カテゴリ:カテゴリ未分類
先月から河川モニターになっているので盂蘭盆会も終えたので午後からパトロールに出かけた。
ここは「八幡橋」といってこれより上流5~6kmが私のPTエリアです。 7~8月と豪雨らしい雨もなく水量は極端に減っている川幅300弱程度の急流な河川の一つである。 本日の鮎獲りが終わった中年のお方にお話を聞いた 「今年の漁はいかがですか?」 (もちろん標準語ではない) 「全然ダメだ、10cm程度のばかりで共釣りどころか投網にも入っても網目から出てしまう まあ見てみなされ団子状になって泳いでいるだけだ」と不機嫌極まりない。 早春ころ漁協、児童、園児たちによって鮎の放流シーンが定番としてTVで流れる。 がしかし現実は不漁なんだそうだ、鮎は川石についたコケを主食に育つというのは間違いがない。 その証拠は腹を割いてみればすぐ解かる事だ、そのコケが石に付いてないというのだから問題だ。 何処にも工事らしいものはないのだが、こんなことも気になった。 上流のダム放水があるがその水はダムの底の水だという、酸欠の汚泥なのでコケが付かないではなかろうか・・・・と 確かに山村の近年集落排水事業が行われ水質は向上はしているのだけれどどこかが自然体ではないのである。 この夏草の賦を見ていただきたい 水は流れていても周囲の洲はジャングルそのものだ、そこで育った動物が繁殖し食物連鎖を起こし日夜、地区を徘徊するということまで聞いた。 「川をきれいにしましょう、ゴミを捨てないようにしましょう」看板だけは立派だ、しかし それを点検するにも夏草がボウボウで背丈ほどある場所にはこの草むらを掻き分けて入る気さえ起こらなかった。 河川敷は草だらけの放置のままであった。これが実態であることがよく解かった。 昔の河川敷は石ころがゴロゴロして太陽熱で温まった石で「干瓢干し」が盛んに行われていた。そんな 光景が懐かしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|