微妙で対策は決定打が無いのが実状なのです。 明日は運動会、夜空は夏の賑やかな星座からさびしい秋の星座へと変わりつつあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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