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ひよきちわーるど

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2007.01.20
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カテゴリ:娘に

毎日多忙を極めております。

1日のうち4つも5つも用事が重なりまして
それらのことをこなすだけで精一杯の日々です。

今日は家事を手早く済ませましたあと、大阪の病院に参りまして
夕方からは娘の歯医者。

大阪に行って、帰って参りますまで数時間は必要ですし
歯医者にしましても2時間以上かかるわけです。
その合間を縫って家の中のことをすませ、そして信仰活動。

そのたびに心のスイッチを切り替え
短時間で効率よく動けるよう考えます。



ふしぎなもので そんな多忙な時ほど本をよく読むのですね。
今日は電車での移動途中で2冊ほど読了致しました。

え? 娘の歯医者の時にも待合室で存分に読めたのではないかって?
まさか(笑)。大の歯医者嫌いのひよきちですよ。

我が娘が歯医者に行くと決まってからの数日間、心配で夜もあまり眠れませんで
昨晩など3時間しか眠っていないんです(笑)。
麻酔はちゃんと効くのだろうかとか、痛くないかとか、
もう、心配事など次から次へと出てくるのですね。

待合室にいるときでさえも あなた、宙の一点を見つめてですね、
手にはハンカチなぞ握りしめ
「痛くありませんように」と、娘のためにひたすら祈っているわけなのです。
(お、お笑いになってはいけませんぞ)


当の本人である娘はどうしているのかって?
彼女は至って冷静でして
待合室にいるときでさえも「名探偵コナン」なぞ読んで大笑いしているのです。

片や漫画を読んで大笑いし、片や青ざめた顔で思い詰めているわけで
私と娘は顔も全く似ておりませんけれども性格も対照的なのですね(笑)。

・・・親というものはこういうものなのだろうな・・と思うのです。
何をやるにも、我が子のことを心配してしまうわけでして。




結婚し、夫のためにそして娘のために自分の時間を使っていく。
確かに自分のことをする時間がどんどん削られてしまって
1日の大半を家族のために過ごすことが多くなってきているわけですけれども
ようやくこの年齢になり「これでよいのだ」と思えるようになっているのです。
もちろん自己犠牲だとかそういうものではありません。

もう少し若い頃は言葉に出来ない焦燥感がありました。
お台所の仕事にしたってそうです。
お料理をして片付けをして流しがきれいになったとしましても
その翌日にはまた材料を広げ散らかっていくわけでしょう?

家の中を片付けましても、小さな娘がどんどん散らかしてくれるわけです。

自分のやっていることが形として残っていかぬ焦りを感じた時期もありました。
自分の日々していることはまるで砂の城ではないかと。
作っても作ってもすぐに崩れ去り、また1からやり直さなければならないわけです。
それまで合理性ばかりを追求していた私にとりまして苦悩の日々でもありました。



けれどいつからでしょう。そういう焦りを感じなくなってきているのです。
おそらくは娘の言葉や行動を見て、自分のやってきたことが必ずしも無駄ではなかったのだと
私自身、気付くことができたからではないでしょうか。


・・娘の離乳食の時からお野菜をふんだんに使い、
化学調味料は使わずにお出汁をとって参りました。
素材に必要以上に手をかけず、まずは素材を吟味することから始めました。

娘が眠る前には昔話を読んだり お歌を歌ったり
歴史上の人物について語ったりしました。

道に咲くお花を見て 娘と2人「きれいねえ」とお話しして参りました。




そんな小さな小さな出来事が
娘の心の中にいつしか積み重なっていたのだろうかと。

あの頃 形として何も残らないではないかと悩んでいたものだけれど
ただそれは、自分の眼に映っていなかっただけではないかと。




娘との この11年余り。
何とゆたかな時間であったことだろうと思うのです。





子どもを授かったことで多くの苦しみにも出逢いました。
自身の中に隠されている「修羅」に気付かされました。
確かに楽しいことばかりであったわけではありません。
もちろんこれからも様々思い悩むことが出てくることでしょう。

我が子は未熟なこの私に、忍耐する力を 人を愛する力を教えてくれました。
なにものにもかえがたい力です。







娘に。 

生まれたばかりの貴女がこんなに大きくなるなんて
そして私に多くのことを教えてくれるなんて

あの頃、ただただ必死だった私には気付かないことばかりでした。



貴女の笑顔に何度 勇気づけられたことでしょう。

本当にありがとう。






ママが貴女のことを思った分だけ

これからもずっと 

貴女の上に幸せが降りつもりますように。










名を呼べば 瞳みひらき はにかみて

         花の如くに吾子は笑ひぬ



















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Last updated  2015.08.03 16:00:54
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