東北復興のため、心をつなぐ映画を菰野町で!
菰野町町民センターホールで行われた、映画「エクレールお菓子放浪記」の関係者試写会に行ってきました。実は、今年1月、宮城県石巻に行ったときに、知り合いのホテルの社長から紹介されたのが、「シネマとうほく」という映画会社の社長さん。絵本を題材にした映画をつくるということで、ご紹介を受けたのですが、その際に話題に出たのが、震災前につくった映画「エクレールお菓子放浪記」。昨年3月10日に東京で試写会をして、さあ上映会、というときに、あの大震災です。映画上映は中止になりました。しかし、その後、上映運動が各地で起こり始めました。震災前のきれいな石巻が舞台になっています。エキストラの中には、震災で亡くなった方もおられます。シネマとうほくの社長は「不思議な力をもった映画です」と言います。この話を、菰野町の石原町長にご紹介させていただき、シネマとうほくの社長との会談も実現しました。町長は、すぐに実行委員会をつくり、菰野町の町民運動として、広く賛同を呼びかけ、5月に上映会という運びになりました。チケット代の5%は、実行委員会に協力金として支出されるのですが、実行委員会では、これを絵本に換えて被災地の子どもたちに贈るということです。とってもステキな映画でした。会場のあちこちですすり泣く声が聞こえました。ぼくも涙が出ました。ぼくは、被災地のいろんな思いと重なりました。年配の知人は「満州におったときのことと重なって、ずっと泣いてた」とおっしゃっていました。小学生から年配の方まで、いろんな視点で見れる映画です。映画終了後、会場中から拍手がわき起こりましたシネマとうほくの社長が言われたように、ここに至るプロセスも含めて、「不思議な力をもった映画です」。町外の人も、是非、みに来てください。【上映日】5月19日(土) 午後7時~ 5月20日(日) 午前10時~、午後1時30分~、午後4時~、午後7時~【場所】 菰野町町民センターホール【入場料】前売券 一般 1,000円 当日券 一般 1,500円 小中高生 800円 ※前売券は、菰野町役場 健康福祉課で扱っています。 ぼく(しん)にご連絡いただいてもOKです。(ブックドクターしん)