2007/04/12(木)22:19
組織に所属するということ。
組織に所属していることの、長所と短所、どちらもありますよね。
役割を分担して、各々の担当仕事に専念できたり、
何か起こったときに他のメンバーにフォローしてもらえたり、
同僚と励ましあいながらがんばることができたり。
反対に、
決められたルールに従わなくてはならないとか、
自分の意思とは別に、トップが決めたことを進めていかなくてはならないとか、
なにかを決定する際には、ものすごい人数の「承認(=捺印)」が必要とか…。。。
もちろん、会社によっても、所属する人によっても変わってくるので、
みんながみんなこう感じているとは思いません。
ただ、私が勤める会社は、典型的な【年功序列型ヒエラルキー】がいまだに確立されている、
コッテコテのニッポン企業!であるため、上記の項目がスラスラ出てきました(^^;
メーカーであるため、生産効率を上げるための業務管理とか業務改善が盛んで、
プロジェクトごとに大日程→中日程→小日程などでオシゴトが管理されています。
BMとTMを設定して、それをクリアするための方策とか、課題出しを一生懸命にやって、
今期の目標が決まったばかりの今日この頃。
工程をしっかり管理して、手戻りをなくそう!突発率を減らそう!
な~んていっていたばかりなのに、
鶴の一声により、ここ一ヶ月、プロジェクトのメンバーみんなで積み上げてきたものが、
一瞬にして変更になりました…(涙)。
あぁ…むなしいったら。。。
何かそれ相当の理由があるのならもちろんそれは変更するべきですが、
「なんかパッとしない」という、なんとも主観的で抽象的な理由なので、悲しい。。。
(→そして新しい案こそ、パッとしない…。)
…というかこれは、組織ウンヌンということではなく、
コミュニケーションの問題でしょうか?
結局、自分の部下たちがどのようなプロセスで仕事をしているのか理解できておらず、
ゆえにその変更によって”どれだけ莫大な手戻り経費”が発生するのかわからないため、
その変更が妥当なのかどうかの判断ができない。。。
そして部下からの信頼が得られるはずもなく、コミュニケーションがますます薄くなってしまうので、
いつまでたっても感情論でしか話ができない状態が続く。。。
悲しいですねぇ。
それでも、プロジェクトの仲間や他の部署のトップに励まされ、フォローしていただき、
どうにかゴールが見えてきた感じがします。本当にありがたいです。
それも、組織にいるからできること。
長所と短所。自分の意思と方向性。
やっぱり将来についてしっかり考えるべきタイミングに来ているんだな、と感じています。