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カテゴリ:国際問題
最近、国会で問題になったが、韓国を狙ったヘイトデモが日本にあるそうだ。新聞に掲載されるまで、全く知らなかった。 それも、日本に住んでいる韓国人を狙ったヘイトデモが多発しているようである。これはヨーロッパ各国でも頻繁に起きているようで、特にドイツではトルコ人が多く移住しており、トルコを狙ったヘイトスピーチが多発している。 私は昔韓国に住んでいたが、日韓問題が発生するとタクシーにも乗せて呉れなかった。どうしても発音が日本語なまりになるので、私が日本人と分かるようだった。頭に来るし、少々怖い。だけど、マスコミに踊らされた韓国人が自由に自分の意思を示しているとしか考えなかった。 その内、自分は在日韓国人だと、嘘を言ってすり抜ける方法も発見したし、発音も良くなったのか、韓国人で通るようになった。日本人も韓国人も顔には差はないのだ。 このように民族同士、国家同士で反発したヘイトデモ等は、相手に悪い事は間違い無いが、今回の問題で、私が懸念するのは、では韓国で、または中国でもヘイトの反日デモを遣っているのを、どうして日本は黙認しなければならないのだろうか。 そして反日デモ等では、日本で言って居るヘイトスピーチ以上の過激な表現が一杯あるではないか。つまり日本人を殺せとか踏み潰せか、死んでしまえとか、遣っ付けろとか、厳しい言葉を選んで叫んでいる。 また少し前に、中国では大きな反日デモが起き、日本企業が襲われ、多大の損害を受けたが、中国政府は知らん顔で、何も補償もしない。 もし、日本で何処かの国を反対する過激デモが起こり、その国から来ている企業を破壊し、商品を奪ったら、これは日本政府が補償するべきと思うが、この前の反日デモで、中国政府は全く知らん顔だ。これ等は自由で、日本での反韓、反中はダメだと言うのが、韓国と中国の主張である。 どうもその点が、良く分からない。お互いに良い事ではないのは明らかだが、日本だけが黙って我慢するべきでも無いと思うが、如何なものだろうか。 そして、外圧による或る程度までの恐れとか不安は、一致団結する力になり、発展に繋がるが、それを超えた侮蔑とか脅迫とかは、お互いに破壊行為に繋がるようになるから、ヘイトスピーチが良い筈がない。だけど何処までなら良いデモで、或る線を越えたら、悪いデモだと言う基準が分からない。 韓国の政府高官が来日し「幾ら表現の自由があると言っても、程度問題だ」と日本のヘイトデモに文句を言ったが、意味は良く分かる。が、そしたら韓国の反日ヘイトデモを、韓国政府がどう取り締まるかである。 つまり韓国でも中国でも、ある程度以上の反日表現は取り締まると言うのなら、日本も過激表現の取り締まりが必要だが、どうなのだろうか。皆さんはどう感じますか。 だけど、こういうマイナス行為をする人間は、韓国人だろうと、中国人だろうと、日本人だろうと、弱い人間ではなかろうか。一人なら何も出来ない弱い人達のような気がする。 また、ヘイトデモで、自国の国旗を持ち出すのは、賛成出来ない。恥ずかしくないのだろうか。国旗を持ち出す資格が無い民衆のように思うが、多分、其処まで感じる感受性が無い人々なのだろう。 中国では「愛国無罪」と叫んで、若者が暴れるが、これはヘイトスピーチで国旗を振るのと同じで、真の愛国ではなく、自分の行為は何となく後ろめたく、悪いと感じているが、それを正当化したいだけと思う。
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