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カテゴリ:音楽
私は暇でする事も無いから、珍しいだろうが琴を弾いている。長女が子供の頃に習っていたのですが、長女家族が20年程前に、アメリカに転勤で行った時、琴を我が家に置いて行ったのです。 だから、もう一つの琴を買って、女房と高音と低音に分かれて合奏が出来る様にして、琴の練習を始めたが、もう10年も弾いて居なかった。だけど暇なので、また弾き始めただけです。 そして話は変わるが、9日の朝、パソコンズームで源氏物語の話を聞いたのだが、その中に琴が出て来た。 平安時代の1008年に紫式部によって書かれた長編小説で、しかも世界で一番古い小説だろうと思う。 其処で、琴は何時頃から、日本に有ったのか、調べたのですが、「こと」を調べると、漢字には「琴」と「箏」がある。一般的には「琴」が多く用いられていますが、この二つはどう違うのだろうか? もともと「こと」とは古代日本では弦楽器の総称らしかった。そして奈良時代に中国から「箏」が入って来て、日本の「こと」と融合したようである。「箏」には可動式の支柱で音程を作りました。 それに対し「琴」にはこの支柱が無く、指で絃を押さえ音程を作っていたようです。 ですから、現在一般的に「こと」という楽器は支柱があるから、「箏」の漢字が正しいのでしょう。 だけど、現代では琴(きん)も箏(そう)も「こと」といっていますから、間違いではない。 柱を移動させて、正しい音階を作ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.10 06:24:51
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