土佐一人新聞

　７月１９日のブログで報告したが、この春に分蜂して入って呉れた箱が、この夏の猛暑で、巣が溶け、底に落ちたのがあった。
　巣は蝋で出来ているから、こんな事はある程度分かっているのだから、先に対策を立て、箱に太陽光が当たらない様に、何か日蔭を作って遣るべきが、遅かったのだ。私の対策ミスだった。

其処で仕方なく、その巣の蜜を絞ったのだが、要は今年の春の新しい巣であり、蜜に水分が多いようだ。
　其処で、乾燥剤を買ってきて、大きな箱に絞った蜜を容器のまま入れ、横に乾燥剤を置いて、その箱の蓋をして、密閉した。少しでも蜜の水分を取り除く作業なのです。

そして８月８日、もう２０日も乾燥剤と一緒に置いたのだし、もう良いだろうと、ガーゼで蜜を濾しながら、９００CCのペットボトルに入れて行った。

５本も採れたので、体積は４、５リッターなので、重さを測ると５．４キロあった。それで、比重計算すると１．２だから、やはり水分が多い様だ。水分が少ない完全な蜜は、比重は１．３なのだ。

やっぱり、少々発酵しているようで、冷蔵庫で保管しないと成らないようだ。要は早く食べてしまうべきだが、余りにも量が多いから、娘家族に送ろうと思っている。




　この様に、ガーゼで濾しながら、ペットボトルに入れた。



　　これだけ獲れた。右端は、色々な容器等に着いた蜜の荒い水です。この荒い水も少々甘いのでコーヒーが飲めます。



　　実は、この写真の様に、太陽光が箱に当たらない様にしないと、巣が溶けて底に落ちるのです。