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カテゴリ:趣味の木工
高知には「ユズ」と言う酢ミカンがある。酢ミカンの事を香酸柑橘と言うそうだが、大分はカボスだし、徳島はスダチで、香川はダイダイと言っていたが、それぞれの地方にそれぞれの香りの良い酢ミカンがある。
高知のユズは、馬路村農協では大成功をして、「ごっくん馬路村」のネーミングでジュースを全国に販売し、30億円にも成る。人口1000人少々の村なのに、元気が良い。 そして近所の人が、ユズ絞り器を持って来て「これは借り物なので、返さないとならないが、同じモノを作れないだろうか」と言われた。 さて、出来ない事はないだろうが、問題は中にセットしている刃だ。柑橘を2つに切る部分だが、こんな刃は販売していないから、包丁か何かを利用する以外に道は無いだろう。 早速、街のDIYに行った。ステンレスの薄い板を売って居たから、利用できそうだが、問題はステンを加工する道具を私は持っていない。ステンは錆びないので、良いのだが、ステンは鉄より硬いから、どんな道具でカットするのか分からない。 その点を、頼んだ近所の人に言うと、その人が数年前にステンの流し台を壊したのが有るし、カットする道具も持っていると、言う。 絞り器を1台も2台も、作る手間は、それ程変わらないから、2台を作る積りで、私が言ったサイズで、その人に2枚ステンを切って貰った。 そして、試行錯誤しながら、作った。左手でミカンを刃の上に乗せ、右手で、グウッと板を押さえると、半分に切れたミカンが圧縮され、押さえた右手の下にジュースが流れて来るから、その下にボールを置いていると、その中にジュースが溜まります。1台を、その近所に持って行き、1台はピアノ仲間に上げる事にした。 もし、欲しい人が居るなら、作って送りますよ。3000円でどうですか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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