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カテゴリ:国内政治経済
日本は殆どが山林で、山林面積は国土の66%もある。つまり日本に材木は一杯有り、1955年には自給率が94%だった。 だけどドンドン自給率が下がり、2000年には18%まで落ちてしまった。その後段々と回復し、最近は34%までに成った。 そして一番大切な食糧だが、この自給率も37%しか無く、もし何か問題が発生し、輸入がストップすると、大勢が餓死する。 この理由は美味しいモノを食べようとするからで、例えば牛肉ですが、牛の飼料は略100%輸入なのです。周りが海なのに、美味しい魚を、又、休耕田が一杯有るのに、米食を減らして他の穀物を輸入する。 日本に無いモノなら、つまり油やガスの様に輸入に頼るのは仕方ない。だけどウクライナの様な問題が発生する可能性が有る以上、重要な物をコストが安いからと、輸入に頼るのは、どうなのだろうか? 安く外国から買えるのに、わざわざ高い国産品の生産を維持させるのは、問題も有るとの意見も多く、何時の間にか輸入に頼ってしまう政策に成っていた。 材木は平野に下ろして来て、売れる商品で、人件費の高い日本では、伐採し山から下ろすコストが高く、つまり山の値段はゼロに近いのです。 適切に山林管理ができる値段に成る可能性は中々難しいが、山は空気を浄化し、エネルギーを貯め込んでおり、燃料にもなる。 間伐材や捨てる枝を燃やす発電所が、高知県内に数か所出最近オープンしたが、これが山林経営の追い風に成ると良いのだが、マダマダ微々たるものだ。 又、CLTと言う材木の張り合わせ(材木は横に弱いから、縦横に張り合わせ、強度を増す)素材で、西洋では6~7階のビルまで木材で建てているそうだ。これを日本でも、認めると、木材の需要は大きく伸びる。 何故なら日本の一軒家住宅は殆どが木材で建てられているから、これが5~6階位までのマンションやアパートも木材で建てられる法律に変えると、木材の需要は大きく伸びる。 しかも日本の材木は見た目も匂いも、外材とは大きく違っており、素晴らしいモノが多い。
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Last updated
2022.05.23 05:56:04
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