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December 24, 2009
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カテゴリ:はかり

  

- 目方や重量と質量との関係を理解しておくと物事がよく見えるようになる-

  

 「はかり」とは一般にはモノの目方を計るための機械です。目方は一般に重量を表します。それは重さともいいます。「はかり」はカタカナで「ハカリ」と書くことが多くあります。漢字では「秤」(はかり)と書きます。同じように「はかり」を意味する漢字を使った表記として、「計り」や「量り」「測り」ほかがあります。目方のことを計量単位として厳格に表現するとそれは「質量」ということになります。


 「重さ」や「目方」や「重量」といわれているいつのは「質量」のことです。質量は地域ごとに微少ながら異なる重力加速度の影響を排除して表された物体の量の表現です。その物体の量は人の感覚には「目方」や「重さ」として実感されます。質量の単位はキログラムであり単位記号は「kg」です。質量は国際キログラム原器の質量によって決められます。国際キログラムの質量と等しい値が1キログラムとされます。1キログラムの質量の分銅は北海道と沖縄では1グラムほどの差が出ます。富士山と東京都でも同じように1キログラムの差がでます。1キログラムの質量の分銅は1キログラムのままなのですが、分銅に働く重力加速度の値の違いが上で述べたような差となって現れます。1キログラムの分銅は月面では地球上の約6分の1になります。重力加速度の差のためです。重力値の差の影響を除外して表現される物体の量のが質量です。このようにしないとさまざまに不都合が生じるからです。


 「はかり」(はかり、ハカリ、秤、計り、量り、測り)は、計量法では質量計といいます。昔は「カンカン」ともいいました。「貫貫」「貫々」「かんかん」とも書きます。竿式の「はかり」は分銅とのバランスによって質量を求めることができます。バネの伸びを利用したバネ式はかりはバネが重力加速度の影響を受けます。どの程度かといいますと目盛りが800を超えた当たりからです。それ以下ですと重力加速度の影響は目盛りに実際上は現れません。


 加重センサーにロードセルなどを使用したデジタル表示の電気式のはかりの多くは地域ごとにわずかに異なる重力加速度の影響が表示に現れるのを補正して使用します。重力加速度によって使用地域ごとに区分された補正値を電気回路に打ち込むことによって重量値を質量値として取り出します。質量は実在しますが地球上にいては重量として感得されることですから説明を受けても頭がこんがらかって困るかもしれません。賢明な人はこのようにくどい話をしなくてもお判りのことでしょう。

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Last updated  December 24, 2009 09:57:55 AM
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