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そろそろ前期の試験が始まる。
2年生になってから、基礎医学の講義もぼちぼち始まっているので、まあ準備もそれなりにきっちりしていかないといけない。 専門の科目としては、組織学、発生学、生理学、生化学…といってもそのうちの一部しかまだやっていないのだけれど。 ちょっと簡単に紹介してみよう。 組織学っていうのは、いわゆるミクロの世界。皮膚とか胃とか肝臓とかのごくちっぽけな端くれを顕微鏡でのぞくと、どういうものが見えてどういう世界が展開されているのかといったことを、勉強するというものです。とはいっても、実際に顕微鏡を見るというわけじゃなくて、今のところは本の上での勉強のみなのですが。 発生学は、精子と卵子が合体したちっぽけな「かたまり」がいったいどういう変遷を経て、赤ちゃんという形を作っていくのかを勉強するもの。う~んこれはずいぶんと不勉強な状態であります。 生理学は、いわゆる「はたらき」についての勉強。腎臓の働きとか心臓の働きとか…というような感じです。この生理学というのは、のちのちの臨床になっても大事になるようなので、頑張らねば。 生化学は、体の中の働きを「科学の目」で見ていこう!というもの。化学が嫌いな僕は、必要最低限度の勉強で乗り切ろうと思っています。 しかし、基礎医学の勉強を始めて思ったのは、やっぱり1年生の時に臨床の自主勉強をしておいて良かった、ということ。おかげで無味乾燥な基礎医学の記述にも想像が働いて僕なりの文脈(というほどのものでもないのだけれど)が誕生してきます。 医学部のカリキュラム編成っていろいろあれこれ言われたりするんだけど、やっぱ白紙の状態で基礎医学から積み上げていくっていうのは、本当にしんどいと思うし、結局詰め込みになっちゃうような気がする。 ま、とにかく試験を落ちないようにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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