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寿子のカナダ留学記＠ Simon Fraser University

[大学院生活] カテゴリの記事

全118件 (118件中 1-50件目)

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Heatwave:熱波

日曜日から熱波。３０度を越す暑さです。大学にも熱波警報がきたらしく１）パソコンの電源は仕事が終ったら切る２）電気も消すなどの通知があったらしいです。予算削減が激しい州立大学では、グリーン活動とかいって、電源を切る事は結構徹底して、思いっきり経費削減をしています。いいことですけどね。バンクーバーの標準家庭にはクーラーがありません。私も久々に夜遅くまでクーラーの聞いている大学の部屋を探しそこで研究していました。自分の研究部屋なんて、暑くて仕事もはかどらない。クーラー部屋に移動したとたんに、効率が上がりました。大学内でもクーラーのある場所、ない場所があり、ここ数日で把握してきました。サレーキャンパス（ショッピングモールにあるキャンパス）はクーラー寒すぎる程きいているので明日は大丈夫そうです。家に帰っても、暑すぎて、お庭のテーブルで夕ご飯を食べ夕涼みをしました。室内より、外の方が涼しい、、、（涙）。できたてのベネズエラ料理っぽいコーンブレッドをいただき、ボサノバを居間からがんがんかけて、インドのお香を虫除けがわりにがんがん焚いた久々に夏らしい夜をすごしました。今週で授業参観（データ採集の一部）が終わりです☆インタビューはまだまだ続きます。今学期の私はバックパッカーにコンピューター、デジタルレコーダー、カメラ、ヘッドホン、お弁当にスナック、水筒にコーヒーマグと、オタク様のようです。ここ数年、本とコンピューターばっかりの単調な生活で全く使う必要がなかったダイアリーも大活躍。これも、きっとよい思い出になると思います。。。

2009年07月29日

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夏の大学の様子。。

ここ数日暑い日が続くか、そよ風もあって心地よい。大学ではサマーキャンプが始まり、SFUのTシャツをきた子供達が駆け巡っている。ほとんどは、親が仕事をしているのでデイケアみたいな感じなのだが、教育的要素が多いものが人気みたい。そして、大学生が結構このサマーキャンプのリーダーで子供達の面倒をみるというのが一般的。所謂、典型的な夏のアルバイト。他のアルバイトは土地柄、BCフェリーで働く人、アラスカクルーズのバイト、山火事など夏場の火事に向けての消防員、そして、植林をする仕事など西海岸らしい仕事も学生には人気。あと数週間すると、学生達は完全に夏休み。。。それまでに第二ラウンドインタビューを終らせるつもり。結構みんな中国、ブラジル、韓国など帰省するみたいなので、なんとかアポをとります。最近の大学生は、休み事に自分のお国に帰省。グローバルな社会だし、3か月毎休みに帰省したら、やっぱり自国がよくなってくるみたいで、カナダは仮住まいっぽい。移民の概念が時代と共に変わってきてる事は確かだし、かといって、昔ながらの移民もたくさんいる、多様化社会バンクーバーです。

2009年07月22日

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夏

心地よく暑い夏。後２週間でデータコレクションの一部が終了。そして、学生さんにインタビューの予約をそろそろ考える。来学期の仕事が決まったので、８月になるだけデータ整理ができるといいのだけれども。最近夜９時からダウンタウンで始まる映画をたまに見に行く。日本映画だから特に。先月は「めがね」、今夜は「かごめ食堂」。最近の楽しみの一つです。

2009年07月17日

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多言語キャンパス

今週のバンクーバーは猛暑。そして、今学期も卒業式が。私のオフィスは卒業式会場の真上、１日３回くらい多学科の卒業式があったかな。うちの大学はアジア系が多い。オーストラリアにいた頃、あこがれの大学にエアロビとかスペイン語とか通って学生の雰囲気を味わいにいってたが、この大学もアジア人が多かった。そして、今日は学生さん２人インタビュー。こちらで生まれ育った移民家族の子女は高校、大学にはいって同じ言葉を使う学生が多いため、親の言語もめきめきのびるらしい。学術英語のクラスですら、自分の親の言語が上達してきたという声も聞く程。この辺が、カナダ特有なのかも。英語以外の外国語も学びたいなら、バンクーバーの大学はおすすめですね。

2009年06月05日

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バンクーバー快晴

今週は快晴。インド系カナダ人が多くすむサレー市のキャンパスに週２回きています。このキャンパスは高層ビル、そしてショッピングセンターがあり、おしゃれなパブもあるし、キャンパスの入り口には酒屋さん（笑）。バーナビーキャンパスとは大違いです。学生が勉強できる場所も壁一面ガラスにしてあったり、景色も綺麗。今座っている前にはモノレールの駅、住宅地があり、緑、そのむこうには雪がかすかに残る山々。カナダらしいし、何カ国語も聞こえる。韓国の前大統領が亡くなり、今日は喪服で授業にきた学生もいた。バンクーバーで追悼式みたいなものがあるらしい。まさになんでもあり、西海岸。最近は学生さんにアポをとってインタビューをしているのだが、これが中々思ったよりも奥が深い。５クラス授業見学させてもらっているのだが、全く他人な私の研究対象になってくれる学生は、やっぱりまじめ系が多い。驚く事に２０代にしてこんなに考えて生活しているのか、、、と自立心、責任感に関心。自分のもっていた甘さが浮き出てくるようなインタビューだった。留学生も授業もないのに、朝からよるまでキャンパスで勉強したりしている。これにはバンクーバーの家賃高騰による影響もあると思うのだが、１ベットルームのダウンタウンアパートに３人で生活しているから落ち着けないのだとか。それにしても、私がいつもここで嫌な事があって文句を言うと、「それでもカナダは悪くない」という人達がたくさんいたが、ちょっと納得。カナダはよくも悪くも誰もを受け入れようとする国で、この国のシステムをよく理解している人が残れる国なんだと、ちょっと実感。

2009年05月30日

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学部長の器

時計を一時間進めるサマータイムが始まり、日が長くなった。それに加えて雪も止み、晴天が続き気持いい。バンクーバー特有のSAD（日照時間が少ないために元気がなくなる病気）の人達もそろそろ元気になるのでは。。。と思わせる季節です。昨日購入したクロックポット（スロークッカー）で早速、豚、大根、ジャガイモ、タマネギ、しめじで煮物を作ってみた。美味。ご飯が切れたため、これだけどブランチにガッツリ。適当に水、醤油、さとう、塩、酒粕を入れただけ。しばらく、クロックポットはまりそうです。寝る前に材料いれて朝起きたらできている。嬉しいですねー。朝ご飯が豪華に、そして夕ご飯も同じメニューになりそうです。さて、今日はうちの学部長選出のプレゼンを家から見た。人によって全く学内も変わるし、一応院生もフィードバックを出してもいい事になっているから、とりあえずどういう人がこのポジションにくるのかみてみた。その中で最も心に残った応答は、「学部長としてのあなたの役割は？」「It's not about me anymore：もう私だけの事ではありません」と返答し、その人は自分は周りの人が働きやすくする環境を提供する事、そして自分はこれ以上の地位はもういらないから、学生と共同研究をして出版する事。この事で、大学全体の評価も上がると。結構、自分中心な人ばかりの学術会でこの事をトップとして言える人はすごいと思った。そして、この地位まで来る人はどんな質問にも答え、ジョークでかわし、鼻で笑える余裕があった。この人は、情熱が人を動かす。話しをしている中で、情熱と気持ちを込めて企画を持ち込めば人はついてくるし、今年はすでに2.5ミリオン（日本円で２億円くらい？）以上調達したわ。。。と。この人の現在努める大学の博士課程は一人につき年間１８０００ドル（150万円）保証してくれるらしい。この人が学部長になれば、学部内の雰囲気も変わるだろうなぁ。。なんて思った一日でした。

2009年03月14日

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週末のボヤキ

今日は、シュラスコの日。ダウンタウンにある唯一のブラジリアンシュラスコsamba、結構すいていてびっくり。ここは、夜に行くとサンバショーとか、カプエラ（カクトウテキダンスというのかな？）があるが、お昼は流れる音楽だけ。今の換算でいくと１０００円ちょいで、サラダバー（２０種類くらい）とお肉食べ放題。お肉はシアトルでA&A夫妻に連れて行ってもらったシュラスコよりは完全に落ち気味だが、まぁ値段の差という事で。。。やっぱり、お肉系は値段＝質と実感。さて、帰宅してからリサーチ復活だけど、大学の方針／カリキュラムを調べていたらちょっとびっくり。うちの大学は２０１０年までに大学院生を全体の生徒数の２５％にもっていきたいんだと。現在、約２万５千人の生徒中院生は３３００人くらいらしい。現実には、今回の金融危機以前から政府の財政難でどんどん大学予算が減り、授業料もあがり、助手の仕事も減り、うちの学部の院生はほぼ外で働いている。そして、今年はある文系学科では、何らかの事情で院生募集０と新聞にもでていた。こんな状態なのに、どうして院生を増やせるのか不思議でしょうがない。私も人ごとではなく、いつ助手の仕事がこなくなるのかもわからないし、カレッジの短期集中コース指導もいつまでバランスをとれるかわからない。三重県国際交流財団から奨学金がでてなかったら、今の生活ははっきりいってない（笑）。ここまでこれた自分にも驚いているけど、これから進んでいく自分にも不安を感じる。まぁ、何はともあれ、、、これは、戦略企画書に書かれていたものだし、５年前の事だからそのうち改善されたらなーーーなんて思ったりして。今日は、久々にランガン（龍目）というライチ的フルーツを買いました。これは、なぜか女性と目にいいらしいんです。

2009年03月08日

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採点

今週はずっーーーと採点と教科書チェック。息抜きはお散歩です。新しいコースなので、流し読みはできません（笑）。そして、オンラインコースだと、生徒に人間扱いされない時もあるので、気は抜けません。過去には、成績をあげろと執拗に言われたり、就職活動にひびくと泣かれたりもありました。他の生徒の前で嫌みを言われる事もありましたが、必ずちゃんとみてくれる学生はいて、私の変わりに旗をあげてくれる時、励ましてくれる時もあります。顔が見えないオンラインコースは、非常にトリックが多いけど、それでも、救われている部分も多く、教育者として初心に戻れます。このように、オンラインコース担当の院生は上層部に、人間扱いされていないと文句を言った事のある人もいたりします。はっきりいって、人間の本質を垣間見る事のできる仕事です（笑）。財政難で、他大学は院生しょっちゅうストをおこし、今年は二か月以上に渡るストをおこして学部生の勉強に影響がで、政府から大学に戻って仕事をしなさーいと命令が下されたという。彼らが日本のひとコンマ単位でお給料をもらっている大学院生の立場になったら、多分日本の大学は財政困難極まるだろうなー、なんていつも思いながらカナダの院生生活に感謝をしている。さて、助手をしている（といってもボスはメールの返事すらしない、このコースをデザインしてから全く関わってない感じの教授）教育心理学（就学児童の社会、学習発達）なのだが、今までのコースとはちょっと違う。教育心理はちょっと科学的で、白黒はっきりしたところがあり、子供の成長、性質、感情なんかが表にされている。私がこれまで習ったり研究してきた事は、もっと本質的な事をみるので、表には基本的にはしない。そして、一般的な事を強く進める傾向なく、一人一人の社会文化環境を見た上でのコミュニケーションから構築される自我だったり、絶えず変化のあるアイデンティティ、自己と者者の対話、権威構造を解釈していくので、こういった視点で学生さん達に刺激を与えられたらいいなぁと思う。という事で、明日で採点終るかな、、、。

2009年03月02日

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腹が減っては戦はできず。。。ステーキ！

久々に、夕ご飯はステーキ☆　学期も半ばでここで風邪はひけない。友達のお母さんが、安い肉でもたたけば驚くほどやわらかくなるという事で、３センチくらいのお肉が大セールだったので、これを１センチちょっとまでたたきまくったら、驚くほど美味しかった。味付けは、お醤油、バター、ニンニク、しおこしょう。このシンプルさが美味しい。お野菜は、ズッキーニ、レンコンを塩こしょうでオリーブオイルでいためたもの、パスタサラダ、マッシュドポテト。４０分でできた簡単かつ美味しい料理。私の中ではレンコンとステーキがヒットでした。今日は、教育学部院生向けのライティングワークショップがあったので聴講しにいった。論文を書いている最中にこういうワークショップにいくと、ふと気づかなかった事が復習できたり、文法／論法を学び直しができる。で、今回は動詞の時制。ふと、考える事なく書いてきたものでも、なるほどーーーという事があった。例えば、過去に何人もの研究者によっていわれていること、現在完了。一人の研究者は、過去形。そして、自分がどのようにその研究をみているのかで、過去形、現在完了、進行形と使い分け。あんまり考えた事がなかったような、考えていた様な。ちょっとすっきりした。そして、英語を母国語として話す院生もこのワークショップに参加してたので、こういう動詞の時制にまどわされるのか質問したら、なんと、、、惑わされるらしい。ほっ、よかったー☆と内心嬉しかった。でも、英語を母国語をしてる人は冠詞は絶対間違わないんだよねー。カナダの大学の在り方も、少しは変わってきてるみたいで、教育学向け院生用のワークショップなんて今までなかったのに段々大学院も留学生／移民の受け入れ態勢が整ってきているなあとちょっと感心した一日でした。

2009年02月20日

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大学にゴンドラ？！

うちの大学は山の上。雪が降るとバスも上がれず、大学は閉校したりもする。という事で、オリンピックに関係するのかなんだかわからないがスカイトレインの駅から大学までケーブルカー（ゴンドラ）建設企画があるらしい。確かに、大学の駅から大学までのバスは９９％学生しか乗っていない。ゴンドラで大学通っています、、、なんて、ちょっとかっこいいなー☆最近飲茶が、食べたくて食べたくて、近所の中国人経営のパン屋さん（肉まん、しゅうまい、餃子、なんでも飲茶メニュー冷凍にてあり）で、小龍包とシュウマイみたいなのを購入。ここのパン屋さんは、お店で全て作っており、餃子もパーティーなんかにお土産にもっていっても恥ずかしくないくらい美味しい。先日購入してまだ使っていなかった蒸籠も二段でデビューしたおいしい夜だった。そして、おまけはお味噌汁。あおさとわかめたっぷりで、やっぱり日本人な私です。

2009年02月18日

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ホームレス on campus

なんと今日は、ホームレスの人が大学の図書館の斜め前で寝ていた。この一角に、自転車、買い物かごなどおき、バンクーバーには１０００人の若者ホームレスがいる、そういう社会にさせるなと批判。確かに、こないだの新聞にバンクーバーダウンタウンのアパートが、管理会社がかわったらいきなり７万円一月に値上がりして、引っ越しを余儀なくされたり、安かったアパートを買い取って改装（そして、高値でのレンタル）をするために、住民に３か月通告をしたり。バンクーバーの家賃はとっても高い。オリンピックにむけた家賃（不動産）高騰と、金融危機のダブルパンチだ。そんな中金融危機で、アメリカからの面白いニュースが飛び込んだ。「金融危機が家庭の絆を強める」と（笑）。いきなりの解雇なんかで、二世帯、親戚同士で同居したり、離婚したのに家をでてけず、家庭内別居だったり。そして、マーケットにでた家は結構銀行名義になったものが多いところからみると自己破産も多かったのだろう。ちょっと、暗いニュースになってしまったけど、うちの大学のホームレスさんは、社会運動の一環パフォーマンスだから写真をとろうとこわごわと近づくと、、、なんと、昼間とおなじ格好で動かず寝てるではないですか。そして、勇気をしぼって顔の近くまで見てみると、、、、、人形／詰め物だった☆

2009年02月04日

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ミーティング前日☆

担当教授のとのミーティングを控え悶々と、ペーパーを書いている時に、近所の日本人シェフのお寿司やさんに、先輩とランチにいった。一月生まれの二人でランチで新年の挨拶と誕生日をお祝いしたのだ。なんで、この日にしてしまったのだろうと思ってたけど、この先輩は２年前に博士課程が終わったので、いろいろ有益なアドバイスをくれた。彼女にしかできないサポートも約束してくれた。大体、私と同時に入学した学生は１／４くらいしか卒業していない。きっと、今年、来年、再来年に終る人達が多いと思うが、同期に会うことは、ほとんどない。皆家庭、仕事、研究の両立のため、博士課程半ば過ぎるとわざわざ連絡をしあう人はあまりいない、孤独な学部なのだ。これが、社会科学（文系）系の悲しいサガ。そして、学生という身分なので友達もどんどん世界にはばたいてしまう。とか、暗いことを考えながら、昨日はペーパー＆オバマ就任式で一日が終わりましたが、あーー、本当にランチにいってよかった。一気にモティベーションあがりました。きっと、こういう風にこれからも危機を乗り越えていくのだろう。ありがとう☆ちなみにランチは、きらら鮨というヘイスティング＠ベータにある小さなお寿司屋さん。ちゃんとベテランスシシェフが作ってくれるお寿司なのでとても安心で、おいしいです。次回は是非デザートのプリンを食べてみたいものだ。そして、夕食は外で軽くハンバーガーとピザ（笑）。近所のホワイトスポットにいってきました。一日２食を外なんて滅多にないけど、これを続けると太る．．確実に。ホワイトスポットのリジェンダリーバーガー、学生にとっても親切な量、質、値段なのではまりそうです。

2009年01月22日

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年初め

すごい霧な日。私の大学はこの季節霧に包まれる日が多いのだが、うちの近所が真っ白になるなんて滅多にない。ここ数日体調が悪かったので、家で採点をしたり、オプラショーをみていた（笑）。新しい大学のコース「就学児童の社会生活」は、アッタチメントセオリーとか、気分の理論？とかがきちんと読めるので楽しみ。学生さんも驚くことに、お母さんで子育てと自分の将来の社会復帰にとこの授業を履修している人も１／４はいる。勿論、スクールカウンセラー、学校の先生、障害児教育者になりたい若い学生さんもいるし、おまわりさん、刑法学の学生さん、里親をしている人（多分、児童虐待の子達の社会性教育とか？）もこのコースをとっている。これからどんなペーパーを書いてくれるのだろうかと興味津々。さて、今まで一度も私のホリデーのお仕事の話しを書いていなかったのでここでご紹介します。３か月に一度短期集中（２週間）で小学校英語指導者養成コース、J-SHINEの講師をSprott Shaw International Language College でしています。SFU,UVIC,オーストラリアでの教職を活かして、日本の小学校英語活動に貢献できるような教授法、レッスンプランの作り方を教えています。日本の英語教育も小学校は必修になりますね。他言語、多文化の興味付けをどのように子供達に伝えることができるか興味のある方は、Sprott Shaw International Language College までお問い合わせ下さい。

2009年01月16日

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社会貢献する音楽会

昨夜は、Art for Impact といううちの大学の芸術学科（ダンス系）が中心で、カンボジアの子供に募金活動を目的としたちょっとしたコンサート（ライブ）にいってみた。ジャズではじまり、ギターの弾き語り、ソロ、コンテンポラリーダンス、インタラクティブパントマイムと盛りだくさんだった。このカンボジアの子達に美術を教えようという非営利団体は、子供達にアートを通した感情教育、アートで生計を立てる事により、自立できる能力の推進などを目標にしている。引用：http://www.artcambodia.org/より素晴らしいなーと思ったのが、芸術家の学生の社会貢献の情熱。昨年は、誰かの家でこのイベントを行い、今年はオリンピックに向け近年、開発されつつあるチャイナタウンにあるRADHAという菜食者主義用のレストラン兼ヨガスタジオを貸し切って、なんとも西海岸チックなイベントにしてしまったのだ。西海岸チックというのは、健康志向（菜食主義とかヨガとか）、いたってシンプル（環境活動家が多いから）、そしていくつもの文化の融合（RADHAはインド系、でもキムチ、サワークラフト、そして昆布茶がメニューにある）しているちょいヒッピィーな感じである。この建物は、とても古いけど内装はワインセラーを意識したようなつくり。木と、うちっぱなしの天井、そしてレンガがやさしい雰囲気を醸し出している。そして、蘭の花があちらこちら、仏像と一緒に飾られていた。地元のアーティストっぽい作品も商品として飾られ、場所の有効利用もしっかりされている。このイベントの〆は、アフリカンドラムやパーカッションのセッション。とても、楽しかった。一緒にいってくれたお友達ありがとう：）☆　$771.25が寄付されたと報告がありました　☆

2008年12月10日

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助手

なんと、来学期の大学の助手は、初めてのコース。しかもオンラインだから、助手が全て（カンニングした時以外）は仕切るから、これからこのコースの内容を把握して、読んでいかないとなんて思っています。初めての教育心理学よりの授業で、social lives of school children（就学児童の社会生活）という授業です。小学生ー高校生？が学校生活でいかに学ぶかというコースで、社会的観点、クラス作り、友達との関係、学校の役割、などなど興味のある、これからこの科目の教職経験を付けていきたいとずっと思っていたものの一つです。多分、ピアジェとかビゴツキーとかが基本になるんじゃないかと思います。この授業多分、学校の先生になりたい学生がたくさんとるのではとちょっと期待。それにしても、次の学期は予算上助手の仕事が激変しているので、多分仕事もないかもーと心配していたからホッと一息。がんばろー☆そして、今学期はもっとピッチをあげないと、、、とぞっとしています。これから図書館いってきます。

2008年11月08日

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カナダのフランス語学校

桜も紅葉するなんてしらなかった。楓は派手にまっ黄、真っ赤に染まるのに比べ、日本の紅葉はグラジュエーションが繊細。うちの大学のキャンパスには、日本のもカナダのも綺麗に紅葉している。自然が生み出すアートだなぁとほっこりする。最近は、周りの友達のベイビィラッシュ。ほぼ国際結婚なので、勿論話題の一つは、子供の言語教育。ちなみに私の担当教授の奥さんは日本人で、彼のお子様達は、全くのバイリンガルだそう。話しを聞くと、母と父が徹底して一言語で話す事だそうだ。アンパンマンなど日本の漫画は日本語では鉄則のよう。周りの子供、またはミックスな友達を見ていると、バイリンガルは子供のもっている言語能力も勿論の事、環境要因も大きい。カナダの西海岸なんかバイリンガルは当たり前、三か国語、四カ国語話せる人もかなりいる。これもやっぱり環境だろうなぁ。。。カナダの公立学校は、公用語がフランス語と英語なので、どちらの言葉の学校に行く事も認められている。フランス系子女優先でフランス語学校は高校までいけるらしい。最近のアジア人移民でこちらの英語の学校は楽すぎるという家庭は、子供にもっとチャレンジをとこのフランス語学校にいれるのがトレンドらしい。中国系、韓国系の優秀児が多いそう。さすが、教育熱心だなーと感心。フランス語の学校の研究文献なんかを読むと、元々はフランス語を公用語にする事で差別されていたケベックに主に在住するフランス系移民が、ホワイトカラーの仕事につけるようにと考慮されたものなのだが、８０年代にはアングロサクソン系の中流家庭の生徒がよりよい就職活動ができるように、なんとケベックのフランス語ではなくフランスのフランス語を教えてるようだ。そのため、フランス語を母国語にするケベックの学生は、学校のフランス語に違和感を感じ向上心が失せるのが問題だと批判されていた。そして、現在はフランス植民地だった国からの移民のフランス語がこの学校に入ってくる事により、「誰のフランス語を教えるの？」という問題が発祥しているらしい。さて、西海岸はどうなのかなー。友達の息子がフランス語学校に行くのでいろいろ話しが聞けそうだ。とりあえずは、友達はシステムがフランスと同じくプレスクールが６時間という所に驚いていた。多文化主義のいい所かも。。。

2008年10月30日

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夏のコース

８月もお盆すぎ。お盆の間（といっても、こちらにお盆休みはない）はむちゃくちゃ暑かった。それでも３０度いくかいかないかくらいで、体がだるーいのは温度差。今日は多分２０度くらい。この温度差が結構きつい。今年はブラックベリー摘みを何度か隣の公園（徒歩１分）でしてるけど昨日は暑い日が続いたからかとっても甘くてはちきれそうな実がたくさん収穫できた。早速マフィンをたくさんつくり大家さんとか友達とかにおすそわけ。マフィンもココナッツオイルを１／３つかったら風味もしっとりマドレーヌ風で上品。フラックスシード、オートミールもまぜたが、次回はオートミールの分量を増やした方がいいかも。まだ５００Gはあるブラックベリー、来週はりんごと一緒にパイ予定☆

2008年08月19日

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心機一転

先日書いた変化というのは、実は担当教授の変更だった。一年間以上悶々んと考えた結果の答えで、以外とあっけなく、「グッドラック。卒業する時を楽しみに待っているわ。」とてもすっきりした最後だった。新しい教授は、驚く事に私の修士課程の時の担当教授と同じ台詞をいってくれた。「君の研究だから、君らしいものを仕上げなさい。」ふと、ビクトリア大学での修士課程時の教授とのミーティングを懐かしく思い出した。本当に新しい先生にかえて、またこの先生が心よく引き受けてくれて本当によかった。条件は、「必ず卒業する事」「ミーティングをきちんとして指導も厳しくする」という事。本当にありがたいし、私はラッキーだと思った。書類提出なんか終ったら、ちょっと気が抜けて、疲れ、夜はクロアチア産ラム酒のボトルを開けてもらいお祝いした。先日大学院についての質問を何件か受けたのだが、一つ言える事は、初めてみないとわからない事があまりにも多すぎるという事だ。私はこの大学を選ぶために、一年前には学会や、講義などにも数大学顔を出し、何人もの教授にあってもらい、その生徒達から話しを聞いたり、いろんな大学の院生の発表をみたりして、自分の研究課題と似ている学科、経済面と土地面から今の大学を選びこの院生活をはじめた。それでも、年月が立ち、研究を重ねるにつれ、いろんな事が発生し、その中で一番大切なのは、対応する精神力と危機を乗り越える忍耐力、または気持ちの柔軟性じゃないかと思う。勿論、一人で培え乗り越えるわけではない。環境が私をいろんな道、方向性を導いてくれる。この中で自分の声を聞きながら、これからも前を歩いていきたいと思った。大学院レベルでは生徒の質は全く関係ない。（特にカナダの州立大学、アメリカの有名校はどこにいっても優秀な学生、怠け者な学生がいる）何を質と決めるのかはわからないが、自分のしたい事、それを手助けしてくれる環境があれば、どこでもあまり変わらないのではと思う。この環境だけは自分でしか見極められないし、間違える事もあるから、しっかりと情報収集をしたり、大学で行われている授業のシラバスをみたり、文献をチェックしたりとして自分が勉強したい内容なのかを調べるのが大切なんじゃないかなぁと思う。後は、縁と運かな。それにしても、心機一転。。。ほっ。。。

2008年06月15日

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図書館オフィス

ヤッター☆　２月末から提出してた書類、教授に「家においてきちゃったわー。どこにいっちゃったかしら？」、とほったらかしにされ、忙しいとミーティングも引き延ばされ、提出期限過ぎて初めてサインをもらい、大学院オフィスからは、秘書：「なんで遅いの？」私：「教授のせいです。」秘書：「本当に部屋欲しいの？」私：「欲しいです。学部の共同部屋では研究なんて集中してできません。」秘書「でも、提出期限過ぎているわよ」私：「提出期限の一か月前から準備してたけど、教授が忘れていて私のせいではありません。」と嫌み的な質問応答が終わり、無事にオフィスゲット。先週鍵をとりにいったら、私の部屋がなく、勿論かぎも用意されてなく、がっくりして、また大学院オフィスに戻り説明。担当の秘書さんが、親切でその場応対をしてくれた。なのに、鍵一つに一週間もかかり、ようやく、ゲット。なんでも、コンピューターサイエンスの院生と共有らしく、（なんで、超環境の整った、お金のある、新しい建物の理系院生が、図書館を、とこれもクレーム付けてきた。）早速部屋に入ると、コーヒのシミ、お弁当のかす、コーヒーの空きコップ、そして整髪料が。でも、勉強のものが部屋に一個もなく、正直安心。。（あまり、きていなさそう。。。）これで、この夏は勉強場を確保、しかも窓があるので空気もきれい☆ビクトリア大学のオフィスのようなぼろさが懐かしい。

2008年05月16日

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独り言：大学院生生活

バンクーバーに戻ってから本当に寒い。。。雨、雪、ちょっと晴れてまた雨という感じで、大学もすでに３回大雪で閉校した。今年は、授業をとっていないのでほとんど自宅で研究、仕事ができてしまい、このお天気も重なり、図書館で本を借りに行く以外は、ほぼ引きこもり状態。インターネットの普及でほとんどの文献も大学に所属していたらオンラインでみれるし、大学にない文献は北アメリカにある大学の中からインターローンライブラリーという制度で一ヶ月くらいで手元に届く。うちの大学はさらに、注文すると自宅まで郵送してくれたりするのだ（さすがに、自宅郵送は悪くてできないけど、病気だったり、子育て中だったりの人は結構この制度に助けられてると思う）。　大学院にきて思う事は、いつまでたっても私は年齢的にも若い方なのだ。９年前初めて修士課程プログラムに入学した時もそうだったけど、現在博士課程でも、一番下から二番目で、そのままあがってきてるので、やっぱり若く、教育学独特の「子育ても終わって（それか最中）、先生経験も１０年くらいはあって、中年」というモデルからかけ離れている。博士課程と修士課程の人材的違いは、やっぱりストイックな人が多い。修士は数年で終るものでなんとか乗り切れるから、その時大変でもほとんどの人が卒業してたけど、博士課程は３年目くらいから人に合わなくなる。それぞれ仕事または家庭持ちなので研究は家、図書館くらいだったり、お互い個人的にメールをしない限りなかなか様子を知る事は難しい。さらに、オンラインでほとんどの文献が家からみれちゃうから、わざわざ１時間かけて学校に来る人も少ない。まぁ、カナダの文系博士課程の生活とはこんな感じで、自己管理と忍耐、そして地道な作業の繰り返しで研究と掛け合わせて学位をもらえるんだろうな、、、なんて思う日々です。☆ハッピィバレンタインディ☆

2008年02月16日

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留学生

もうすぐ、学期末で、ペーパー提出と、生徒の採点が次から次へとくるので、今日はまとめて答えというか、こういう事が書いてないとだめだというメールだけだしておいた。今学期の助手の仕事は奴隷のように働かされた。そして、今日は今年初の雪！キャンパスはもう雪がうっすらかかってから２週間にもなるけど、うちの近所が真っ白になったのは初めて。とても綺麗で、クリスマスライトが反射して季節感をリビングの暖炉と照らし合わせながら味わった。さて、ペーパーの最中でこれもあれもとリサーチしているといろいろ面白い情報とかがでてくる。例えば、さっきうちの大学内の留学生数、英語を二カ国語、三か国語として話す移民の生徒の統計をさがしていたのだが、みつかったのは留学生の統計。２００３年から毎年学部にどれだけ生徒がどの国からくるか書かれていたのだが、予想道り一番は中国人（年間２００人くらい）、二番はイラン人（うなぎ昇りで２００３年は３０数人だったのに、今年は９０人以上。アメリカからはビザがおりにくいと聞いてるから、そのせいかなぁ。。）、そして、アメリカ人（今年は１００人突破、増えているんだよね、やっぱり環境かな）インド人とドイツ人（３０人前後）で、その後は、韓国、日本などが毎年１５人くらいきている見たいだった。韓国人は多いのだけど、ほぼ家族移民できて子どもだけが大学では残ったりしているから留学生数には入っていないから英語力とかで考えるとこの留学生統計というのはビジネス的な意味の方が強くて教育的意向というものは全くない。どこの大学も留学生を増やして国際化を目指すといっているが、これは学部生の授業料を予算カットを受けている大学を救おうというビジネス的意図が濃いのだ。今学期は社会学的な文献をたくさん読まされたから、自分がなんか動物園のおりにいるような、、そういう気もしないでもない。改めて教育とは何かと聞かれるとちょっと考え込んでしまうかな。

2007年12月02日

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時間のやりくり☆仕事のやりくり

最近のバンクーバーは曇り、雨、そして霧。。。今日なんて、雨上がりの曇った夕焼けがハローウィンっぽいねぇと思いながら食品買い出しへ。だいたい週一回土曜日にまとめ買いをして、もう一日は細かいものを調達。お豆腐とか、豆乳とか近所で買わないものが中心。今の家の近くにはお豆腐、納豆が帰るお店が便利な場所にはないので自然に遠下がる。忙しくなると外にでる機会もなくなり、ミーティングなんかもキャンセルしてしまうので余計に足が遠のき、最近はミートソーススパ、とか、ミートソースをご飯にかけたり、ピザソースにしてピザを食べたりと３日くらい使い回し。野菜はスープでたっぷりととるようにしている。来学期の仕事も決まってほっと一息。院生の日常的なストレスは生活の安定。毎学期同じポジションと共に、自分の知識のある科目の助手のポジションに応募して一ヶ月待つ。助手の仕事のよさは、奨学金。大体一度経験した授業を担当すると二度、三度目はとても楽なのである意味ペイオフができる。よその仕事と比べると保険がついたり、バケーションがついたりと、ちゃんと組合があるので私にとっては、いい仕事なのだ。４ヶ月に一回のこの仕事を応募するという作業がめんどくさく、数百人の院生の中からいい学期は４０、悪いと２０ポジションしかないのでプチストレスなのだが、まぁしょうがない。修士号の時と比べると勉強する時間はあまりかわらないが、仕事をする時間が圧倒的に増えた。それをやりこなすことも大変だし、ある程度でしてしまわないと追いつかないという事を最近学んできたかなぁと思う。時間のやりくり、これが何よりも難しい。

2007年11月18日

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濃い一日

一週間でもっとも濃い一日が今日も無事終了。この日は興奮して疲れているのに寝れない。今日は、インターネットの調子が悪かったので授業の後図書館の閉館時間ちょっと前まで仕事をしてたら帰宅時間はちょっきり１２時。疲れたー。そして、お味噌汁とご飯にキムチとビールという軽い夕食をたべ、５年くらい前かなぁ、ピアノという映画のビデオを鑑賞。それにしてテクノロジーってネットの調子がおかしいと全ての予定がくるっちゃうんだと軽く実感。生徒がたまにネットが使えず宿題の提出が遅かったりするけど、あれはストレスだろうなぁときのどくに思う。それにしても、つかれたー。ねよう！

2007年10月31日

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だらだらと一週間のダイジェスト

今週は、あーーーと言う間に、いつもの事でもあまりにもイベントが多いと疲れる。一週間が一ヶ月だったような。。。まず、火曜日にかなり蜜なミーティングがあり、ばしばしとプロジェクトに手直しがはいった。この先生の頭の回転が以上にはやく留学生は逃げるコース。彼女の担当になるとかえたりとさけて通りたいというくらい厳しく、カナダ人男性院生も半泣きしていてちょっとびっくり。それでもこの先生の手直しはかなり貴重で、同時にこのプロジェクトが１２月までに終るかどうか心配で、考えると心臓がどきどき高鳴りする。そして、水曜日には先輩の就職面接試験（公開）に行き、丁寧で細やか、且つ力強い研究（社会学）に脱帽。こういう試験はなるべく見に行くようにしている、、というのは、学会で発表されたものや賞をとった研究が発表されるからとっても貴重な情報源になるのだ。そして、木曜日は仕事と研究、金曜日は研究の手直しが入ったために、行く予定だった日系歴史プロジェクトのミーティングにもいけず。。。そして金曜の夜は土曜日に永久帰国するイラン人の友達のお別れ会が夜遅くから始まり女の子（といっても多分平均年齢４０歳くらい）５人の御泊まり会に続き翌日空港。そしてルームメートも学会でハワイに飛び、親友もインドに今朝帰国し、なんだか一気にお正月の後のように、しーーーんとしているのだ。明日はまた火曜日で、授業。先週は小学校からの友達がニューヨークから電話をくれた。数年ぶりに少ししか話せなかったのだけど、成功している彼女の話を聞いてとっても嬉しかった。海外で異文化間の中で自分の能力が気持ちよく発揮できる場所を見つけられた彼女に乾杯☆そして、久々に家族と長電話をした。とりあえず、お互いの状況報告などをペラペラとし、今日のご飯の内容とかの話しをする。海外電話が安くなった今、本当に近くに住んでいるような気すらする。さらにはこの土地だと日本まであまり遠くもなく、今年は年に二回帰れる事になるからあまり、海外にいるような実感すらない。アメリカ田舎出身の友達は飛行機乗り換え３回、１２時間かけてウィスコンシンの田舎に帰省で、私は直通、国内一回乗り換え、フェリーでドアからドアまで待ち時間含めて多分１２時間。。。本当に世界は狭くなったなぁ～など勝手な事を思うのである。。。。。明日の授業まで１０時間。。。。。

2007年10月30日

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大学でのペーパーの書き方☆カナダの学生について

今週はずーーーーと雨。一つ提出が終わり、また採点。採点する時は、音楽を聞きながら、テレビをつけながら、場所をかえながらと飽きがこない様にしている。自分が論文を書くのはとっても大変なのに、学部生の簡単な論文を採点するのはとっても簡単。人の文というのはとても簡単に校正できるものだとつくづく感じる。しかも、自分が本当に天才じゃないかと思うくらい（笑）。この時ばかりは日本語も英語も関係なく校正に没頭してしまう。以外と、こういう職の方が向いているのかも、、。さてと、英作文の簡単な書き方。教育学の場合だけど、抽象的なものはまずよくないですね。読み手の手をとって一緒に歩くようなかんじで、まずパンチライン（何を書くのか説明）、例（自分の学校の経験、理論を例を使って書く）そして、自分の意見（批判や、足りない部分、賛成部分を一点または二点に絞り細かく説明）。これだけで読み手はとりあえず納得して減点もあまりできない。ここで、自分の意見ばかり書いたり、大まかなアイディアだけで終ったり、格好つけて難しい用語を使ってその具体的説明がないと賢く聞こえるかもしれないけど、書き方が論理的じゃないという判断をされてしまうんです。私の助手のクラスは第二カ国語としての英語教授、指導法なのですが、ペーパーをさーと読み流すだけでその生徒が教科書を読んでいるか読んでいないかすぐわかりますね。だから、とてもよくかけていても、教科書を読んだよという証拠がどこかにないと減点されさらに、「ちゃんと読んでますか？」と一言点数の上にコメントを残すようにしている。こっちの学生のオバタリアン（死語？）な所は自分の点数をあげようとわけのわからない抗議をしてくる場合がある。今までの例で面白かったのは（というか、ちょっと怖かった）１）あなたもアジア人だから、私の就職活動がいかに成績重視であるかわかるでしょ！私はアナウンサーになりたいの！！！と、涙声で叫ばれた時。「気持ちはわかるけど、あなたの答え間違っているし、あなた勉強してないでしょ？」２）あなた、私が提出し直したペーパーじゃなくって、初めに提出した下書きのものを採点したでしょ？　「ーーー＞ちゃんと、確認してから採点しましたけど、何か問題があるなら、また折り返し連絡下さい。」こう返事をするとたいがい学生はあきらめる。それでも押してくるのは、そうとう変人。など、ちょっとずる賢い事をいってくる学生までいる。あと、２ヶ月でこのクラスも終わりだけどどんなドラマがでてくるのかちょっとドキドキ。。。

2007年10月21日

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新学期

９月４日から学校が始まった。カナダは３日が労働の日で連休だったのだ。。。それでも、私の院生活にはあまり連休とか週末とか関係なく、夏休みもしっかり単位をとっていたのであくせく本を読み、ブルーベリーを食べまくり（目にいいから）、研究漬けで今年の夏は、一度半日で山（グラウスマウンテン）に登ったくらいで、もったいないくらい何もできなかった。近所にブラックベリーのツタがたくさんあるので、スーパーの行き帰りに食べるのがちょっとした行事だった。何よりも、８月には叔父が急に他界し身動きのとれない自分にとても腹ただしく思い、こちらの日系のお寺でお参りを代わりにしに行ったくらいでなんとも悲しい別れを経験した。９月になると授業も始まり、仕事も始まり、目が回る忙しさで、それでも夏のように一人で単位はもらえるものの研究するよりも授業をとりながら研究する方がいろんな話が聞けて楽しいなーと新鮮にも思える。そして、締め切りに追われる毎日でとくに週末は忙しく、火曜日が終ると頭がぼーっとして水曜日は半日何もできない状態。。。久々に、、、今日のご飯：野菜カレー、トマト、クスクスサラダ＊　日本のカレーでちょこっとインドスパイスを適当にいれる）、具はじゃがいも、人参、タマネギ、ビーツ、ニンニクの芽、緑豆で、具は大きく切って残るように。＊　大家さんがくれた自家製トマトこの夏は結構大家さんが野菜を分けてくれた。とうもろこし、とまと、お豆、そしてハーブの鉢を私用に家の玄関口に用意してくれ、初めて赤紫蘇ジュースなんぞつくってみた。これが美味。＊クスクスサラダは、適当にレタス、トマト、にんにく、レモン、オリーブ、アンティチョークをいれて一週間分の作り置きからこんな感じでデザートは韓国系スーパーで買ってきたナシ。だから、洋梨じゃなくって日本と同じ梨。ちなみにこちらの韓国系スーパーでは松茸が１本１０００円くらいで、５本からプラスチックパック（しめじのように）はいって売られていた、、、。この大胆な売り方にちょっとビックリ☆このスーパーには２ヶ月に１度くらいいき、日本のもの、韓国の物をかうんだけど、今回の勝利品は、３リットルの瓶で売られていたキムチ。なんと、日本円にして１０００円。朝からキムチをチゲにしたりして食べまくってます。多分一ヶ月以上もちそう。。。

2007年09月21日

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サチュカチュワン

先週からカナダの内陸、草原地帯のサチュカチュワン州、サチュカトゥーン市に学会で滞在している。カンザスを思いだすような、大きな夕日を久々に眺めてなんとなく懐かしくなった。サチュカチュワン大学はビクトリア大学のように緑が多く、平地に広々としたキャンパスだ。寮もキャンパスのど真ん中にあり、全く森もなく、バンクーバーに比べるととても安全に感じる。この学会は、カナダの人文社会全部が一週間にかけて、いろんな建物で行われるので、教育学の私でも、社会学、先住民学などの発表、音楽、映画（監督のプレゼンテーション付き、教育的、経済政治学的なものが多い）なども学べるのが特色。また、大学院生にバーベキューなど無料ディナーがパブであったりして、多学科の学生と会えるチャンスも多い。今日は、ガーナからの留学生と席を共にして、はじめてガーナ文化、言語について学んだ。留学生達は、それぞれ、政治学（水の私有化について）、健康、薬学（癌予防のDNA治療）など幅広く研究をしていて、こういう専門家にビールを飲みながら直接話ができるのが醍醐味だなーと気持ちよく寮に戻った。私の発表は、一つは他大学に移った先生と去年修士号をとった中国からの留学生と３人で、教育関係が先週、３日は応用言語の研究法についての発表でバンクーバーに戻る。６月は、友だちの卒業式、ワークショップ、ペーパーと忙しくなりそうだ。

2007年06月01日

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やっと終った、、、

ペーパー一本終了。。。つらい道のりだったので、終った瞬間ふら～っと一瞬した。先週は、シアトルに一泊で学会でペネリストとして１０分くらいだけど、質的研究法の事を少し話した。この忙しい時期にこんな予定をいれてと、かなり後悔したが、この後ペーパーがそれとなくすらすらと集中してかけたので、やっぱり、刺激と人に質問したり、話あったりするのが一番なんだなーって思った。明日はゆっくり休んであさってからダウンタウンの仕事に復帰。今日は、ペーパー提出した後で、食品買い出しにいったのだが、輸入系とローカル系スーパーで久々だったので一時間くらい過ごしてしまいすっかりリフレッシュできた自分になんて、なんて、なんて、生活臭いのだろう、、、と笑けてしまった。この一ヶ月、人生について本当に考えされた日々だった。とりあえずは、ほっとした日曜日だった。

2007年03月26日

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バーナビー山上公園

ここ数日とても寒い。気温は１０度前後なのに、冷たい空気がじわじわと体にしみるのだ。今日は、山も雪化粧。仕事休みだったので、キャンパスにいるのだが、夕方には近くのバーナビー山上公園にお散歩。この公園、１２月下旬と１月上旬の嵐のお陰で木々が散乱してる場所もあり、この国の仕事の遅さに驚くばかりか、大木までも根こそぎ倒れている無惨な姿にも息を飲んだ。久々の青空で、水もちょっとの間は青く気持ちのいい一時だった。あまりにも寒いのか、いつもは、結構人がいるのに、今日は数人。一時間歩いてちょと汗ばんですっきりして仕事に戻った。いつもはお夕飯はお弁当で適当にご飯とか、パスタとかなんだけど、今日は本当に久々にサンドイッチを作った。パンは、トーストして、片面は、マヨ。片面はマスタード。モツレラチーズ、トマト、アボカド、塩こしょうとシンプルなベジタリアンサンド。それでも、アボカドは、しっかり半分使ったので、かなりこくもある美味しいサンドイッチになった。それにしても、毎日が早くて怖い。時間がたつのがあっという間で、今日もあと数時間で家に帰ると思うとちょっとぞっとする。

2007年02月22日

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一本

ペーパー一本終わり。後、一週間あったら、これからゆっくり見直して校正も納得するまでできそうなのに、なんでこんなに余裕がないのだろう。読めば読む程、いろいろアイディアがでてきたりするのに、言葉を巧みに使うにはまだまだ修行が足りないようです。留学生に的確なアドバイスを一つ。かけなくなったら、そのトピックを調べ直して少し新しい文献を読むと光がさします。こればかりすると、なかなか書き上がりませんが。不思議といい文献ってあちらから使って、、、と語りかけてくるのです。その反対は一日かかっても読めないもの。あきらめたくないと思ってがんばっても時間のむだだったりする事もあります。あと、３日でもう一本。一応、ほとんどかけてるけど、校正してつなぎをたくさんいれないといけないので怖い。はやく火曜日になって欲しいです。来週は遊ぶぞ～

2006年11月19日

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試験中

すっごい、雨荒らし。密かに大学閉鎖になってないかと、仕事の前にセキュリティーに電話をしたけど、しっかり開いていた。残念。８時半からの授業にいったら、予想通り、リッチモンドとかからの学生の姿はなかった。バンクーバーでは停電とか浸水とか道路もすごかったらしいのに、山はびくともしなかった。風はすごかったけどね。夜中から雷なってたし、ちょっと怖かった。ただ今試験真っ最中。持ち帰りで１２日で４０枚のペーパー。リサーチはしてきているんだけど、これをまとめるのが大変。そして、今日は学会に出したい企画書も１／２ページだけどまとめて提出して、疲れた～☆これから、明日の授業の準備に、試験のペーパーもう少し形にしないと寝れない。それでも、この試験を通して結構濃く勉強しているので充実している。むだがない。そして、学会に出せそうなネタとかも現れてくるのでとりあえず企画はかけたりするのだ。（その後が怖いけど）今年は、なるべく大きな学会に挑戦する事にして、落ちたとしてもくじけず出し続ける（笑）。先日、来春に開催されるアメリカのカリフォルニア州であるアメリカ応用言語学学会にパスしたので、これが多分自信につながっているのかな。９５０の企画書のうち半分ちょっとがパスしたらしい。かなり嬉しかった。そろそろ努力の成果がでてきそうかもしれないかな～。まずは第一歩でした。至福の時は寝ているときと食べている時。実家からの差し入れが美味しい。鮎の甘露煮とか、ひつまぶしとか、すし太郎とか、炊くご飯とか小出しで食べている。提出同時にはなくなるかな～。あと、お茶漬け。やっぱり京都のおつけものは美味しいよ。後は、友だちがお茶とかケーキとかサンドイッチとか差し入れがきたりして嬉しい。学校に行くと人と会うので、極力人のいない時間にそっといき、電話も半分くらいは応答せず。来週の今頃は、、、、うしし。何もしなくていいのが待ちきれない。

2006年11月16日

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国家教育？

また、雨。月曜日はリメンバランスディ（戦争記念日？）なので３連休。といっても、私は月曜日はヨガなので、ヨガがキャンセルになる以外何もかわらないけど。このリメンバランスディは、どうして１１月にあるかわからないが、第一次世界大戦、第二次世界大戦そして韓国戦争（Korean war in 1975)が対象になって、１０月ころから、赤いポピーのブローチみたいのがそこら中で売っていて、ニュースキャスターまでもが毎日つけている。ふと思うのが、日本の靖国神社参拝についてアジアでは賛否両論が強くいろんな議論が繰り広げられているのに、この日のカナダは国民が一丸となり兵隊の英雄を国家レベルでたたえ、わすれちゃいけないと唱えるのだ。終戦記念日はこの国にないのに、このリメンバランスデーは、兵隊の銅像までいたるところ（州議事堂の前、公園などなど）にあるのだ。この事についていったい靖国神社参拝を反対するものはどのように解釈するのだろうと、毎年この時期になると思い、そうするとカナダ人が赤いポピーをつけて堂々と歩いているのをみるとちょっとひいてしまう。この視点から考えると日本の戦後は左よりの教育をされているし、北アメリカは右より。そして現在、日本では第九条問題を抱えている。最近あまり話題になってはいないが、忘れてはいけない問題だと私は思う。いじめ問題が日々メディアを騒がしている中で、戦争は国家同士の武器を使ういじめ（経済力、国家間での派閥で勝負は決まっているから）とは誰も言わないのが不思議でしょうがない。多分、フセインに死刑判決が出たときにブッシュも一緒にと思った人は世界中、アメリカ、カナダも含め少なくないと思う。助手をしていて一番特してる部分は、カナダの教育を直接生徒から聞ける事。例えば今週は同性愛者について、どのように学校では教育されているのかを聞いた。一人だけ同性愛者だから殺されたアメリカでの実話をもとにしたミュージカルを学校でしたといってたが、どの生徒も性教育はちゃんと学校で受けたと言っていた。同性愛者が暮らしやすいというバンクーバーでも実際保守的なんだな、、、と思う瞬間だ。実際サレー市（バンクーバー郊外）の教育委員会は同性愛者に関する劇を生徒がする事を禁止して波紋をよんだくらいだ。いろんな意味の北アメリカ自由国家に関する神話は崩れていく事を日々感じる。公私はっきりしていると思われる北アメリカ、実は私的な感情を巧みに操作し公的発言を強めナショナリズムとかイデオロジーを固めているのかな～。来週生徒に反戦教育について聞いてみよう。このリメンバランスディについてもっと知りたい人は、下記のリンクへ。http://198.103.134.2/remembers/sub.cfm?source=history/other/remember/whom

2006年11月11日

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助手の仕事

明日から試験だけどインテイクなので実感がわかない。昨日はマッサージにいってきて、その帰りに食料買い出しまでして、たっぷりご飯を作った。初めて豚足を料理したけど、あれってちょっとグロイ。きれいに二本足が８つに切られているのに、そのままの形で生で売ってるから、料理し終わるまで正直食欲わかなかった。これは、近所の日本人友だちにおすそわけして、今日の夕ご飯。野菜たっぷりワンタンスープと一緒に。白いご飯と食べたら美味しいと思う。今日は、久々に晴れて仕事が朝からだったから気持ちよかった。生徒のプレゼンの日だったんだけど、なんでクラスによってここまで差がでるのだろう、、、と愕然とした。生徒が悪いわけじゃなく、この日程に無理があると思うんだけどね。このクラスは宿題形式にしてもっと集中させないと、議論までいかないな、、と実感。帰りに中国系の生徒が声をかけてきたのでしばらく話をしていた。彼女はイギリス生まれでカナダに移民してきたらしい。大学生活をきいてみると、忙しすぎて友だちも他の大学でなかなかいい友だちができないとの事。うちの大学は通勤大学というあだ名がついてるくらい、隔離というか山の上（それでも同志社田辺だってそうなのに）。そして、学生も片道１－２時間かけてくるのがざら。例えば今日の彼女の予定は８：３０－９：３０まで授業、次の授業は夕方５時。家もくるまで１時間ちょっと、渋滞だと２時間な所なので、学校で勉強するか、車で家とは全く反対方向にある友だちの家（それでも、うちの大学から１時間ちょっとかかる）に遊びにいくらしい。こういう話を聞くと近く（というか、おもいっきりキャンパス）に住んでいてよかった～と思う。

2006年11月09日

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after the rainy night...

昨日の雨はすごかったと思ってたらやっぱり、ダウンタウンの海沿いはひざくらいまで浸ってましたね～☆新聞の写真でみて山上に住んでてよかったと改めて思いました。今日は、採点記入をして、友だちと１時間くらいお茶をしてからヨガにいってその後は自分のペーパー。別になんてことのない日だけど充実感がちょっとあったりする。明日は授業の課題の小説一冊『マイチルドレン、マイアフリカ』というミュージカルを読みます。多分教育と黒人差別の本だと思うけど。図書館でビデオを探したけどなかったので、あきらめて一冊、、、読む事にした。採点が終わってから気分がすっかり晴れた。なんか急に時間が一杯あるような気にすらなる（笑）。来月の今頃は、テストも終わって仕事のみ☆楽しみだよ～今日のお昼、冷凍しておいた鳥えびマンを食べた。蒸籠で１５分くらい蒸したら甘酒の味がほんのりして美味しかった。さすが中国人が多いだけあって肉まん系は充実してる。

2006年11月07日

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雨☆雨☆雨

今日は、イランへ一人とっても仲良くしてくれた友だちが帰国した。残念な事に仕事と試験勉強に追われ、そして帯状疱疹になってしまった私は、空港まで見送りにはいけなかったので、いなくなった実感はしなかった。一緒にキャンプ、大学内でのシンポジウム、パーティーもいっていた友だちで、こういう公私共々仲のいい友だちがいなくなるのは、痛い。カナダって移民の国で、留学生もたくさん受け入れているけど、仲いい友だちがどんどんいなくなるのは寂しい。いい面をあげると、これで世界ネットワークを広げている。実際留学生は留学生と一部の理解のあるカナダ人学生とつるむ傾向があるだけに、段々友だちが減り、そしてまた新しい交友関係を探し求めるのだ。流動的な環境でスーパーウーマン的な人が多いと、ふと焦ったりもしたりするが、まぁ日々の仕事をこなすしかしょうがないな、、、と考えるしかしょうがないかな。さて、今日の夕飯：あゆの甘露煮おそば人参のサラダ（千切りにして、オリーブオイル、バルサミコ酢、塩）はくさいとタマネギのお味噌汁そして、友だちの家で９時半ごろに夜食（お茶）ういろ、お茶、ワイン最近、夜の一杯のワイン、一本のビールが美味しい。なんか、お仕事おつかれ～みたいな。これからもう一仕事して明日はヨガ～☆　

2006年11月06日

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energy-power-motivation

週末の朝数時間だけだが教育シンポジウムに顔を出した。新しい学生もたくさんいたのだが、修士号に入って数ヶ月の留学生のバイタリティーにとても驚かされた。早速、ヴァンクーバーで移民対象の英語を習うのではなく教えるボランティアをするらしい。この学生は多分２０代前半、大学卒業したてて、なんでも体験したい感じの学生さん。若さでしか進めない何かをもってる前向きさがとても気持ちよかった。カナダに長年学生としていると、段々疲れてくるし、周りも疲れている人が多いのでふと何もしたくなくなるときもある。そういう時にこのようなカナダに来たての学生の新しく開拓しようという姿勢を目の当たりにみるとふと忘れていた気持ちがかえってくるような気もした。自分では結構行動力があると思っていたのに、同じ場所に長くいると目の前にある新鮮なものに気づこうともしなくなるんだな。今日は２週間ぶりにまともにヨガをした。かなり疲れたけど、気分転換になりすっきりした。よるご飯は、なつかしのスパゲティ。ケチャップとタバスコ、ソーセージ、タマネギ、ズッキーニ、ニンニクで。お弁当のパスタという感じでたまに食べると美味しい。

2006年10月31日

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半期終了

今日は生徒のペーパー提出日だった。生徒数が今までで一番多いので、生徒もまぁなんだかんだと、提出がおくれたり、授業にこなかったりもする。自分も通った道なので、この辺はかなり気にならないのだが、提出に関しては大学という場所は以外と厳しいのが実情で、学生によっては、細かな事を聞いてきたりして驚く。（本音は、あ、、、、細かい事なんてきかんほうがええのに、、、自分で自分の首締めてるよ、、、とか思いながら）。ま、大学という所は勉強したい人がこればいいだけで、こない人はこなければいいのだ。成績を以上に気にするのは北アメリカの文化なのか、大学生になってまで成績にこだわるかい？？？驚く。そんな状況の中、いつもまじめにきている学生なのに、家庭のいたたまれない事情で授業にこられないとケースもすでにあり、いかに世の中は非情なんだろうと思う。今日の講義は同性愛者、世間と学校教育のドキュメンタリーをみた。日本ではこういう事がいつからできるようになるのだろうか。ドキュメンタリーで印象に残った言葉は、同性愛者だけじゃなく、異性愛者の教育者が同性愛も性教育、家庭の授業で導入する事によって生徒、社会の理解も得られるのじゃないかという一言だ。数年前、同性愛者教育ワークショップに参加した時、異性愛者は私を含め少人数だった。同性愛者で結婚している教授（カナダでは合法）に、私のような者にどういう教育ができるのでしょうか？と質問したら、異性愛者が教育することによって説得性がでるから、とても大切な存在だとおっしゃってくれた。改めてそう思った。さてさて、、、、、一応半期が終わった訳で正直嬉しいというかほっとしている。まず、生徒の質がとてもいい。今までのようなちょっと非常識な学生がいないのは、きっと対面式だからだと思う。ある程度の信頼関係をもって生徒に接する事ができるし、生徒から学ぶ面も多い。クラス作りについても、週末の生徒とのメルでのコミュニケーションでかなりいいアイディアがでた。残りの学期はいかに学生が気持ちよくもっと発言をしてくれるかが勝負かな～という気はする。２年生レベルの授業なのに、このクラスをとった学生で院生になろうと思っている人はラッキーだよな～って自分でも思う。私が、こちらにきて院生をして読んだ本をこちらの学生は大学２年生でとりあえず読んでいるのだから。しかも、クラッシックじゃなくってクリティカルセオリー。これは、本当に生徒の考える力を養うものとなるだろう。生徒のペーパーを何人分か読んだのだが、スタイルにこだわらなかったので、結構生徒の思っている事が素直に伝わってくるものが多い。この学生はこの辺まで理解できているなぁとか、ちょっとした書き方からわかってくるから読み手をしても生徒の顔を思い出しながら読めて嬉しい。そして、人のペーパーを読みながら、自分もはやく自分のペーパーを仕上げないと、、、と不安にもなった。今学期が多分仕事としては一番忙しい学期だろう。ある意味、忙しい時は忙しくしまくった方が、もしかしたら部屋で一人で悶々と研究してるよりもいいのかもと思ったりもする。

2006年10月20日

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WHITE TEACHER

今日は、普通ならミーティングの日だが教授にすっぽかしをくらい、同僚と二人で終わらせメールでレポートを送った。今週の教育学の社会事情の授業は、WHITE TEACHER (Vivian Paley?) という７０年後半に書かれた教育書で、ここ他民族国家カナダの先生達に愛読されている学術的よりは、実践的な本。子供達の文化、言語からくるアイデンティティ形成を教育現場でどのように守りながら、多様な価値観の受け入れられるクラス作りをするかという、ベテラン先生（ユダヤ系アメリカ人）の手記。この本には、至る所に子供の言動を先生自身の子供時代、学生時代、そして今までの教職経験を思い出しながら、解釈をしているところが、多分、読者にもわかりやすく、読者自身の経験を思い起こしながら読めるような本にしてある。日本で義務教育、高等教育を受けてきた私にでも、なるほど～と理解できる箇所も多いので、これから多様化する日本の教育事情にも取り入れられる一冊かもしれないなぁとあっと言う間に読み上げられた一冊でした。

2006年10月11日

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学生である事☆

だんだんとTAの仕事も慣れてきたこのごろだか、やっぱり朝の８時半からは疲れる。生徒も何人かは６時半に家をでた、とか７時には電車だとか大して日本人とかわらないようなライフスタイルが定着しているのも、バンクーバーらしいなあとちょっと可哀想に思う。勿論、補習も８時半からの生徒はあまり集中もできずに、クラスもあまり深みがないし、木曜日に授業のすぐ後だと、すごくいい議論が展開されるし、生徒の顔もきりりとしていて、しかも嬉しいコメントまでくれる。その反対に３時半の補習の生徒達は、一日が終わった、、みたいな疲れた顔をしてくるのでこれまた８時半のクラスよりはましだが、可哀想に思う。ほとんどの生徒が４クラス授業をとって、バイトもしているらしい。例えば、私のクラスだと、一週間に３時間。そして、一ヶ月に一冊の本を読む。９月の本は前にも行った通り、教育哲学書でさらには、７０年代のブラジルの共産主義思想の組み込まれた（レーニン、マルクス）の革命思想。笑えるのが、この本の改訂版以前は白表紙だったのに、今は赤表紙。勿論生徒の２／３以上は読破していないし、多分社会経験のある学生（つまり大人）や、外国人学生（つまり大変な時期をした事のある人）のほうが多分感覚的に理解できる部分は多いんじゃないかと思う。本当に、驚くのは、以外と生徒がまじめな事。ノートなんかを見ると日本の高校生並みにきちんととっている。私は院生のノートにあまりにも慣れていたし、院生のノートって結構、字も汚いし、まとめ方がなんか本人にしかわからないような感じであるので、学部生のノートをみてちょっと感動してしまった。こちらにきてつくづく思うのは目的意識をもった生活がいかに潤いがあるかと言う事だ。大学に着いて言えば、大人になって学生にもどりそのまま博士課程まで奨学金でいってしまう人も何人かいる。多分学部に入った時に年の差を感じてプライドとか、情熱でいい成績をとったのだろうと思うし、理解する深さはやっぱり社会経験、人生経験からくるので若い学生にはもっていない洞察力を発揮してくれたりもする。反対に、若い学生でも意識が高い学生はちょっとした所からぐぐぐとのびる。体育会系の学生はコーチとの条件で一定の成績をとる事と、授業は休まない事が条件になっているみたいで、補習が終わると私のサインを求めてきた。これも、一つの大学にきている目的だろう。その学生もとてもさわやかな凛とした顔をしている。学生がどんな目標や夢をもっているかはわからない。でも、考える力はきっと生きる力につながると思うからそれを少しでも養えるような補習をしたいし、きちんと生徒と向き合って私も学ぶ姿勢を大切にしたいなーと思った一週間だった。それにしても、人の生徒を教えるのはちょっと疲れたけど、今週も無事に終わりました☆　今日は、夏休みドイツに帰っていた友だち（植物と郵便の世話をしていた）がドイツ料理を作ってくれるというので夜ご飯をおよばれ。。。楽しみだ。

2006年09月30日

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今週の出来事、、、

ここの所、朝早起きして、昼寝を少しして、という生活をしている。ヨーロッパの人は賢いと思いましたね。昼の一番眠い時に少し寝るだけで、また夕方、夜仕事が集中してできる。最近、あまりにもめまぐるしい毎日だけど、それだけに食べ物とか運動とか健康一般に気をつけるようになった。まとめて料理をするようにはなったけど、朝はヨーグルト、バナナでシェイクをつくり、昼はお弁当。夜は普通のご飯。マジックブレットみたいなのを買ってから、手軽にフルーツと乳製品がとれて嬉しい。そして、今学期になって、何人かの心を痛みをみてしまった。強く生きるという事は孤独だな～と思ったし、自分が強く（精神的に）なったところで、相手や周りの人が同じように成長または変化するともわからない。常に私達は成長過程にいてその事を忘れるとふと浦島太郎になるんだろうな、、、と実感。そして、向き合ってコミュニケーションをとる事を恐れてしまう。コミュニケーションなしの思い込み（推定）を前提とした会話程、矛盾したものはない。これは、誰もが一度は経験してると思うけど、改めてコミュニケーションの大切さについて考えた。今週末は、ライブ☆　バンクーバーにいて長いのによく考えたら地元のバンド発掘をしていない。一つだけ発掘というか東京スカパラの前座をした地元スカパンクバンド、フリオス、のファンになったくらいなので、せっかくオルタナティブロックの聖地（シアトル）に限りなく近い街にいるのだから、月に一度くらいはいろんな音楽を耳にしたいと思う。

2006年09月21日

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お仕事

昨日、今日とトゥーターの日。うちの学部のTA (Tutoring Assistant) は、５０分のクラスを教授の授業の前後に補習として私たち院生が担当する。人によって内容や教え方は違うのだが、私たちのクラスはディスカッション中心で、講義と教科書の理解を深めるための授業だ。４クラス（各１５人くらいの生徒）担当で、基本的には同じ形式で、同じ質問をしたのだが、それぞれ全く違うディスカッションに発展してとても面白い。例えば、ヘゲールの主従関係、フレイレの抑圧される者への教授法。これらの理論と実際の教育現場、先生と生徒の関係をつなげるのだが、生徒の学校の話などが聞けて、各自の体験を一生懸命本と当てはめて考察していく姿が頼もしい。多分、今学期で生徒と共に私も生徒からいろんな事を学ぶのだろう。カナダの教育についても一番学べるんじゃないかなあとも思った。生徒もバンクーバー出身から、イギリス、日本、コロンビアなどなどかなり多国籍。それぞれの話をどのように組み入れてそれぞれの生徒が、彼ら自身で学ぶ力がつけばいいなあと思う。

2006年09月15日

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新学期２週目

今日は、文献を読んでいたら段々頭が混乱してきた～☆というか、ちょっと緊張。今学期教える授業の文献は一度は読んだ事のあるものから読みたかったものも含まれていて自分の研究にも使えるから、一生懸命いい聞かせて読んでいる。でも、この文献を大学２年生に読ますなんてちょっときついだろうなと同情。大学院で読まされる文献とおなじだからね。そう思えば、こちらで学士をとって大学院にくる学生は、留学生が初めて手にする文献でも二回目だったりするのか、、、と思うとやっぱりうらやましかったり。よその大学の事はあまりわからないが、この大学ではまず教授が２時間弱の講義をして、その後少人数での５０分クラスを週に一度助手をする。採点、成績は助手の仕事。よく言えば、助手だけど教えられるし、教授からもサポートが得れるいわば教育実習生の毛の生えた感じ。悪くいうと、そうやって大学が機能しているという事は、教授は研究中心で、毎回おなじ文献、授業を繰り返しているテレビ番組に毛が生えたもので、実際、学生の面倒は院生の助手がすべてみる。そうする事により、大学はより効果的に機能する。（教授が世の中にたくさん文献とか、研究成果をみせれるし、講義もその教授から教えられるけど、実際の仕事は院生がしているみたいな）私は、今回の仕事は今の自分には丁度いい感じで自分の事もできるし、サポートもあるし、教えられて、奨学金ももらえるので、次のステップには会っているかもと思い、前向きにしていこうと決めた。それにしても、久々の授業を教える緊張って新鮮だな。。。某中学での先生体験が懐かしくよみがえるなぁ。

2006年09月11日

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大学ランキング

今日ふとネット新聞をみていたら、カナダの大学の１１校がマクラーン出版の大学ランキングにこれから記載するなという手紙を送ったそうな。このマクラーン出版の大学ランキングは多分日本でも売ってる、一番北米でたよりにされているランキングの本だと思うのでちょっとびっくり。わたしの大学も入れ以下の大学が除名懇願したのだ。University of Toronto University of B.C. University of Alberta McMaster University Simon Fraser University Universite de Montreal University of Calgary University of Ottawa Dalhousie UniversityUniversity of Manitoba University of Lethbridge このランキングは多分、奨学金の額、クラスの大きさ、出版数、コンピューターとか環境もいれて決められているのだが、あまりにも多くの大学が、マクラーンの統計の仕方に疑問を持っている事に築いてちょっとびっくりした。たしかに、カナダの大学は日本と違って学部によって全然、ランキングもかわるし、例えばwaterlooという、多分日本ではあまりなじみのない小さな大学でも、すっごく難関だったりする。というか、トロントよりも理系は難しいらしい。でも、トロントはやっぱりマンモス校だから一般的に奨学金ももっとあるだろうし、、、と、いつもどうやって各大学を比べているのだろうと疑問に思っていた矢先だった。

2006年08月16日

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聞く事

多分、自分の性格に一番あっている仕事は教職だと思う。科目を教えるというよりも、彼らの人生の一瞬にもしかしたらいい意味で関われるかもしれないという理由と、毎日いろんな事がおこって飽きないから、せっかちで冒険好き、変化を好む性格上にはぴったりだな～と思う。そして、もう一つ自分に向いているかもしれないとずっと思う仕事は、セラピスト、カウンセラー。なぜだか、昔から人に秘密を話される機会が多く、しょうもない事から墓場までもっていかなければならない事まで数えきれない程ある。この夏も何人か問題を抱えた人から話を聞くチャンスがあった。難しいのは、その時はこの人はもう大丈夫と思っても大人だけあって何年も当時のトラウマがとれずに、私だけ話をすべて知っていたりする事もあるので、たびたび忘れたころに泣きつかれたりしてびっくりしたりもする。カナダにきて７年目に入ろうとするが、孤独な人が多いとおもった。友だちと楽しい事はするけど、重い話はあまりしない。だから、話をちょっとしはじめて逃げない私は、大体最後まで聞いてその後のフォローアップもする。ここで思うのは、コミュニケーションにおいて話すという事が重視されている社会では、あまり「人の話を聞く」という事に重点をおいていないんじゃないかと。小さな頃から「話を聞く事」教育、聴く力がいかに人間関係を強くするかという事をちょっと考えたらいいのにな、、、と思う。それにしても、大学の構内に入ると何かは必ずある。。。

2006年08月01日

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サマーキャンプ

夏が始まり子供達が増える今日この頃。大学生じゃなくって、本当のこども。こちらでは、学校が終わると子供達をサマーキャンプに通わせる親が結構多い。サマーキャンプとは、日本でいうと塾みたいな、夏合宿（日帰り）のような、野外活動教育みたいなそんなかんじ。うちの大学もサマーキャンプをしていて、子供達がコンピューター室を使ったり、キャンパスの芝生で鬼ごっこ、綱渡りなどしている姿が微笑ましい。プールで泳いだり、何かものをつくったりもしたりではっきりいってこの時期にプールにいくとシラミがうつりそうで怖くていけない（笑）。普段、特にテスト期間中の学生達のストレスに対応しているこのごろ、子供達がきゃ～と無邪気に騒ぐ姿をみるとほっとする。今日は、友だちとランチを食べてから仕事。今日のランチは、クリシュナテンプルからきたお昼。５ドルでお皿一杯、カレー２種類、ごはん、デザート２種類をいれてくれる。飲み物はジンジャーティー。ピンク色だったからレモネードとジンジャーのまざったような物だろう。クリシュナの人が週に二回大学にきてベジタリアンランチを安くで提供してくれる、忙しいときには、このような、野菜たっぷり手作りランチがありがたい。健康的ーーーという気持ちに浸れるのだ。そして一仕事した後に、芝生で友だちや先生とおしゃべり。丁度、芝生で野外コンサートがあったので、友だちのビールをちょこっともらい、モーツアルトの野外演奏を少し聞いて夜の８時から９時まではオフィスアワー。一件の電話とメールの返答で一時間ちょっとで終わり。最近おかしな生徒にいちゃもんをつけられてとてもいやな気持ちになってたが、今日の電話の学生は多分大人で、普通に終わってほっとした。学ぶ事も多かったし、仕事に対する自信はかなりついた。いかにカリキュラムが生徒と先生の関係をよくも悪くもするという言う事を学んだ一年。この授業を作ったのはすでにリタイアした教授。本当、ヒトノコトヲカンガエテカラカリキュラムヲツクレヨ！とどなりたい。今学期でこの仕事も終わりなので、未練もなく正直に嬉しい。次の仕事が今から楽しみでしょうがないのだ。そして、今さっき編集の仕事も自分の分は終了！おやすみなさい。

2006年07月19日

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勉強法

晴れたり、止んだり変な天気が続いている。来週からキャンプに行く事にしたので、かなりの勢いで残っている仕事とか研究を進めている。この夏が終わったらなるべく、よけいな仕事を増やさないように、と心に決めた。一応今までよりも時間があると思ってたのに、それでもパートタイムで３種類の仕事、２つのプロジェクトに自分の研究となるとやっぱり忙しい。実を言うと最近息抜きにもなると思い、ボランティアでマージャンを初めたのだが、今月半分はその時間もなさげ。。。時間を上手に使わないとと思う今日この頃である。この所、復活している時間の上手な使い方は、リーディングバディ。読むものによって相手は違うのだけれども、カフェとか、どこかでお互い３、４時間本を読む。休憩には、話相手にもなるし、お互いの感想とかわからない所を確認したりとしている。一人のバディは修士号の学生さんで、メディア関係に興味のある中国人で、彼女に説明しながら自分もなるほど～という発見があったりして、同じ本を読んでいても解釈とかがちがったりして面白い。今週末は彼女おすすめのベトナム料理店でランチをしてから、カフェで４時間くらい読もうと決めている。相手がいる事によって、だらだら読みをする事がないし、なんとなくチーム意識もでてきておかしい。この夏は、元クラスメートからも、キャンプにいってお互いの本を読もうという案もあり、これは一石二鳥だなぁとかなり楽しみにしている。勉強するパートナーがいるというのは本当に心強く、これから試験があって論文の段階になるともっと必要とするかもしれない。このような、パートナー達と将来また一緒に活躍できるかもしれないし、今のうちにいろんな人と一緒に勉強しようとおもった一日だ。

2006年05月25日

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かよわい乙女

すっかり、春になったようです。今日は、なんと２０度をこしてたようで、、、ノースリーブの人もいたし、芝生でねっころがってる人いましたね。今週は、１５度はあるようです。急に熱くなったので、体調も慣れないというか、むちゃ眠たく部屋ではあまり勉強がはかどらないのでキャンパス、カフェとかで勉強してます。IbookG4は、軽いし持ち運びには楽だし便利です。かよわい乙女というのは、まだ２０度くらいなのに、すっかり体が溶けそうになったのでちょっと焦りましたが、しっかりピラティスして体調も整えています。ヨガを半年したらかなり効果がでて、今はピラティスのビデオを毎日２０分してます。この二つの運動の大きな違いは呼吸法。ヨガは、鼻から吸って、鼻から出す。ピラティスは、鼻から吸って口から息をはく。ピラティスの動きはゆっくりしてますが、まともに呼吸するとちょっと疲れます。でも、眠い時にするとすっきり体から目が覚めるので２０分程度のビデオ、DVDはかなりおすすめです。ここのところパーティー続きで遠方からお友だちとかが来てくれたりして疲れていたので、今日の夕飯はベジタリアンにしました。トウフのラザニア：これは、簡単。トマトソース、スライスした固いお豆腐(firmed tofu)、のこってる野菜の輪切り（今回は、ピーマンでしたが、ビーツとか、ズッキーニとかいいと思います）、ほうれん草味のラザニアパスタを順番にルクルーゼの小さなお鍋にいれて、チーズはモツレラがなかったので、パルメザンをけずって真ん中にちょこっと、上にもちょこっとのせて３５０度（日本なら１７０？）で３０分から４０分。ベーガンの人は、ソイチーズ（お豆からできたチーズ）をおすすめです。パスタも乾燥してるまま入れるのですっごく手早くし上がります。待っている間は、メルのチェックとピラティス。もう一品は野菜をオーブンで焼きました。じゃがいも、ビーツ、タマネギを適当にきって、オリーブオイル、塩、こしょう、クミンシード（これはなくてもいい）、ハーブ（今回はローズマリー）で３５０度（日本なら１７０度？）で４０分から一時間。途中でスプーンでかき混ぜて乾燥したらオリーブオイルをたらりとかける。簡単料理ですが、これから夏になるとオーブン料理はクーラーのない寮ではちょいきついですね。明日は寮の引っ越し日で、引っ越す人は週末、今日、明日ででていきます。隣の部屋の女の子はむちゃ、ハードコアーとか好きな子で朝の８時半にドラムとバスの低音で起こされたりもしましたが、わたしがうるさくてもあまり文句の言わない楽な人だったので次に入ってくる人がちょっと不安。なんせ、わたしの部屋、ちょっと壊れたアフリカンドラム、お客さんに弾いてもらえるようにギター、誰でも遊べるスプーン（ケベック州の伝統的カスタネット）、音感がない人でもいいエギー（シャカシャカ）があるので、人がくるとうるさいのです。かよわい乙女が夏バテもせず（日本に比べたら避暑地ですが、なんしかクーラーがないのであまりかわりません）この夏もいい隣人と出会えるように、願っていて下さい。

2006年04月25日

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学習法

今日、学生の成績を提出した。なんと、今回の生徒が一番できが悪かった。まずは、前回の学生さん達から答えが聞けない問題が多かったからだろう。そして、たくさんの生徒はこの単位は落とされないと思って、教育系なのに、経営学、商学部、刑法学等の生徒が履修しているからだ。ここで、これからこちらの大学にいきたい人にちょっとでもいい成績がとれるアドバイスをしましょう。質問をする。☆早い目に課題をし、質問＝答えの確認となるように、話を持っていく。☆大体全く勉強してないが要領のよい生徒は、"Can I check if I am on a right track with you...?"　（ちゃんとこの課題が理解できているか確認をとりたいんだけど、、）と、一問づつ確認するのです。きっと、前回の生徒からこういえばいろいろ話てくれるとでもいわれているのだろう。これだけで、全然違うんです。本当に。今回クラスでAをとったのは４２人中一人。彼女は、しつこいくらい電話をしてきたし、最後の課題なんて一時間に３回電話が鳴った。勿論、質問されたら答えは絶対に言わないが、生徒が課題の問題を理解しているかの確認はきちんとする。これだけで、生徒の点数がぐぐぐ～～～～とあがるのだ。味をしめて今回は何人かの女の子が一つの課題につき４、５回もメルしてきたり電話をしてきた。それと課題が帰ってきた後の見直し。日本ではこの見直しの時間は大切にされていたと思うが、こちらはどうなのだろう。。。今学期見直ししたら半分の生徒は成績一段落あがってたのに、、、オバカサン、、、、と思いながら、採点をしていた。本当にちょっとした事が学習法だったりするのだ。質問する事が一番てっとりはやく学べるのかもしれないなあっと、生徒の名前と成績表をみながら思った。

2006年04月18日

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デモと交渉

今年にはいって世界各地で大きなデモがある。まずはフランスの若者の暴動２件、イスラム教の風刺画に対する暴動が世界各地で、そしてアメリカでの不法移民を閉め出す反対運動。民主主義（人民による政治活動）が、このような形で繰り広げられる事、この行動から届くメッセージと受け止める方のコミュニケーションギャップ、政策に関する交渉、譲歩とニュースをみているとなんとも興味深い。カナダの大学でもストライキがたびたびある。まずは、６、７年くらい前にヨーク大学の院生、労働組合を中心に６ヶ月ストをした。仕事をストップしたお陰で、学部生のテストの日程は狂い、大変だったらしいがその成果もあり大学院生は全員助手または講師の仕事を通して奨学金がおりる。詳細は忘れたが、多分週１０時間とか１５時間で生活費、授業料がまかなえる程もらえるようになり、博士課程の学生は５年の保証付き。次はブリティッシュコロンビア大学。２００２年に数ヶ月のストライキ。この光景は私も目にしたが、テントをはっている学生もいれば、校舎の周りをくるくるまわっている（看板をもって）学生もいた。これも学期末前だったので学部生が一番迷惑を被った。この結果、博士課程に在籍する学生は４年間授業料が無料。そして、助手のお給料があがった。さて、今回はうちの大学。うちの大学は山の上にあり、ストライキをなんともさけたい状況だったらしい。そして、でたのが春のボーナス。過去６ヶ月６単位以上教えていた者には３０００ドル、３単位以上は１５００ドル、そしてそれ以下は数百ドル。投票の結果９６％の有権者がこの案に賛成したらしい。そして、これからのお給料アップもこの企画書には書かれている。この案は、今までずっと働いてきたのにこの半年研究に専念して仕事を辞めた人には何のメリットもない。私のように、ここ一年働いている学生が一番美味しい所がもらえるので賛否両論があったのだが、とりあえず、ストもなく平和的解決をしたようだ。

2006年04月08日

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仕事バトル終焉

信じられない事に、仕事がとれた☆　労働組合の規制だからと夏の仕事の優先順位が落ちて、今までしていた仕事が今月で終わると聞かされ、労働組合の規制がはっきりしてないからこんな事になったとかなり落ち込み、２度文句をいいにいったり、ボスと人事にメールを書いたりしていた。この仕事は生活がかかっているから、本当にこの夏、秋の予定が狂うかも、、、ってショックだっただけに、今日メールで仕事の依頼がきたのには嬉しかった。というもの、同僚が仲のいい友だちで彼女達２人がいろいろ案をボスに提案して、私のポジションを余分につくらせたのだ。その作ると決める時に、ボスが人事に私を個人指名したので労働組合がどうのこうのというよりも、温情というか、まあ、運がよかったのである。はっきりいうと、労働組合もク☆もないようだ。。。。（！）言ったもの勝ち。こういう話は、自分がこの境遇に陥った時に何人から聞いていた。その時皆が口を揃えて言うには、「文句を言い続けろ」「どれだけ今までこの仕事に尽くしたか言え」そしたら、次の学期にはその仕事絶対に戻ってくるから、、、、と。そして、次の学期でなく早速欲しかった学期に仕事が戻ってきた。強運☆私の場合実際は、ボス、同僚２人、私と全員でいったのと人気コースだったので生徒があふれていたという状況に恵まれていたから、もう一人助手をつけるという事ができたのだ。今までぶつぶついっていた仕事でも、いざもらえなくなると、戻したくなる。そして、今回思った事は、根拠のない自信ほど怖いものはないと。なぜだか、この仕事は永遠に私のためにあると思っていたから、今日までの日々はかなりイライラしていた。親友は、仕事がなかったら勉強にもっと専念できると思ってがんばればいい、といってくれたからちょっと気が楽になった矢先の仕事。やっぱり、仕事があるのとないのでは毎日の生活がちがうから本当によかった。。。そこで、同僚は、「ここで安心したらだめ。しばらく、ちょこちょこメールで確認しなさい」と。吠えた者の勝つ、自己主張の国だな～って久々に再確認した一ヶ月でもあり、なんかひとつひとつこんな調子で自己主張してたら頭おかしくなると思った日でもありました。

2006年04月05日

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