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2012.01.04
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カテゴリ:★★★★★な本


「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくるー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。


<感想> ★★★★★

文中に「五年後だったら・・」という箇所がありますが、今は戦争体験者

から直接話を聞くギリギリのタイミングなのかもしれません。 

戦後21年目に生まれた私はそれをどのように次の世代に伝えていくの

か?などと昨今考えています。 おそらく百田さんもそんな想いを持って

いるのではないかと思います。 この本がさらに多くの人たちに読まれる

ことを強く希望します。






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最終更新日  2012.01.04 21:10:07
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