テーマ:東海テレビのお昼ドラマ(184)
カテゴリ:昼ドラ
金曜日のストーリー完全版
美しい罠/第65回(最終回)「残酷なもの」9/29Fri 金曜日にさらっと感想を書いて、後ほどちゃんと感想を書くつもりだったのですが みなさんのコメントを読んだり、ブログの記事を読ませていただいたりしたら なんだか消化できてしまいました(笑) みなさん同じように槐と類子の幸せを喜んでますものね。 私もまったく同じ気持ちです。感無量です(^-^) という事で、少しだけ。 最終回のサブタイトルは「残酷なもの」。その残酷なものとは「愛」でした。 山荘に集う人たちは、その胸の中に様々な形の愛を秘めています。 類子の中には、槐への愛・不破の愛・草太への愛。 槐の中には、類子への愛・澪への愛。 それぞれの愛がどのようなものであるかを見誤ると、 このドラマは非常に難解なものになったかも知れません。 異性への愛の形は一つではありませんし、結婚だけが愛の形ではありません。 類子のように、本当に求めていたたった一つの愛を自己犠牲の形でしか現せない場合もあります。 そして類子は本当に求めていた「情熱的な愛」を封じ込めた事によって 全ての自分の人生を偽りの気持ちの中で過ごさなければならなくなりました。 逆に、澪のように愛の定義が自分の中でとてもはっきりと形作られ、 愛し合うもの同士はこうでなくてはいけないと言う観念が強すぎると、 相手も自分も傷付けかねませんよね。 何故なら、愛の形や価値観は人の存在する数だけ存在するのですから。 人を愛するという事はどういう事か。自分はどのように相手を愛するのか。 そして何を相手に求めるのか、何を相手に求めないのか。 「愛か金か」ではなく、「どのように人を愛するべきなのか」。 このドラマは、それを登場人物たちにずっと語らせてきたのだと思います。 愛し方を間違えると、途端に愛は残酷なものになります。 しかし、人は誰かを愛さずにはいられない。 愛は美しい。心から、そう思います。 素晴らしいドラマでしたね(^-^) ※ヤプログでは「紅の紋章」の感想を書き、 こちらではダラダラと美罠に浸っていようと思います(笑) いつでもコメント下さいね。日記の内容と関係なくても大丈夫ですので(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[昼ドラ] カテゴリの最新記事
|
|