土佐一人新聞

　私がピアノを弾いているとブログに載せたら、或る人から、「リストのラ　カンパネラを弾いたら」とコメントが入っていた。

　「リストのラ　カンパネラ」は大昔に聞いた事ある曲名だが、どんな曲か忘れていた。

どんな曲だったかと、ユーチューブで２名の演奏を聞いた。一人は有名な盲目のピアニスト辻井さんだった。

　聞いて、又画面を見て分かったが、この曲は私等ヨチヨチ歩きの素人が弾ける曲ではない。余りにも指の動きが早い曲だ。素人で、こんな早い動きの曲を弾ける筈が無い。

　私は毎日1時間～1時間３０分ピアノを弾いているが、ピアノのプロになると毎日１０時間も練習をしていると聞いて驚いた。上手な上に、練習量が違うのだ。

　私は飽きっぽい性格で、数時間もピアノを弾いたり、絵画を描いたりした事は無い。１時間少々が限界だ。

木工なら好きな趣味なのだろう、１日遣っていても飽きないのだから。つまりホントの趣味では無い様だ。暇だから遣っているだけだ。

また先日、絵画クラブに行くと、或る叔母さんがＣＤを呉れた。知り合いの息子さんのピアノ曲だと言う。

　１２曲入っていたが、「ラ　カンパネラ」も入っていたので、車を運転中に聞いて驚いた。その他１１曲も全て難しい曲ばかりだった。

それにしても、どんな世界でも、上には上が居るものだ。こんな曲を弾けるのも驚きだが、それを作曲する人がこの世に居るのだから。上には上が居るのが世の中だ。