アントレプレナー塾長　「大人の探検隊日誌」　夢のソーシャル・アントレプレナー　　　　　　　　　　　　

最後の授業　　　　　　ランダムハウス講談社　「最後の授業」

　　あなたなら余命数ヶ月と宣告されたら何をしますか?

  カネギー大学のコンピューターサイエンスの世界的権威、ランディパウシュ教授は

　膵臓癌で余命３日ヶ月と宣告された。

　あと少しの命を３人の幼い子供と愛妻とともに過ごそうと決意する。

　でも自分が死んだらこの幼い子供達を誰が面倒をみるのだろうか。

　誰が一人残された愛妻の相談相手になるのだろうか。

　心配の種は尽きなかった。

　結局、行動に移した。

　大学に近い長年住み慣れた大好きな自宅を捨てた。

　もう大学へも通わないのだから、妻のご両親が住むバージニア州に移り住んだ。

　幼い子供達とかけがえのない時間を過ごすうちに一大決心をした。

　子供達のためにも最後の授業をしようと・・・・・

　そしてそれを記録に残そうと。

　しかし妻は大反対した。

　ペンシルバニアの大学までどうやって移動するの。

　あなたの体力はもつの。

　それにその日は私の誕生日。

　最後の誕生日を家族とともに過ごして。

　涙なくしては読めない本です。

　彼はどんな話をしたのか。

　私だったら３ヶ月をどうすごすのか。

　ぜひ一読をお薦めします。