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三重県伊賀市の壬生野保育園にうかがいました。
ずっと以前から定期的にうかがっているところです。 乳児クラスと幼児クラスの2回に分けて、絵本を読みました。 乳児クラスでは、眉毛で語る子がいます。 ページをめくるたびに、眉毛を大きく動かして、絵本の世界にどっぷり。 表情の豊かな子って、いいですね。 きっと、落ち着いた家庭環境なんでしょうね。 幼児クラスでは、クラスごとに、「何を読んでほしい?」と聞いていきました。 「う~ん?」と悩むクラス。テレビの番組やタレントの名前が出てくるクラス。「あんぱんまん」と言うクラス。いろいろあります。 そんな中、ひとりの保育士さんが、「この子、今朝、しんちゃんに読んでほしい絵本を言ってたんです」と。 そして、その子に、「しんちゃんに読んでほしい絵本、なんやった? 今朝、言ってたでしょ」と。 しばらくしてから、その子は小さな声で「ほうちょう」と言いいました。 ず~っと以前に、この保育園で、『ふしぎなナイフ』という絵本を読んだのですが、そのことですね。 ずっと、以前に読んだ絵本を、ちゃんと覚えていてくれたんですね。 そのことがうれしかったのは、もちろんですが、この保育士さんの対応もうれしかったですね。 朝方、その口から、読んでほしい絵本の話題が出たときは、この保育士さんもうれしかったんでしょう。 普段は、ぼくと子どもたちの掛け合いの中に入ってくる人ではないのですが、その子の気持ちをぼくに伝えたかったのでしょう。 ナイスです。 こういう保育士さん、ステキです。 子どものちょっとしたことを敏感にひろいあげ、それを昇華してあげることができる保育士さんは、ほんとにステキです。 この保育士さんに、拍手!拍手! これが、「ほうちょう」の絵本です。 (ブックドクターしん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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