|
カテゴリ:経済
高知新聞に掲載された高知信金の利益が、凄い利益計上だった。普通なら興味も無く、見出ししか読まなかったが、どうしてこんなに儲けたのかと新聞を詳しく読んでしまった。 集めた預金が3800億円の小さな信金である。そして、貸付金が920億円しかない。なのに有価証券、つまり株式と思うが7100億円もあるのだ。 これは一体何なのか?県民から預金を掻き集め、事業資金への貸し出しはホンの一部で、大半を株式投資にうつつを抜かしていると言う構図ではなかろうか? こんな経営で、今は株が上がっているから、空前の利益を上げられたから良いものの、株が下がったらどうなるのだろう。この経営を金融庁が、認めているようであり、どうも腑に落ちない。 片や、高知で一番大きい四国銀行も出ていた。利益は僅かで、預金は2兆2400億円、貸付金が1兆6000億円。有価証券は、奇しくも高知信金と同じ7100億円であった。 上記が高知という片田舎の2つの金融会社の昨年の実績である。企業は儲けたら良いのだが、預金者の安全を考えると、堅実な儲けが肝心だと思うが、株式投資は堅実なのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.28 23:06:03
コメント(0) | コメントを書く
[経済] カテゴリの最新記事
|