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カテゴリ:★★★☆☆な本
「長崎へ行こうと思う。行っても長崎に用触はないが、用事の有る無しに拘らず、どこかへ行くと云う事は、用事に似ている。だから気ぜわしない」。ヒマラヤ山系氏を共づれの、珍道中がまた始まった。途次、病を得た百けん先生は、舞聊をかこつあまり「なまけるには体力が必要である」という真理まで発見した。走行距離は総計約1万キロ。名作随筆「阿房列車」シリーズはついに完結を迎える。
<感想> ★★★☆☆ 偉大なる昭和の鉄ヲタ、百けん先生の「阿房列車」シリーズ三作目です。 今回の旅では、私の地元も旅されているようなので興味深く読みました。 シリーズ一作目と二作目で、百けん先生のユニークな物の見方や考え方 については書いたのでここでは触れません。 ただ、百けん先生がこだわった旧かな、旧字体でこのシリーズを読むと ずいぶん違った感じになるんだろうなぁ~と思いました。 機会があれば、そちらのほうも読んでみたいと思います。 巻末に載っているグレゴリ青山さんの『阿房漫画』笑えました。 シリーズの一作目と二作目を読み返していたらムショーに旅に出たくな って・・・・ 衝動的にこんなの買っちゃいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.14 19:33:45
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