土佐一人新聞

　東京都より先に国が尖閣諸島を２０億円で購入したいと、国が地権者に打診したそうだ。一体国は何を考えているのだろう？ホント馬鹿でなかろうか。

　東京都に集まった尖閣購入の寄付金が１４億円弱だから、それより多い額を持ち主に提示したそうである。

　大勢が集まりこれだけ馬鹿になれるのが理解できない。都が買っても、何時までも都が所有する訳にも行かず、国に寄付すると石原知事が意思を表明しているのに、どう言う意味だろう。

　都に集まった寄付金額より多額のお金を示すと、価格を引き上げた事になってしまう。つまり税の無駄使いそのものなのだ。

　中国に厳しい石原知事の都が所有すると、中国がどう出るか分からないと言うが、国が持っても、中国の動きは全く同じなのだ。そんな事が分からないのだろうか？

　国家が所有するより、都が所有する方が、中国が怒ると思っているようだが、逆でなかろうか。馬鹿もいい加減にして欲しい。

　大問題は、都が所有した瞬間に中国軍が尖閣諸島に乗りこむ可能性がある。それをどう海保で止めるかだろう。

　尖閣諸島周辺の海にはアブダビに匹敵するだけの油が埋蔵されている。海保が数名死んでも死守しないとならない。何故ならもし中国軍が上陸したら、それが最後、戦争をしない限り、中国が実効支配し、中国の領土にされる。

　だから最終は両国が仲良く共同開発する以外に平和な解決方法はないと思う。