カテゴリ:アマチュア無線
1年12ケ月のうちの中で「嫌いな月は?」といえば勿論9月
これを厄月?というかそうでないかは知らないが・・・まあ2つの大型台風で散々な目に逢いました 今回の台風の特徴は大雨台風で15mの強風域が直径1000km以上(九州~青森県がすっぽり入ります)にも及ぶ広範囲で進行速度が自転車並みの早さ 地震と違って事前警報があるから心得ているとはいえ過去の体験を基にするのが常識なんですがその常識をあざ笑うが如きの被害状況・・・・ 台風に意思があるとするなら今回のやつは新手だったようですね。 室戸付近に上陸、延々として18時間を費やしわが米子を通過して日本海に抜けました。 台風そのもののエネルギー源(栄養)は海水の水蒸気です。 ですから太平洋で育ってやる気満々で上陸(太平洋面に接している皆さんにはお気の毒です)しても地面からはこの栄養の補給がないため自然と勢力を落とすのですが今回は悪い事が重なりました…秋雨前線との共同作戦だったのですね。 憎い事に偏西風は外野席でこの惨状を傍観!していたのです 上陸する前から各地で大雨を降らせ記録更新・・・・ゆっくり北上するので勢力もあまり低下しません。 悪い事は重なるものです<ジェット気流(偏西風)にも見放されたこの迷走台風・・・・ 迷走雨台風のもたらした大災害(沖縄県では円弧まで描いて!)、紀伊半島ではダムが幾つも出来ました。 自然が作ったダムだから補強して「水力発電所を建設すれば安上がり」だなんていうのはダラズの云う事です。 しかも、かって経験もしなかったタイプの台風ですので気象学の研究者の恰好の材料になったには相違ありません。 20年ほど前、科学雑誌ニュートンで「地球温暖化」で海水温が揚がる結果「秒速80mの猛烈台風の発生もザラである」という記事を読んだ記憶はあるのですが今回のような「大雨台風」には少しも触れていなかったようです (当時は学者も知らなかったみたいですね・・・今回になって慌てて理由づけをしたのでしょう) 「深層崩壊」なんて聞き慣れない言葉まで知りました 世は東日本震災に向いていますがこの台風12号の復興にも注目していかなければなりません。 ---------------------------------------------- <厄月が去りました> 10月1日: 庭のモクセイがいい匂いです、柴犬「さくら」ひなたぼっこもです。 毎月1,15日の日、午後9時からアマチュア無線「ロールコール」を行っています。 今回の当番局は私でした。 <時報と共に始まります> 「CQ CQ CQ こちらはJA4YGA 米子アマチュア無線赤十字奉仕団です、本日はオペレータ JN4***、今津三十八(実際は実名)が常置場所からおこなっています」 「会員、会員外、どなた様でも結構ですので聞こえておりましたらお声掛け下さい。 それでは受信いたします・・・・」 Kさん「JA4YGA こちはらJA4MA* ポータブル4」 当局「了解、JA4MA*/4、JA4MA*/4 こちらはJA4YGAです。お声かけありがとうございました、59で入感しています お返ししますどうぞ」 Kさん「了解、59いただきましたありがとうございました、ただいま境港に所用で来ています、 当局からも59を送ります、お久しぶりでしたね お元気だったでしょうか JA4YGA局 どうぞ」 当局「JA4MA*/4 59いただきました、ありがとうございましたやっと稲刈りも終えてのんびりとしています。近々移動訓練でお会い出来ることを楽しみにしておりますJA4MA*/4 どうぞ」 Kさん「JA4YGA こちらはJA4MA*/4その節にはよろしくです、次の方が御待ちでしょうので以下QRUとなります 73(さようなら)」 当局「ありがとうございました。それでは次の方・・・お待たせいたしましたどうぞ・・」 ・ ・ ・ ここまでの交信で「オヤッ!」と思われませんか・・・そうです片通話(シンプレックス方式)なんです。 同時通話となると周波数が2人分必要となるわけですがたかだかアマチュア無線、これで十分なんですこれも電波の有効利用の一つなのです。 このように会話は至極単純で物足りませんが「ロールコール」というのは会員の元気な声を傍から傍受して「**さんの元気な声が聞こえたなあ・・・後から呼んでみよう」ということにもなります。 共同でワイワイガヤガヤと協議、質疑応答には不向きですがこれでいいのです。 しかし司会(担当局)は長話をしたくても出来ません、そこは相互理解の上ですからね。 アマチュア無線の年間電波使用料は300円を国庫金として納めています。 電波は国民共有の財産です、TV局、ラジオ局、通信会社のものでもありません。 2局、3局、4局・・・・・・本日のチェックインは会員15局 他2局 合計17局からお声掛けをいただきました。 <無線機>使用した昭和時代のすぐれもので現役です。西は出雲市80km、東は鳥取100km、北は隠岐70km 南は中国山地に遮られて岡山、広島県境付近まで交信できます。 この場所は猛暑対策の部屋で正式な無線室ではありません暑い所では無線機も発熱で汗ダラダラです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アマチュア無線] カテゴリの最新記事
|
|