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カテゴリ:趣味の木工
二階の床を支える梁だが、間に柱を入れる事は難しいから、約4メーター弱ある長さの梁となる。要は梁の厚さで、しわりに対する抵抗力がでるのである。 其処で、色々と考えた。今まで積み重ねた10CMの太鼓状の丸太を3本重ねてボルトで締めると、30CMの厚さの梁となるが、その作業は今までの延長でしかない。やはり新しい作業を経験してみたいのである。 また最近、近所の田圃のクロガリを刈り上げ、杉檜の丸太を沢山入手した。その丸太の中で、元が20CM、先が15CM前後の丸太を4本選んだ。これを梁の補強材とする計画である。 また、太鼓状にカットして貰う丸太も太いのを4本選び、10CMでなく12CM幅でカットしてもらう。それを梁として、その下にこの写真の丸太を吊り上げて、ボルトでひっ付けて締めると、厚さが32CMから27CMの梁となる、と考えたのだ。 色々な作業の中で、皆さまには理解の出来ない事があるだろうが、要は材木が重く、私一人で持ち上げが可能な工法を色々考えて遣っている。 写真の梁の補強材は、元が直径20CM、先が15CMで、これは生木だから恐らく200キロもは無いだろうが150キロは十分にある。どうして持ち上げができるかである。 丸太は先が細いので軽く、元は太いので重い。私で持ち上げの可能なのは先だけなのである。この事実に注目し、この皮剥ぎの台に乗せるのにも、ジックリ考える。其処で、先ず先の方を持ち上げ、台に乗せるが、その台の位置が問題なのだ。 台より1メーター先が出るようにセットして持ち上げて、台に乗せるのである。そうすると、台より先の重さが天秤の力で、元を持ち上げる時にマイナスの力となり、元の持ち上げが無理だったのに、持ち上げが可能となるので、写真ように台に乗せたのである。 だから、梁の補強材として現場に持ち上げるのは、その時に詳しく写真と一緒に説明するが、重さを転がりまさつ変え、ロープで吊れば可能と思ってやっている。 写真で見ると、それほど重いとは思えないだろうが、生木であり。驚くほど重いのである。乾くと恐らく半分以下の重量になる。だけど乾くまで待つ事は無理なのだ。3年は掛るから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.05 22:46:53
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