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カテゴリ:国内政治経済
高知県の四万十町は、最近3町村が合併して出来た小さい町である。その3町村の議員達が在任特例を適用して、そのまま41名が議員として居座った。当然住民からの反発で、議員が多過ぎるとのリコール運動が沸き起こり、住民の3分の1以上の賛成署名が集まった。 だけど、解散の是非を決める公的な投票には経費が掛かるから、住民の署名は、議会に対して自主的な辞職を要求したのだが、議会では自主解散をしないと決めた。そして恥ずかしい事に、議員報酬を10%から20%下げるから、任期一杯議員で居座りたいと、議会で決めたのだ。 そんな事を決める事自体、恥かしい筈だが、厚顔無恥とはこの事である。これは人間の顔をした、馬鹿な阿呆ドモである。よくも平気な顔で、報酬を下げるから議員で居座りたいとは、情けない人達である。本心は誰でもそうだろうが、公には恥かしくて言えないのだが。 こうなると、解散かどうかの投票となるだろうが、投票には1500万円の税金が無駄に使われるのである。 住民投票になると100%解散は判り切っているのに、辞職をしない議員達の多い事よ。 そして、リコール派が、再協議し、新しい町の議員定数である26名の合計報酬を41名で割り、議会運営費も26人分に下げるなら、解散投票に持ち込まないと決めた。つまり44%の議員報酬のダウンとなるそうである。 それを9月30日の議会で、受け入れた。恥かしい限りである。所が、実際には議員報酬のダウン率は35%に収まった。理由は自ら議員を辞職したまともな人が数名出たからである。それにしても、安い報酬である。議長で18万円、副議長で14万円、一般議員で11万円だそうである。こんな少ない報酬なら始から議員報酬はゼロとするのが良いのではなかろうか? 地方議員が無給となると、無給のボランティアだから、誰もたからない。だから選挙そのものが正しくなるのではなかろうか。地方議員の選挙は無茶苦茶である。4年間の報酬を全て使わないと当選しない。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.31 23:09:15
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