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カテゴリ:趣味の木工
4月9日、貰った杉を運ぶ日である。実は数日前から気になって悩んでいる事があった。それは大きなトラックをリースで借りても、国道や県道の広い道は良いとして、我が部落に入る道は細く、その中でもヘヤピンカーブが4か所ある。
日光の中禅寺湖に登る時にあるあの曲がりくねったつづら折りカーブがあるのだ。しかも道幅は狭い。果たしてその長いトラックが曲がれるのか、全く不明なのである。 その日の朝、犬の散歩を兼ねて、その一番厳しいヘヤーピンカーブを見に行った。荷台の長さが5.75メーターあり、運転席を含めると恐らく8メーターはあるだろう。 犬とジックリとカーブを検証したが、はやり無理だと思った。曲がれないから、カーブの外側に運転席を出し、バックに方向を変え、次のヘヤーピンカーブで、同じように御尻をカーブの外に出し、前進に変える方法しか無いと悟った。 次の問題は、現場に着いて、ユーターンが可能かどうかである。現場の近くに道が広くなった所があり、丁度女房が世話しているミカン園が見える所でなら、ユ-ターンも可能な感じがした。 そして朝9時頃、レンタル会社でトラックを借りた。1日1万500円だった。値段はどっちでも良いのだが、慣れていない大きな車を運転するという精神的重圧が、結構大きく、しかもあのカーブはどうなるかと、ハラハラしているから、気分的には厳しいモノであった。 そしてとうとう、問題のヘヤーピンカーブに着いた。そして朝のシュミレーションの通り、バックに変え、次のカーブで前進に変え、現場に着いて、ホットした。精神的な重圧から解放された。 約束の11時に、パワーシャベルの持ち主である建設会社の社長が来て呉れ、杉を積んで呉れた。 そして、こんなに重い荷物を積んだ場合、器具を使ってワイヤーで荷物を締めあげない限り、完全な固定はできない。つまり、急ブレーキを掛けると、杉が運転席を突き破り、運転している私を押し潰すのである。だから、気分的にも余り余裕がある運転はできなかった。 製材所ではリフトを借りて、杉を降ろしたが、その後で、トラックの横のバタという、荷が落ちないようにしているのを持ち上げようとしても、6メーター弱の長さだからどうしても一人で持ち上げができない。 製材所の人に手伝って貰ったが、こんなに重いバタなら、一人で運送している人は力が強いのか、それとも私の腕力が減退しなのか、多分私の腕が弱くなったのだろうと実感しあたものであった。 そしてもう歳なのか、このような慣れていない大きな荷物を運ぶのは凄く疲れれしまった。 レンタル会社にて、 このトラックを借りた。横の軽トラは私の 杉にワイヤーを掛け、パワーシャベルでトラックに積んでいる所 杉を積み終え、通行の邪魔にならない広い所に駐車した所、向こうに女房が世話しているミカン山が見える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.10 06:39:51
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