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カテゴリ:国内政治経済
今の著作権は死後50年である。この50年でも長いと思っていたのに、圧力団体である文芸協会や音楽著作権協会や美術家連盟や写真ユニオン等は、70年を要求しているそうで、驚きを通り越し、怒りを覚えた。 大分前、30年だった著作権が、50年に延びた時も、酷いと思ったものであった。酷いと言う私の理由は簡単である。新しい発明発見である特許が15年しか権利が無いのである。著作権も特許も、新しい創造であるが、どうして著作権だけがそんなに権利が長いのか、幾ら考えても理由が分からず、理解出来なかったと言うだけだった。 特許だけが15年で昔から据え置きなのに、どうして著作権だけが、ドンドン伸びるのか、その明白な理由を言って欲しい。 長くなればなるほど、作家の子孫が潤うだけで、その分一般の国民が損をするのである。特許が15年で短いから、特許の切れたジェネリック医薬品とか言う薬が安く国民に提供され、医療面での素晴らしい朗報となっている。 それと同じように、著作権も短くして、大衆に還元するのが良いと思うのだが。圧力団体達は、集まって力を発揮できるが、我々被害者は個々で反対するしかなく、力を糾合できず、結局彼等の言いなりになっているのが、今の社会である。70年延長要請は不合理な不公正な社会悪である。
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Last updated
2006.09.30 15:40:58
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