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カテゴリ:国内政治経済
やっとマスコミの東横インの吊るし上げが収束したようで、何となくホッとしている。前回の私の意見は意味が少々違っておりました。要は、或る規模を超えると、身障者の為の施設が、地方条例で事細かに決められているようですが、私が言いたかったのは、その一定、例えば100室以上となっているとするなら、普通の経営者なら99室のホテルを建設する可能性があるのです。
経営者なら誰だって宿泊コストを最小にするという意識が動くから、自由主義経済が旨く稼動しているのです。だから、施設が小さいなりにも、或る一定の%で身障者施設を作るような条例にしないと、平等な条例ではないと言いたかったのです。 何も、あの変わり者の東横インの社長を擁護する気持ちは私にはありませんが、何が正しいのかを言いたいのです。ビジネスホテルなら同じビジネスホテルの中での競争をしておりますから、同じビジネスホテルとして平等に適用する条例が必要だと言いたかったのです。 ホテルに身障者の施設を強制するなら、それはそれで、別の観点から再考の必要がありますが、弱者救済の法を作れば作るほど、結局は一般の宿泊代をアップしないとペイしないのです。その事を理解して法を作って欲しいと感じました。 そして今回は、また別の意見があります。2月の始め頃のテレビでしたが、身障者の施設を立派に作って上手に運営をしているプリンスホテルを写して、東横インとの差を説明していたから、頭に来たのです。 一泊ウン万円の一流のホテルと、安いのが売り物のビジネスホテルとの比較は、マスコミのやる酷い世論誘導ニュースだったからです。同じ3950円で1泊させている他のビジネスホテルと東横インとの差を報道しなければこれは捏造です。 一流ホテルと比較させるのは酷い。ビジネスホテルは泊まるだけで、何もサービスは必要なく、清潔さと、安さと、安心だけあれば良いのです。あのテレビ報道は、宿泊代と言う大きな差を全く言及せず、憤慨します。あの報道を見ると、まるで東横インが最悪のホテルと思わせるニュースに構成されており、マスコミの悪意を感じないわけには行きません。 昔、私が働いていた会社が韓国から撤退する時も同じ手法で朝日新聞に捏造報道され、倒産の危機に陥りました。マスコミの報道は、1つ1つは嘘ではないが、条件を無視した場合が多く、今回の東横インに付いての報道は、同じ手法でした。 昔、我が社が韓国から撤退するとき、朝日新聞が飛びつきました。そして韓国まで行ってアラ情報を探し、次のような捏造ニュースを載せたのです。 日本から進出している企業の平均給料は韓国の平均給料より3割も低いと掲載したのでした。そのニュースで日本の馬鹿な人々が数ヶ月も我が社に押し寄せ、倒産の危機に直面したのです。 このニュースデーターは正しいのです。しかし条件が全く違うのです。何処の国でも労働者の主力は男性で、平均年齢が40歳前後です。所が当時の韓国は、若年労働を吸収する電気製品の組み立てとか、縫製とか、要は若い未熟練労働者の雇用を促進する外資企業しか認めなかったのです。 だから、日本から、大勢の弱年労働者を雇用する企業だけが進出したのです。韓国の労働者の平均賃金は、当然全員の平均です。日本から進出した企業は全て16歳や17歳の女性を雇用する企業だけですので、その平均となります。その平均と韓国全体の平均を比べること自体意味は無いのですが、朝日新聞はわざとにそうしたのです。 日本からの進出企業がいかに悪いかをデータ―で知らしめる為の作為なのです。同じような業種の韓国企業の平均と比較するのが、当然ではないでしょうか。もしそうすると、日本からの進出企業の方が遥かに良い給料を払っていたから、そのデータ―を握り潰したです。これを捏造と言わずに何が捏造でしょうか。地元の企業より悪い賃金で企業進出などできる筈無いのです。 今回のプリンスホテルの障害者施設と東横インの障害者施設の差を並べ上げるのも同じ捏造なのです。東横インと同じ規模のビジネスホテルと比較するべきです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.12 19:43:10
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