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カテゴリ:国内政治経済
数日前からインターネットが繋がらず困って居りました。やっとプロの方に来て貰い、Wi-Fiの所を修理して貰っております。それでは、またブログを流し始めます。
人口400名の過疎村の将来が日本中の話題になった。私もこのブログで6月3日に意見を出した。 そしてその後も諸々の報道があったが、核心を突く意見は出なかった。核心を突くと言うのは、遠い将来も、自治村を維持できるのかと言う問題であり、当面の、つまり6~7年先の事など、それ程重要ではないのに、結局は当面の問題だけに絞った議論しか無かった。 人数が極端に少なくても、やる気のある、リーダーシップを少々でも持った人材がある程度含まれているなら、200名や300名の人口でも、自治村の維持は可能だろうが、その人材が居ない件を言わずに、どうするかの議論は、無意味だった。 そして日本では、言っては成らないタブーがある。それは人の能力差を公の場で発言する事であり、実はこの大川村も、それが大きいと想像できる。 リーダーに成り得る人材が少ないのです。その様な人材の大半が都会に行ってしまったのだ。 都会生まれの人には分からないだろうが、田舎で育った人なら、誰もが知って居る事実である。生まれ育った子供の半数以上が都会に行くのだ。しかも平均的に比較的上のランクが都会に行く。 これは厳しい現実なのだ。だけど、今の日本では、その件は言えない社会に成っている。 しかも、この大川村にある職場は村役場だけであり、役場の職員は公務員であり、兼職禁止で、議員に成れない。 山の産業と言うと、広い平野が有る筈もなく、材木だけなのだが、それが疲弊しており、材木価格が変わらないとなると、400名のお年寄りばかりで、これからも益々人口は減って行くし、自治村維持は無理なのだ。 私の独断と偏見の意見だが、近隣町村も同じ状態だから、合併しても面積が広くなるだけで、私は高知市の飛び地として、高知に合併して貰う以外に道は無い様に思う。 まあ、高知市は迷惑かも知れないが、大川村の自治村維持は無理だと言うのが私の結論であり、ではどうするのかを、議論して欲しかった。 村総会など、ドダイ無理な相談なのだ。山の上や、谷の方に数軒の人家が点々と残っている広い広い山間地なのだ。 だけど、光明も無い訳では無い。即ち材木価格である。何時までも安い外国産の材木が無限に入って来る訳では無い。 何時か、各国の資源ナショナリズムで、材木価格が上昇する。そうなると日本の過疎村は、無尽の財産を抱えた事になり、若者も帰還する筈だ。今でも、毎年、杉や檜の良材が毎年成長し、太くなり、山に蓄積されているのだ。 でも、今回の議論で良かった点もあった。それは全国の話題に成った事で、各地にこのような過疎村が有るだろうから、少々は参考に成っただろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.11 10:50:29
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