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カテゴリ:アフリカの人々
ググはテンビサにすむ女性です。。
14才の時にレイプされ、HIVに感染しました。その時に身ごもった子どもルンギレちゃんを出産しました。ルンギレちゃんの感染も心配されましたが、幸い彼女はネガティブでした。 今、ググはカミングアウトし、南アの女性にその体験を伝えています。まだまだ南アでも珍しいことです。罹患率が妊婦の20%とか25%とかいう南アでも、エイズにかかった人はやはり差別されることが多いのです。 以前、日本から来たジャーナリストを連れて、エイズ治療の病院へ行きました。患者たちは「そんなことをしたって、私達になんの得があるの?」と撮影されることを拒みました。 あの時、どういう説明をしたのでしょう、はっきり覚えていません。でも彼女達の世話をしている神父さんが、怒っている女性に、「いつもの歌を歌ってくれ」と言ったのです。 あの歌声は、忘れることができません。深い悲しみを湛えた、ぞっとするほど美しい声でした。 さて、ググの方は、逞しくルンギレちゃんを育てながら、あちこちから呼ばれて話をしています。まず正しい知識を持つこと、たとえポジティブだったとしても人生を諦めないこと。 体験者の話は説得力があります。 少しでも生活費を稼ぎ出すため、ビーズアクセサリーを作って売っています。ぐぐのビーズは丁寧に作ってあります。 。。 何千キロも離れた国から、生きるために必死のエネルギーが伝わってきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年09月18日 20時30分43秒
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