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カテゴリ:国際問題
私は高知大学で授業を受けているが、その1つに中国の歴史がある。その18日の授業で、参考の為に見せて呉れた中国の歴史教科書を見て、驚いた。教科書の厚さが全く違うのだ。 写真の中国教科書は、中学生用のモノで、日本で研究する為に、日本語にした日本の本だが、この厚さには驚いた。 余りにも厚く、重いから、実際の教科書は6冊に分かれているそうだ。その1冊が丁度日本の歴史教科書の厚さと似ていた。
一方の日本の高校の教科書だ。これだけ薄い。
中国の歴史は非常に古く、歴史の長さから言っても、日本の倍以上はあるのだから、当然2倍の厚さになるのだが、6倍の厚さであり、必要以上に、詳しく記述しているのだろう。 これだけ厚いと、教科書以外の事を先生は、全く喋れないだろうし、1教科で、これだけのボリュームがあると、子供は覚え切れないから、大変だろうと思う。 これから想像すると、アメリカの歴史は、教科書が非常に薄いのではなかろうか。歴史を教えるとしても僅かな期間であり、4~500年しかない。 1492年にコロンブスがアメリカを発見してからであり、実際には1620年のメイフラワー号位から位で、江戸時代の終わり頃の1840年頃のアイルランドのジャガイモ飢饉で、多くの餓死者が出、大勢がアメリカに移住し、アメリカ人の中で大きな人口構成となっているようだ。 だから非常に歴史は浅いのだ。まあ先住民の歴史から言い始めると、長い歴史はあるが、実際には今の国民の殆どが移民の子孫なのだから、先住民の歴史は、99%のアメリカ人には意味が薄い。 また大陸国家にとっては、民族が何度も何度も入れ変わって居るのだし、民族では無く、その地方の歴史を教えているのだろう。歴史とは、国に寄って大きく違うのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.23 06:34:33
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