美人ペアとして騒がれたオグシオが準々決勝で敗れる中、
前回金メダルで世界ランキング1位の
楊・張ペア（中国）に勝利するという大快挙で
準決勝まで進出したバトミントンの末綱・前田ペア！

準決勝は1ゲームにゲームポイントを先に迎えたものの
試合巧者というか、勝利に対する執念の強さを感じる
韓国のペアの前に逆転されて1ゲーム目を落とすと
そのまま試合は相手ペース。破れて3位決定戦に進んだ。

銅メダルを掛けた戦いの相手はランキング2位の中国ペア。
流れをつかめなかった試合は1ゲーム目こそ17-21で落とすと
2ゲーム目は10-21とペースをつかめないまま破れ、
残念ながら銅メダル獲得とはならなかった。

試合後には、
「この舞台で4試合も出来た経験は大きかった」
「ここまでやれるとは思わなかった。達成感がある」
「楽しかった」というコメントとともに
「長かった、やっと終わった」
と重圧の大きさを感じさせる言葉もでた。

大会前の日本の報道ではそのルックスで
バトミントンといえばオグシオ、
小椋久美子・潮田玲子ペア一辺倒であったが、
末綱・前田ペアは6月の国内大会で
オグシオを敗った実力を持つペアだった。

報道がオグシオの集中する中で、
変なプレッシャーを受けずに本番に挑めたのかもしれない。
オグシオしか知らなかった人たちにも
殊勲のペア、末綱聡子（すえつなさとこ）前田美順（まえだみゆき）
の名前は広く知れ渡ったことだろう。
スエマエ・ペアお疲れさまでした！

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