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カテゴリ:国内政治経済
高知新聞の20日の投書欄に、或る医者からの原稿が掲載された。その中で、菅総理に対するさまつな理由の退陣要求だと書いていたが、さまつな理由だろうか?
例えば尖閣問題で、船長釈放は検察の判断だったと責任を擦り付けた。90%の国民がそれは嘘だと分かっている。 だから「政府による外交的判断で、命令すれば指揮権発動になり、法的問題があるから、検察にお願いしました」と真実を述べたとしたら、その後は全く違った展開に成っていた。 原発事故でも、2カ月も経過してから、メルトダウンを東電の判断だったと逃げた。しかも浜岡原発を中電にお願いの形で止め、国民の支持を得てからの国会発言であったが、首相がメルトダウンを、もし本当に知らなかったら、首相が務まるだろうか。 これも「国民がパニックを起こさない為にそうしました。国民の為だったと今でも思っております。申し訳ありませんでした」と真実を言えば、菅総理の信頼は増したのではなかろうか。 このように重大事件で、一国の首相たるものが、嘘と分かる責任転嫁を公然と遣って、国民の大半が政府を信じないようになった以上、民主主義は成り立たない。国民には小数の馬鹿も居るが、大半が冷静に判断できるのだ。 一国のリーダーが保身の為に嘘を付くとは!これは本人の資質であり、1秒でも早く退陣するのが日本の為だ。嵐の中で船長を換えるのは良く無いという意見もあるが、ダラ菅が居座る事の方が問題だ。 鳩山は1秒先が読めない馬鹿だったが、菅は首相に成りたいだけの、一国のリーダーには成りえない凡庸な真面目だが腹の無い1国民でしかない。 だけど先の選挙で、これだけ民主党に国民が票を入れた以上、民主党は4年間選挙をしないだろうから、次の総理を民主党から出すしか道はない。碌な人間が居ないのも事実で、辛いものだ。 民主党の誰が成っても同じだと言う意見もまた正しく、後2年、我慢しかないのか?最終は首相を決める仕組みを変える以外に道は無いのだが、それには憲法を変える以外に方法が無い。 だから改憲論には、9条以外にも国家組織の変革も必要なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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