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著者は神戸大学の金井 壽宏・教授である。キャリアとは何かからはじまって、キャリア形成に重要なキイワードが「一皮むける経験」だという。
金井教授は、関西経済連合会のプロジェクトで加盟企業の経営幹部のインタビューを通じて「一皮むける経験」を集大成・分類する。そこから、一皮むける経験が、その人のキャリア形成やリーダーシップ開発に飛躍的な役割をもたらすと結論付ける。 実際の一皮むけた経験として44のケースを取り上げている。一皮むける場合として、入社初期の配属・異動、はじめての管理職、 新事業の立ち上げ、プロジェクト、海外転勤、左遷、昇格など実に様々である。 ケース物語りとしても十分に面白い。またリーダシップ論としても勉強になる。光文社新書・740円である。 あなたは、いつどこで一皮むけましたか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.05.17 20:05:01
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