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カテゴリ:国際問題
下記の新聞ニュースを見て欲しい。JRの運転手が、線路に放尿したそうである。便所まで行くと一寸遠いし、少々出発が遅れるから、そうしたようだ。このニュースを見ただけで、常識を疑ったが、良く考えると、これも50年前なら、当然の行為だったのだ。
昔は列車の便所は全て線路に垂れ流しだった。便所に入ると、便器の穴の下に線路が走っているのが見えたのです。 だから、列車が止まって居る時は、使用しないで、走っている時に便所に行く様な常識があった。 そして、東京オリンピックに合わせて、新幹線が開通したが、その時から、便所は汚物を床下に貯めるようになり、施設のある場所で汚物を回収するようになり、段々と全ての列車もそうなった。 だから、昔は線路に屎尿を撒き散らすのが常識だったのです。走っている列車からですので、風圧で、その飛沫は、恐らく20メーター位は周囲に飛んだのでしょうね。線路横の家など、大変な環境だったのです。 このニュースで、常識は常に変化して行くと、再確認しました。そして思い出したのは、慰安婦問題だった。 韓国は今の常識で、昔を糾弾しているのです。これは変ですよね。犯罪を裁く場合も、犯罪を犯した時点の法律で裁きます。 事後法と言って、事件の後で作った法律では裁けません。それを許すと、時の為政者が思い通りの政治をする事が可能だからです。 この悪い代表例が東京裁判で、事後法で裁いたと糾弾する法学者が居ますが、慰安婦では誰も言って居ないようです。 つまり、売春は当然であった時代の事で、今の常識で裁くのは変だと言う人は余り居ないから、私は言いたいのです。 事後法は悪であり、今の常識で70年もの昔を見ております。これが問題なのです。こんな事を許してしていると、少し前の常識は多くが違法となり、新しい法で裁くと、大勢の人が罪となるでしょう。 私が韓国に赴任していたのは40年も前ですが、当時は誰も慰安婦問題は言いませんでした。売春に対する世界の常識が段々と変化して行ったバックグラウンドの中で、朝日新聞が作った誤報に韓国のマスコミが乗ったのです。 しかも、論点を売春から逸らしました。つまり朝日の誤報にある様に軍(政府)が遣ったと、したのです。 だけど売春が普通の商売だった時代の常識から、考えると、もし軍が遣ったとしても、大きな問題では無いと言えます。しかも軍が遣った証拠は未だに無いのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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